北側が松茸2トンを贈ったことに対する感謝の表示として南側が答礼するもの」

2018-11-12 08:53:05 | 真の解決目指して
金正恩委員長「漢拏山の味覚」一足先に味見
登録:2018-11-11 21:48 修正:2018-11-12 07:28


大統領府「松茸の答礼として北にミカンをプレゼント 
北の住民には味わうのが難しく今が旬」 
チョン・ヘソン次官-ソ・ホ秘書官が平壌行き

          
キム・ウィギョム大統領府報道官=資料写真//ハンギョレ新聞社

 大統領府が11日、済州(チェジュ)産ミカン200トンを北側にプレゼントしたと明らかにした。

 キム・ウィギョム大統領府報道官はこの日午前、記者たちに送った携帯メールを通じて「今日(11日)朝、韓国軍の輸送機が済州産のミカンを載せて済州空港を出発し、平壌の順安(スナン)空港に向かった」として「平壌に送るミカンは、9月平壌首脳会談の時に北側が松茸2トンを贈ったことに対する感謝の表示として南側が答礼するもの」と明らかにした。答礼品は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の指示に従ったもので、チョン・ヘソン統一部次官とソ・ホ大統領府統一政策秘書官が輸送機に一緒に乗り、平壌に行きプレゼントを北側に直接届けた。ミカン200トンは、二日にかけて一日二回ずつ計4回に分けて運搬される。一回の運搬ごとに輸送機(C-130)4機が一緒に動く。

 キム報道官は「ミカンは北朝鮮の住民たちが通常味わいにくい南側の果物で、今が旬であるため選ばれた。大量に送り、できるだけ多くの北朝鮮の住民が味わえるようにしようという気持ちも含まれている」と付け加えた。

 文大統領は先月28日、大統領府出入り記者団との登山懇談会で、金正恩北朝鮮国務委員長の答礼訪問と関連して「『白頭山から漢拏山(ハルラサン)まで』という言葉もあるので、希望があれば(金委員長に)漢拏山見物に招待したい」と言及したことがある。文大統領が、済州産ミカンを答礼品に選択したのは、金委員長の答礼訪問を「促進」する意志が込められているという解釈が出ている。
キム・ボヒョプ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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