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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

最後の給料

2008-03-17 10:10:01 | Weblog
 本日は夫の最後の給料日です。
結婚以来こんな日が来るなんて想像もしていなかったけれど、月日は確実に時を刻んでいたようです。
「たとえ泥棒してでも食わせてやるから安心しろ!」
とのあぶない言葉を男気と勘違いしてついていき.........
飢えたことはなかったけれど、決して豊かでもなかった我らが人生。
自らの言質に限りなく囚われ、深く後悔し続けていたであろう夫のお役目も間もなく終了です。
35年間ありがとうございました! 

 さて4月からどうやって暮らそう?
実は週4日間勤務の再就職(アルバイト?)が決まっています。
年金だけでは現在の生活を維持できないのは確実だし、亭主在宅拒否症候群予備軍の私としては密かに胸をなで下ろしています。
一度は死にかけた夫なのに、また息もつかせず働かせるのは気の毒ですが、もう少しだけ私のため......じゃあなかった.......世のため人のためそして自分の生き甲斐のために奮闘してもらうことにいたしましょう。
夫よ、きみは必要な人材なのだ!
頑張れ!私も頑張る!

 がくんと目減りする我が家の財政を立て直すのは私の仕事です。
食費や光熱費を切り詰めても大きな数字の変化は期待できません。
でもだいじょうぶ!私には秘策があるのだ。

                 【秘策】

①夫の小遣い減額(2万)......当然でしょ!

②全国旨いモノお取り寄せ禁止(5千).......我慢しましょ!

③整骨医院通い禁止(6千).......痛くないのに行くのは止める!

④私のミニカを処分(2万)......一家に2台の車はもういらない。ガソリン代・車検代・維持費等月に均せばかなり浮く。でも私は夫の車は運転出来ない。どうしよう?

⑤ダス○○社との暮らしのパートナー関係を解消(1万)......化学雑巾・空気清浄機・白蟻チェックでお得意様。営業マンと仲良くなりすぎてしまったが、断ることが出来るだろうか?

⑥テレビ欄しか用のない新聞購読を止める(3千)......読者離れが深刻な新聞業界。新聞マンの弟が知ったら、どんなに嘆き悲しむことだろう。弟を裏切ってもいいのか? 

⑦ももちゃんのカットを自分でやる(6千).......カットが命の座敷犬。みっともなくなるのは必定だが? 

⑧筋トレサロンと中国語を止める(1万)......私の生き甲斐はいずこへ?はたしてここまでやる必要があるのだろうか?

 凄い!月額8万円の節約だ!
年金生活の実感がまだぴんとこない私だが、今からこれだけの心構えがあれば万全だろう。
でも①以外は難しい。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (京こまめ)
2008-03-17 14:47:20
見ず知らずの私が申し上げるのはどうかと思いますが
35年間ご苦労様でございました。これからは、お体を労りつつ、のんびりとお過ごし下さい。
さて、奥様の秘策ですが、私真剣に考えてみました
私なら・・・4・5・6が実行できるかな~~
こんなこと言ってるけど 案外 悠々自適だったりして。
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こまめさんへ (nihao)
2008-03-17 16:50:54
こまめさん、ありがとうございます。
夫は、後2週間で退職です。あっという間の35年でした。
退職前の大病が、今後を戒めるよいきっかけとなったと思います。
こまめさんは④⑤⑥が実行出来る?
車はあると便利だけれど、なくてもそれなりにやっていけるかもしれませんね。
新聞は止められますか?読まないけれどないと寂しいのが新聞。いや、読めばいいのよね!
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Unknown (風の又三郎)
2008-03-17 17:23:30
月曜日から東京出張でした。大阪へ戻りの新幹線の中から携帯で書き込みの変換ミスはご容赦くださいね。35年間嫁子さんとご家族の為に働き続けてきた旦那様、ご苦労様でした。「泥棒してでも食わせてやる」・・・・その言葉は朝鮮から引き上げてきた父が闇市で米や味噌を調達して家族を食わしてたらしい事を聞かされていた又三郎少年は、幼少の頃より男というものは、いざという時に家族を養う為には、手段を選ばず行動しなければならないものであるということを肝に銘じて、父を深く尊敬した事から、私も嫁を口説く時に偉そうにに言っちゃいましたっけ(^^)そして、どうせ悪い事をするのなら、万一のときはどんな物をどれくらい盗むのが換金したり生活資金の役にたつのだろうか?と真面目に思案した事もありましたが幸いな事にいまだ実行するチャンスは訪れておりません(^^)私は定年までまだというか、もうというか6年ありますが、先月、会社の人事部が開催するシルバーライフセミナーの案内が届き、会社人生の余命を思い知らされた次第です。サラリーマンという生き物は老後、永く勤めた会社員生活をどのように切り替えてモチベーションを維持してゆけば良いのか、まだ想像がつきません。まだ真剣に考えてませんが確かに年金だけでは苦しくなるんでしょうね。新たな収入源を確保すると共に無駄を省いた節約は欠かせないのかな。そしたら、どうしても無いと困るものに比べて無いよりあったほうが良い、楽チンだからくらいのものは思い切ってやめるのが良いのでしょうけど、心の栄養になってるようなものまで無くなるのは辛いですね。節約の1番はお父さんのお小遣ですかあ(^^)僕ならインターネットとバイクを手放すような事がなければあとはなんとかなりそうな気がしますが、バイクの維持費もかかるからなあ・・・・何か収入源を捜さねばならないでしょうね。いっそ早めに退職してなんて思っても子供の学資や家のローンを考えるともとの木阿弥です。でも同じ生活環境の延長上で婆婆様の面倒見を覚悟されてたnihaoさんなら旦那様と二人で、どんな生活でも乗り越えて行けるとお察しする次第です。
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お疲れ様でした! (ゆっかりん)
2008-03-17 18:34:01
だんな様、そして、今までずっと支え続けてきたnihao様、35年間お疲れ様でした。
もう少しだんな様は、働きに出るようですね。
身体が動くうちは、その方がだんな様にも、nihaoさんにもきっといいですよねー。

私も、④と⑥はいつも考えているんですけど、中々実践できません・・・。
本(パッチワーク系)を買うのをやめて、図書館で借りると言うのも考えてるんですけど・・・。
あー、中々実行できないわぁー。(悲)

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又三郎さんへ (nihao)
2008-03-17 19:26:53
又三郎少年も、『家族を守るべし』というお父上の教えを、しっかり守って成長されたのですね。
我が愚夫と同じことを考えていたなんて愉快です。
最近は、女性に守られている男性が多すぎです!
年金生活、数字上での年収の大幅減少は確実ですが、まだ実感はわきません。
【秘策】は、いざという時の奥の手ですが、こんなことにならなければいいなあと思うばかりです。
バイクの趣味はお金がかかりそうですね。
又三郎さんへのオススメは『へそくり作り』です。
残り6年で頑張ってみてください。
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ゆっかりんさんへ (nihao)
2008-03-17 19:44:20
ゆっかりんさん、ありがとうございます。
今時の60歳はまだまだ現役、夫にはもう少しがんばってもらいます。
私も家計を切り詰めて......と、愚にもつかないアイディアを出してみたところですが、生活というのは『無駄』があるから楽しいんですよね。

以前、知り合いの図書館長に「パッチワークの新作本をたくさん購入して欲しい」と要求したところ、
「それは自分で買いなさい!」と叱られてしまいました。図書館には古いのしかないのよねえ。
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Unknown (HUZU)
2008-03-17 22:10:02
最後のお給料日でしたか・・・一番重みを感じ、寂しさを感じたのはきっとご主人様でしたでしょうね。
でも親としての責任を果たし、これからは自分の為に楽しい時間を作ってほしいな・・・楽しみ方って案外お金を掛けない楽しみも一杯あることを解ってくると思いますよ。身をボロボロにするほど仕事しておさらばになるよりは、今度はゆったりとした気持ちで仕事を出来るのではないでしょうか?
私はどんぶり勘定ですが、出せば入る、入れば出るとうまく廻っているようです。自分の趣味の確保はしておいてくださいね(^^)
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HUZUさんへ (nihao)
2008-03-18 09:07:39
めずらしく夫が「今日は最後の給料日だな」と呟いていたので、退職の日を控えて、きっと感慨深いものがあったと思います。
35年間で一体どのくらい戴いたのだろう?
計算してみたら面白そう。
でも夫にとっては、稼いでも稼いでも家族に吸い取られていただけという『衝撃的数字』に直面するだけ。
卒倒されても困るから、計算はしない方がいいですね。
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重い言葉 (すずめ)
2008-03-18 17:04:01
「最後の給料日」・・・とても重たい言葉ですね
35年・・・ご苦労様で御座いました
いずれ我が家にもやってくることは間違いないことで・・・
考えただけで、ズシンと心にきました
秘策、参考にさせていだだきます^^。
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すずめさんへ (nihao)
2008-03-18 19:04:35
『最後の給料』もし銀行振り込みではなく手渡しで戴いたなら.......涙が出たかもしれませんね。
転勤あり、単身赴任ありと思い出は数々ありますが、ホントによくがんばってくれたなあと感謝しています。
あの~、私の秘策は全然参考になりませんよ~。
本当はまだまだたくさん奥の手があったのですが、無駄遣いの暴露がばれて、我が身に火の粉が降りかかってはいけないと書くのを自重しました。
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