THE PHANTOM OF THE OPERA
監督: ジョエル・シューマカー
製作: アンドリュー・ロイド=ウェバー
出演: ジェラード・バトラー エミー・ロッサム パトリック・ウィルソン ミランダ・リチャードソン ミニー・ドライヴァー
ミュージカル名作の映画化。
1870年、パリ、オペラ座は、ゴーストと名乗る謎の存在に脅かされている。寄宿生で孤児のクリスティーヌはコーラス・ガール。そして彼女はバイオリニストであった父の魂だと信じる声の指導で歌手の才能を開花させつつある。そして支配人が変わり新しいパトロンとしてやってきたのはクリスティーヌの旧知の青年ラウル。しかし彼は彼女に気付かない。そんな時、彼女が代役として歌うチャンスで喝采を浴びる。
心を豪華な世界に遊ばせてくれる映画で、本当に心地よかった。一番大きいスクリーンで音響も良かったので、本当に酔わせてもらった。舞台はナマを見ていないので比較なんて全然出来ないし、ガストン・ルルーの本はまったく別物。
あの音楽と共に、廃墟のような劇場が豪華な装いを取り戻し、続いてのエントランスから楽屋裏から、舞台まで往時の賑わいと活気がよみがえるシーンには、涙が出てしまった。
そして、人の気持ちの温かさを知らないファントムが、それを知る時は、自分が一番望むものが決して得られないと悟る瞬間-非情なファントムに思わず同情してしまう。
オペラがちゃんとオペラで、でもファントムの声がオペラの声ではない。地声のまま伸びていくような発声。でもはじめは違和感だったのが、そのうちにこれでこそファントムと思えてしまった。やっぱりかっこいいし。彼のかっこよさがないとこのお話は成立しません。
ラウル役の声も甘くて美しくぴったり。それに17歳のエミー・ロッサムの声には感嘆。やっぱり芸暦が長いだけに若くても安定しているし、それに強さは感じなかったけど始めのほうは、本当に「穢れを知らぬ乙女」の清々しさがあり、でもラストにかけてのドン・ジュアンのシーンで妖しさが、最後のシーンで激情が、と本当に聞かせてくれました。
大げさなプリマドンナのミニー・ドライヴァーが、かわいかった。
サウンドトラックより、DVD待つことにして、とりあえずピアノスコアを発注してしまった。主題歌、カラオケに入らないかなあ!またみんなの頭痛の種を増やしてやれるのになあ。
監督: ジョエル・シューマカー
製作: アンドリュー・ロイド=ウェバー
出演: ジェラード・バトラー エミー・ロッサム パトリック・ウィルソン ミランダ・リチャードソン ミニー・ドライヴァー
ミュージカル名作の映画化。
1870年、パリ、オペラ座は、ゴーストと名乗る謎の存在に脅かされている。寄宿生で孤児のクリスティーヌはコーラス・ガール。そして彼女はバイオリニストであった父の魂だと信じる声の指導で歌手の才能を開花させつつある。そして支配人が変わり新しいパトロンとしてやってきたのはクリスティーヌの旧知の青年ラウル。しかし彼は彼女に気付かない。そんな時、彼女が代役として歌うチャンスで喝采を浴びる。
心を豪華な世界に遊ばせてくれる映画で、本当に心地よかった。一番大きいスクリーンで音響も良かったので、本当に酔わせてもらった。舞台はナマを見ていないので比較なんて全然出来ないし、ガストン・ルルーの本はまったく別物。
あの音楽と共に、廃墟のような劇場が豪華な装いを取り戻し、続いてのエントランスから楽屋裏から、舞台まで往時の賑わいと活気がよみがえるシーンには、涙が出てしまった。
そして、人の気持ちの温かさを知らないファントムが、それを知る時は、自分が一番望むものが決して得られないと悟る瞬間-非情なファントムに思わず同情してしまう。
オペラがちゃんとオペラで、でもファントムの声がオペラの声ではない。地声のまま伸びていくような発声。でもはじめは違和感だったのが、そのうちにこれでこそファントムと思えてしまった。やっぱりかっこいいし。彼のかっこよさがないとこのお話は成立しません。
ラウル役の声も甘くて美しくぴったり。それに17歳のエミー・ロッサムの声には感嘆。やっぱり芸暦が長いだけに若くても安定しているし、それに強さは感じなかったけど始めのほうは、本当に「穢れを知らぬ乙女」の清々しさがあり、でもラストにかけてのドン・ジュアンのシーンで妖しさが、最後のシーンで激情が、と本当に聞かせてくれました。
大げさなプリマドンナのミニー・ドライヴァーが、かわいかった。
サウンドトラックより、DVD待つことにして、とりあえずピアノスコアを発注してしまった。主題歌、カラオケに入らないかなあ!またみんなの頭痛の種を増やしてやれるのになあ。