百子さんのブログの記事にイタドリの食べ方が紹介されていた。
参考→【イタドリ(虎杖)】
イタドリなら......まるで植物界の王者のような勢力で、日本中のどこにでも繁茂している。
子どもの頃、北海道では『すかんぽ』と呼んでいた。
私が持つイタドリのイメージは、北海道の開拓時代だ。
明治維新後、新天地を求めて北海道に入植した没落士族たち。
大自然の猛威と闘いながら未墾地の開拓にあたった時、大地に根強く蔓延しているイタドリにきっと苦労しただろうな.......
最強にして不滅の雑草としての認識しかなかったが、百子さんは、イタドリを山菜と書いていたので驚いた。
食べられない訳ではないということは以前から聞いていた。
高知県民が特に愛好するらしく、みんなが競って採るのでなくなってしまい、他県まで出張して採取する......という話だ。
もしイタドリを美味しく戴くことが可能なら、サバイバル食材としてこんなに安直に手に入る植物はない。さっそく挑戦だ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3e/e55836e04156011c6e499293548300b5.jpg)
ちょっと車を走らせると、いくらでも道ばたに群生している。
しかし県道沿いのイタドリは埃や泥をかぶって食用にする気にならない。
潰れたドライブインの敷地に、若くて太った手頃なイタドリがたくさんあったので手当たり次第に採ってきた。
あくと酸味が強いので下処理に手間がかかるが、未知との出会いにワクワクしながら、百子さんの記事を参考にして丁寧に行った。
夫は、茎の中のイタドリ虫を餌に渓流釣りをした経験があるので
「おい、虫がいるかもしれないぞ!腹こわしたらどうする?」
と心配顔。
「だいじょうぶ!それは晩秋のイタドリの話よ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d1/1bde22d4913c8454e1702d429ee89370.jpg)
翌朝、一晩水に晒したイタドリで『油炒め』と『キムチマヨネーズ和え』の二品を拵えた。
イタドリはクセがなくあっさりした山菜だ。
どちらも大変美味しく、これは世紀の大発見!
こんなに有名かつ普及率の高い山菜は他に類を見ない。
しかし夫はイタドリ虫の妄想から逃れることが出来ず、最後まで試食を拒否した。
さてサバイバル食材に関しては、私以上に燃える友人H嬢とM嬢。
この情報を彼女たちに伝えないと我らの友情に翳りが生じる。
さっそく下処理したイタドリを携えてお宅訪問。
するとお返しに、H嬢からはタラの芽、M嬢からはワラビと蕗を戴いた。
「おい!鉛が金に化けてよかったな!」
とは夫の喜びの弁だが........
イタドリをあざ笑う者は、いつかイタドリに泣く (by nihao)
参考→【イタドリ(虎杖)】
イタドリなら......まるで植物界の王者のような勢力で、日本中のどこにでも繁茂している。
子どもの頃、北海道では『すかんぽ』と呼んでいた。
私が持つイタドリのイメージは、北海道の開拓時代だ。
明治維新後、新天地を求めて北海道に入植した没落士族たち。
大自然の猛威と闘いながら未墾地の開拓にあたった時、大地に根強く蔓延しているイタドリにきっと苦労しただろうな.......
最強にして不滅の雑草としての認識しかなかったが、百子さんは、イタドリを山菜と書いていたので驚いた。
食べられない訳ではないということは以前から聞いていた。
高知県民が特に愛好するらしく、みんなが競って採るのでなくなってしまい、他県まで出張して採取する......という話だ。
もしイタドリを美味しく戴くことが可能なら、サバイバル食材としてこんなに安直に手に入る植物はない。さっそく挑戦だ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3e/e55836e04156011c6e499293548300b5.jpg)
ちょっと車を走らせると、いくらでも道ばたに群生している。
しかし県道沿いのイタドリは埃や泥をかぶって食用にする気にならない。
潰れたドライブインの敷地に、若くて太った手頃なイタドリがたくさんあったので手当たり次第に採ってきた。
あくと酸味が強いので下処理に手間がかかるが、未知との出会いにワクワクしながら、百子さんの記事を参考にして丁寧に行った。
夫は、茎の中のイタドリ虫を餌に渓流釣りをした経験があるので
「おい、虫がいるかもしれないぞ!腹こわしたらどうする?」
と心配顔。
「だいじょうぶ!それは晩秋のイタドリの話よ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d1/1bde22d4913c8454e1702d429ee89370.jpg)
翌朝、一晩水に晒したイタドリで『油炒め』と『キムチマヨネーズ和え』の二品を拵えた。
イタドリはクセがなくあっさりした山菜だ。
どちらも大変美味しく、これは世紀の大発見!
こんなに有名かつ普及率の高い山菜は他に類を見ない。
しかし夫はイタドリ虫の妄想から逃れることが出来ず、最後まで試食を拒否した。
さてサバイバル食材に関しては、私以上に燃える友人H嬢とM嬢。
この情報を彼女たちに伝えないと我らの友情に翳りが生じる。
さっそく下処理したイタドリを携えてお宅訪問。
するとお返しに、H嬢からはタラの芽、M嬢からはワラビと蕗を戴いた。
「おい!鉛が金に化けてよかったな!」
とは夫の喜びの弁だが........
イタドリをあざ笑う者は、いつかイタドリに泣く (by nihao)
そこで興味を持ったのはイタドリではなく「殺人鬼フジコの衝動」
面白そうなので是非読んでみようと思います。
うららさんは、おそらく都会育ちね。
それとも見たことがあっても名前を知らないだけかな?
どこにでもありすぎて、かえって注目されていない植物かもしれません。
『殺人鬼フジコの衝動』面白そうですね。
百子さんのブックレビューは秀逸です。
読書傾向も我らと似ていますよ。
とても参考になるのでぜひ覗いてください。
紹介した、この私は。。。といえば、
お恥ずかしい話ですが、自分で調理をしたことがないんですよねぇ。。。
私は、食べるだけです(笑)
ご主人の気持ち、わかります!
私は、できれば、その虫、一生見たくないわ~。
「殺人鬼・・・」は赤い薔薇のステキな表紙に反比例して、
誰にでもある心の裏側みたいなものを見せつけられた感じで、
“痛さ”を感じました。
うららさん、お越しくださって、ありがとうございます。
この場を借りて、お礼を。。。♪
お母様にもどうかよろしくね。
イタドリって、なんか郷愁を感じる植物なんです。
長い人生.....必ず身近にイタドリの群れがあったという.....どさまわりの人生?
まさか食べることになるとは思ってもいませんでした。
もっと早く知っていればよかった(笑)
イタドリ虫は、若いイタドリには入っていないから大丈夫ですよ。
いたどりの節々に、まるまる太った幼虫がたくさん入っていたら、釣り人たちは大喜びなのよ。
あれかなぁ?と思い当たる草はありますが
それがそうなのか解りません。
竹のように中が空洞になっていて外側の皮がフキみたいに手でスーっと引けるヤツ?
野草や山菜が調理できるなんて、ちょっと通っぽくてステキですね。食糧危機もなんのそのって感じだし…
私は、日本一認知度の高い雑草(いや山菜?)だと思っていたのですが、案外そうでもなかったようですね。
どこにでも生えているので、これが食材となるのなら最強の山菜だと思います。
およよさん、
食糧危機に備えて、野草・山菜はチェックしておいた方がよいですよ。
2メートルくらいに伸びてしまうイタドリ。
茎が伸びて丈夫だから疲れた時には杖にもなるイタドリ。
掻っ切っても掻っ切っても根っこがしぶといからすぐに伸びるイタドリ。
真夏には茎を折って中の水を飲むと喉を潤すために道端ので水分補給をしてた子供のころ・・
これ全部我が亭主からの伝授^^
そうらしいとの事。
悪がき時代の知恵だとか。定かじゃありませんが
スッカンポともスイバとも言うのも、飲むと酸っぱい味だからとか言ってたのを思い出しました^^
コメントも残さず御免なさいね。
「殺人鬼・・・」は早速インターネットで図書館に予約しました。
百子さんのブログ、また訪ねますね。
植物の生態系を狂わすほどの強力な生命力だそうですよ。
私も時々庭で見かけるので、頑張って根こそぎ退治しています。
でもこれが食べてみたら結構美味!
年金生活防衛隊には最高の助っ人よ!
ただ......イタドリであるということを忘れられれば......もっと美味しく戴けると思うのですが。
umiさんもご主人に食べさせてあげてみてください。