虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 SEE版届いた!

2005年02月03日 | 日記・雑記
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」SEE版届きました!
 また2~3度見てからきちんと感想は書き直したいけど、それほどたくさん加えられてはいない感じ。
 サルーマンとグリマは、あそこで片付けちゃったのか!
 あの海賊は絶対オリエントイメージだなあ。
 ファラミアとエオウィンはかなり手短に扱われて悲しい。ファラミアのくどさが好きなのに。
 死者の道のどくろ崩しは好きだわ。
 見てると大スクリーンで見たくてたまらなくなる!やっぱりテレビ画面じゃやだ。

 夜の7時過ぎに届いて、いろいろ片付けて見始めたのが8時過ぎ。
 結局寝たのが2時近く。眠い。しかし、いくら何でも(遊びすぎて)たまったお仕事、今週中にやってしまわなくてはいけない。終わったらゲーム開封じゃ~
 昨日、立ち寄ったコンビニでカバヤの「ゲーム伝説」見つけたもんね。
 「ゼルダ」に「ICO」に「ゲーム伝説」、しばらくは遊べそう。
 それに、「ポポロクロイス物語」のピエトロの冒険がPSPで出るが、これって、GBアドバンスとゲーム・キューブみたいに、テレビ画面で遊べる様にはならないみたい。乱視と遠視の度がますます進んでる私には小さい画面はきついなあ。
 でもピエトロとナルシアのお話の結末、ハネハネショッカクは取れるのか?というのは見てみたいなあ。

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Ray/レイ (2004/米)

2005年02月03日 | 映画感想ら行
RAY
監督: テイラー・ハックフォード
出演: ジェイミー・フォックス ケリー・ワシントン クリフトン・パウエル ハリー・レニックス 

 ジョージア州の貧しい家庭に生まれ、黒人・盲目のハンディキャップを超えてポップス・ミュージックの神様とまで謳われたレイ・チャールズの伝記映画。

 あの「ネバーランド」のジョニー・デップを向こうにまわしてのゴールデングローブ男優賞ですから、期待していってきました。
 確かにジェイミー・フォックスのレイ・チャールズは素晴らしいと思いました。2時間半が長いとは感じなかったくらい物語に引き込まれていました。フォックスだけでなく、他の俳優たちも、特に母を演じたシャロン・ウォーレンの強さには引き付けられた。この映画では、本来の道を彼に示すのは母であり、妻であり、女性の役割のようだ。
 しかし、なんと言ってもレイ・チャールズの音楽。本当に強烈なパワーがある。エンドクレジットが始まっても、彼の歌声が流れていてほとんど席を立つ人がいませんでした。レイ・チャールズの声が流れると、身体も心も揺さぶられるようで、どうにも抗しきれない感じ。やはり神に愛されたとしか形容の仕様がない才能を持つ人がいるものだ、としみじみ思う。
 
 制作に本人が参加していたのだから当然のことかもしれないが、ドラマの作りは、優しい。
 若い頃、大手に注目されるまで、才能を搾取されていた。
 ドラッグに中毒していた。逮捕されてもなかなか断てなかった。
 ほかにも家庭を持つ不実な父親で、母も自分も苦労していたが、やはり自分も女性関係で妻子を悲しませた。
 ビッグネームになっていく過程で、世話になった人を裏切りもした。
 弟の死に負い目を感じていた
…など人間としての弱さも、汚い側面も、それほど強烈に感じさせずに上手に取り込んでいる。あくまで家庭が大事。そして母の自立の教えを強調して。それでもその部分がさほど鼻につくことなく、一気に見せたのはやはり作り方が上手なんだろうと思った。公民権運動の時に、差別に抵抗してジョージア州から永久追放された、後に名誉回復・彼の「ジョージア・オン・マイ・マインド」が州歌にまでなる、というような社会的に大きいインパクトのあったことも、ちょっとさらっと気味にかんじてしまった。
 誰しも、自分の人生に理不尽と思えるようなハンディがつくことは、個人の力ではどうにもならないことだ。しかし彼は闘い、彼の人生と独自の音楽を開花させた。あの、新しい音楽が生まれるシーンでは本当に背筋がゾクゾクするようだった。コンサートシーンも素晴らしい。この映画を見ていて、思わず知らず身体が動いてしまわない人はいないのではないだろうか。

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