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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

人には本がいる

2009-05-14 09:50:00 | 読書
 最近度々耳にするCM

人には本がいる
あなたの本  
捨てる前に  
会いに来てください    (捨てない人のブックオフ)

 今朝のニュースで、大手出版社がブックオフの株を大量取得したと報じていた。
ブックオフの人気に脅威を感じて共存しようとしているのか、はたまた牽制しようとしているのか?
どのような意図があるのかは不明だが........ブックオフよ、頑張ってくれ!

 我が家もブックオフで買った本が書棚に入りきらなくなってきたので、CMに触発され、出張買い取りを依頼した。




 105円で買った本がずらりと並んだ。
タイトルを確認しながら整理していたら、ほとんどの本の内容が記憶に残っていない。
これほど思い出せないのなら何も売ることはない!
もう一度読み直した方がよほど家計のためになるのでは.......との考えが何度もよぎったが、目的は図書の整理だ。
一抹の淋しさは押し寄せてきたものの、お気に入りの本だけを別に取り分けて初志貫徹した。

 単行本・文庫本合わせて300冊以上あった。
単行本のほとんどはブックオフ調達で、105円の符丁もそのまま。
ブックオフのお兄ちゃんが、一時間近くかけて一冊一冊丁寧に査定していたが、結局買い取り可能な本は228冊だった。
カバーがなくなったり汚れている本はだめらしい。
でも買い取り不能の古書も無料で処分してくれるというから助かる。

 さてこれらの古書の買い取り価格、いくらだったと思う?
せいぜい2・3千円がいいところかなと予想していたが

 な、なんと 8410円!
 
 内訳を聞くと単行本は一冊40円くらいだというから、これは大変嬉しい。
傑作は、105円で買った本のうち5冊が150円に値上がりしていたこと。
これはうまくやれば、そこそこ儲かる内職になるかもしれない。
胡桃沢耕史とか江國香織の作品が値上がりしていた。
査定の基準は本の状態が第一だという話だが、それにしてもお兄ちゃんは本の値打ちなど全く分からないのだろうな。

 本棚はすっきりと整理され、予想外の大金を手にした私。
当然またブックオフで使わせてもらう。
自分で出した本をまた買ってくるような馬鹿な真似だけは避けよう!




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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本! (umi)
2009-05-14 14:43:54
凄い量の本ですね!これなら売りに出さないと
でもって売上\8410もあったんですか!
美味しい食事が出来ますね。

>当然またブックオフで使わせてもらう。
自分で出した本をまた買ってくるような馬鹿な真似だけは避けよう!
それは~・・・あるかも・・・

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umiさんへ (nihao)
2009-05-14 15:11:59
「何か食いに行こう!」
と夫は言いましたが拒否!
これはね、またブックオフで本を買うのよ。
84冊は買えますよ!

それにしても結構な高率還元でビックリしました。
105円が150円になるなんて、株よりも競馬よりも高配当?
本棚ががら空きになっちゃって、早くまたいっぱいにしなくてはと燃えていますが、きっとまた読んだ本を買ってきてしまうでしょうね。
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Unknown (およよ)
2009-05-14 20:04:30
あぁ。。本って本当、溜まっていきますよね。
「本を読めとは教わったけど本を捨てるなとは教わらなかった。…」のCMも好きです。

ブックオフで買ったのも買い取ってくれるとは知らなかったです。
ちょっと検討しようかな?
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およよさんへ (nihao)
2009-05-14 21:26:01
最近よくCMが流れてきますね。
ゴミ集積所で雨に濡れている漱石の『こころ』
印象に残るCMです。

本はすぐ溜まるし重いしで、この出張買い取りはとても便利です。
ブックオフで買った本は安いから、ついぞんざいな扱いをしてしまいますが、リサイクルを考えると丁寧に保存しておくべきですね。
およよさんも検討してみてください。
売れない本も処分してくれるのが嬉しいですよ。
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Unknown (panco)
2009-05-14 22:16:37
すごい数の本ですね!
本って増えるし重いのでなるべく借りて済まそうと思っているセコイ私です。
でも、どうしても手元においておきたいものもありますよね。

ところでブックオフさん・・・
噂ですが、ちょっと下降線らしいです。
そこで同じく下降線を辿っている出版社が乗り出したのは、売れ残りや返品の本をブックオフで販売するのが目的だそうです。
「なるほど、一石二鳥ですなぁ」と感心しました。

>それにしてもお兄ちゃんは本の値打ちなど全く分からないのだろうな
以前聞いた話では、お兄ちゃんはあまりわかっておりません(笑
このような大型店では、マニュアルどおりらしいです。
詳しい方は、古書店で引き取ってくれなさそうなものはブックオフ。
価値のありそうなものは、古書店。
と、使い分けていているそうです。
古書店で引き取ってくれないものでもブックオフでは引き取ってくれる、なんてこともあるそうですし、ブックオフより古書店の方が何倍も高い値段で買ってくれることもあるそうです。
nihaoさんも目利きになって是非挑戦してみてください!
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300冊とは!! (百子)
2009-05-14 23:31:51
たくさんたまりましたね~。
私も、以前、150冊ほど引取りに来てもらったことがあります。

「この本、すごくいい本なのに~。。。」って思ったりしても、
破れてるから駄目ですっていわれたりして。。。
内容に関係なく、きれいな本が高いんですよね。

確かに、内容、すっかり忘れてたりするんです。
今読んでる本でさえ、あれ?この人誰?ナンテ(笑)
夫に、「そんなんで、楽しいわけ?」なんていわれますが、
それが、楽しいんですよねー。。。
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pancoさんへ (nihao)
2009-05-15 08:59:05
ああ、なるほど........。
売れ残りの本の販売が目的......というのは納得ができますね。
返品・在庫の山にしておくよりは、半額にしても捌いた方が得ですものね。
新刊書は高いし、読書人口は減少しているしで、出版業界も大変ですね。
でもやっぱり『人には本がいる』

今回はブックオフで買った本を買い取ってもらったのですが、古い全集とか専門書とかまだまだ残っています。
お兄ちゃんに聞いたところ、一冊20円以下だと言われてがっくり。
小説より安いなんて......
こちらは古書店に引き取ってもらえばいいんですね。
元気なうちに本の整理はしておかなければね!
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百子さんへ (nihao)
2009-05-15 09:13:44
そうそう!
本の内容や作家は全然関係ないんですね。
きれいな状態が一番だなんて......読書家は本がきれいでは選ばないのに。

今回手元に残した本は、村上春樹と桐野夏生と英国の物語が多かったのですが、実は文庫本の方に愛着のある本がたくさんありました。
でもきりがないから諦めました。
今はちょっとさびしい気持ちです。
でもまたすぐいっぱいになることでしょう。
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ブックオフ (うらら)
2009-05-15 16:39:00
店員さんはマニュアル通りに買い取るだけで、本の値打ちは分からないようですよ
無料で引き取ってくれた本、それも安く販売するのでは?
2冊で100えんとか。

我が家の息子がよくキーボードを買い換えて、余ったキーボードを私がハードオフに持ち込んだことがあったのよ。
「値段は付きませんが、それでよければ引き取ります」って。
ジャンク品として安く売るんだろうな~って思いました
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うららさんへ (nihao)
2009-05-15 18:25:35
>無料で引き取ってくれた本、それも安く販売するのでは
私もそう思います。
カバーがなくても本は本!
私ならカバーの有無は気になりません。
でも、本棚の後の窓から雨が入って、ぶよぶよになった本も持っていってくれたので助かったわ。
ブックオフで買った本を処分するのは簡単なのですが、処分したくてもできない本ってたくさんありますね。
友人が出版した詩集とか、同人誌とか......。
それらは、消耗品として割りきれるものではないということね、やっぱり。
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