羽生九段は、当時の将棋の七大タイトルを独占したのをはじめ、現在の八大タイトルを合計99期獲得してきた、輝かしい実績をもちます。

2023-06-10 19:19:15 | 将棋の藤井君

2023年6月10日(土)

新会長に羽生九段

将棋連盟 「100年の伝統 次世代へ」

写真

(写真)日本将棋連盟の会長に選任され、記者会見する羽生九段=9日、東京都渋谷区の将棋会館

 日本将棋連盟は9日、東京都渋谷区で第74回総会を開き、15人の理事を選任。総会後の理事会で、任期満了で退任する佐藤康光会長(53)の後任に、羽生善治九段(52)を選任しました。任期は2年間。

 羽生九段は、当時の将棋の七大タイトルを独占したのをはじめ、現在の八大タイトルを合計99期獲得してきた、輝かしい実績をもちます。

 今年1月から3月にかけての第72期王将戦七番勝負では藤井聡太王将に挑戦。2勝4敗で敗れたものの、好勝負を繰り広げました。

 日本将棋連盟で記者会見した羽生新会長は、「諸先輩が必死の思いで紡いできた約100年の伝統を、次の世代にきちんと伝えるために、力をつくす所存です」と決意をのべました。

 会長職と現役棋士の両立については、「前会長の佐藤康光さん、大山(康晴)先生、私の師匠である二上達也など、将棋の世界ではかなりたくさんある事例。大変さも理解しているが、自分もできることをできれば」と語りました。

 日本将棋連盟が来年創立100周年を迎え、東京と大阪の将棋会館が移転することについても、「アクセスのよい場所になります。ファンに喜んでもらえる場所をめざします」とのべ、「地方の自治体とも連携を深め、地域の発展と活性化に貢献できれば」とのべました。

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最年少タイトル挑戦記録の更新は全国のファンが待ち望んでいた。

2020-06-05 06:42:58 | 将棋の藤井君
藤井七段快挙に地元も興奮
「全国のファンが待ち望んでいた」


6/4(木) 20:21配信
スポニチアネックス


 8日開幕の将棋の棋聖戦5番勝負への挑戦権を獲得した藤井聡太七段(17)の故郷、愛知県瀬戸市の「せと銀座通り商店街」では、店舗のシャッターを大盤に活用してのパブリックビューイングが開かれた。近隣の将棋ファン約50人、藤井が5歳から5年近く通った同市「ふみもと子供将棋教室」の文本力雄さん(65)も駆けつけた。

        

【写真】タイトル挑戦が決まり、会見で笑顔を見せる藤井七段

        

 「(屋敷九段の)最年少タイトル挑戦記録の更新は全国のファンが待ち望んでいた」

 我がことのように喜んだ文本さんは、藤井の初めて通った教室が自身のものであった幸運について「縁と言えば縁。不思議ですね」と苦笑い。「素晴らしいカード。普段通り、自分の将棋を指してもらえれば」と5番勝負への期待を語った。また、挑戦権獲得の瞬間にはアーケードにつり下げられたくす玉が割られ、初挑戦奪取への期待も語り合った。
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藤井七段 過去最短83分で快勝 堀口一史座七段(44)を47手で破った。

2019-07-03 11:04:31 | 将棋の藤井君
藤井聡太七段 
ハプニングでペースを乱された!?
順位戦C級1組2回戦


[ 2019年7月2日 10:45 ]

大阪市の関西将棋会館での順位戦C級1組2回戦に臨む藤井聡太七段(左)と堀口一史座七段
Photo By スポニチ

 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が2日、大阪市の関西将棋会館で午前10時に始まった順位戦C級1組の2回戦で堀口一史座七段(44)と対戦している。

 いきなりの大ハプニングだった。堀口は対局開始のわずか3分前に対局場入り。直後にこけて、報道陣に向かって「転んでもただでは起き…」と発した後にようやく着座。その後、2人で急いで盤上に駒を並べたものの結局、開局時間には間に合わず、先手の藤井が初手を指したのは午前10時1分。ペースを乱されたのか、慌ただしく藤井は初手を指した。

 両者は初手合い。先月18日の1回戦では村田顕弘六段との熱戦を制し、昇級に向けて順調な滑り出しを切った藤井は連勝を飾りたいところ。

 対する堀口は過去にB級1組に在籍し、A級昇級まであと一歩と迫った実力者。2002年には第1回朝日オープン将棋選手権(07年に終了。代わりに同年新設されたのが、藤井が2年連続で優勝した朝日杯将棋オープン)の初代覇者。その時に決勝五番勝負の相手が藤井の師匠・杉本昌隆八段(50)だった。また、5時間24分という、歴史的な大長考を記録した棋士としても知られる。

 
ち時間は各6時間。
昼夕2度の食事休憩、深夜の終局が見込まれている。

藤井七段 過去最短83分で快勝
 昼食は代金だけ払い…


7/3(水) 5:30配信

スポニチアネックス
藤井七段 過去最短83分で快勝 昼食は代金だけ払い…

藤井聡太七段

 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が2日、大阪市の関西将棋会館で指された順位戦C級1組の2回戦で初手合の堀口一史座七段(44)を47手で破った。

【写真】「ヒフミンアイ」をまねするタモリ(右)と藤井聡太

 持ち時間が各6時間もある順位戦は決着が深夜に及ぶことも多いが、堀口の異例のスピード投了により午前11時23分に終局。1時間23分の所要時間は、自身の同棋戦過去最短を7時間37分も更新する新記録となった。

 全10戦の順位戦で連勝発進には「これからも一局一局全力を尽くしていきたい」とコメント。対局中に頼んだ昼食も代金だけ支払い、記録係を務めた奨励会員に譲って帰路に就いた。
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超早指し棋戦初代王者に笑顔の藤井聡太七段

2018-12-13 07:17:22 | 将棋の藤井君

藤井聡太七段が通算100勝 羽生竜王超えの史上最年少・史上最速「感慨深く思います」

12/12(水) 18:30配信

スポーツ報知
藤井聡太七段が通算100勝 羽生竜王超えの史上最年少・史上最速「感慨深く思います」

史上最年少で公式戦通算100勝を達成した藤井聡太七段(右は羽生善治竜王)

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)が12日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第27期銀河戦(主催・囲碁将棋チャンネル)本戦トーナメントEブロック6回戦で阿部健治郎七段(29)に勝ち、公式戦通算100勝(18敗)を達成した。

超早指し棋戦初代王者に笑顔の藤井聡太七段

 日本将棋連盟によると、16歳4か月23日での達成は史上最年少、デビュー後2年2か月11日は史上最速。それぞれ、羽生善治竜王(48)が1988年に達成した際の17歳6か月20日、デビュー後2年3か月29日の過去最高記録を塗り替えた。勝率・847は中原誠十六世名人(71)が68年に記録した勝率・827(100勝21敗)を超えた。

 会見に臨んだ藤井七段は「一局一局の積み重ねで100勝というひとつの節目に達したことを感慨深く思っています」と笑顔を見せた。「最年少での達成ということで偉大な先輩方をひとつ超えられたので喜ばしく思っていますけど、まだタイトルなどの結果を残せていないので、まだまだ努力が必要だと思います。最終的にどれだけ強くなって、どれだけ実績を残すことができるかが重要ではないかなあと思っているので、これからも緩むことなくやっていけたらと思います」
藤井聡太七段が通算100勝 羽生竜王超えの史上最年少・史上最速「感慨深く思います」

史上最速で100勝を達成して笑顔の藤井聡太七段

 100勝の中で印象に残る1勝については、今年5月に七段昇段を決めた竜王戦5組決勝の船江恒平六段(31)戦を挙げた。「序盤から経験のない形でしたけど、自分なりにしっかり考えることが出来ました」

 100勝時点での記録では上回る形となった羽生竜王は現在、広瀬章人八段(31)を挑戦者に迎えた竜王戦7番勝負で3勝2敗と防衛に王手。12~13日と鹿児島県指宿市で行われている第6局を制すと、前人未到のタイトル通算100期を達成する。「羽生竜王は将棋を始めるずっと前から将棋界の第一線で戦われている方。憧れの対象でもありましたし、プロになってからも羽生竜王の将棋に対する姿勢には畏敬の念を抱いています。記録を超えることが出来て、うれしく思いますが、これからも羽生竜王の姿勢を見習っていけたらと思います」と、あらためて存在の大きさを語った。

 さらに、大記録については「タイトル100期は想像もつかないくらい偉大なこと。自分は2年前、デビュー戦で加藤(一二三)先生と指してから、100勝まで自分の中でもいろいろなことがありましたが、羽生先生はタイトル100期まであと一歩なので。あらためて途方もないことだなあと感じている次第です」と仰ぎ見る言葉をもらしていた。

 100勝を達成した対局の模様は、専門ケーブルテレビ「囲碁将棋チャンネル」で来年3月5日に放送される。
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小木曽陽司赤旗編集局長が主催者あいさつし、優勝カップ、賞金目録を贈呈。

2018-12-06 06:36:45 | 将棋の藤井君
将棋・囲碁新人王を表彰

将棋・藤井さん 日々精進をしたい


囲碁・広瀬さん 身引き締まる思い

                     
(写真)優勝杯を手にする将棋新人王の藤井聡太七段(左)と囲碁新人王の広瀬優一二段=4日、東京都港区

 将棋第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)で初優勝した藤井聡太(ふじい・そうた)七段(16)と囲碁第43期新人王戦(同)で初優勝した広瀬優一(ひろせ・ゆういち)二段(17)との合同表彰式が4日、東京都港区の明治記念館でおこなわれました。16歳、17歳の、「新人王」の称号にふさわしいふたりの晴れ舞台を170人の関係者が祝いました。

 小木曽陽司赤旗編集局長が主催者あいさつし、優勝カップ、賞金目録を贈呈。

 佐藤康光日本将棋連盟会長、團宏明日本棋院理事長、榊原史子関西棋院常務理事がそれぞれあいさつし、両新人王に賞状を贈りました。

 両新人王の師匠、将棋の杉本昌隆七段、囲碁の藤澤一就八段が祝辞をのべました。

          
(写真)囲碁・将棋新人王の表彰式であいさつする小木曽陽司赤旗編集局長(右端)=4日、東京都港区

 藤井・将棋新人王は「トップ棋士への登竜門と言われている新人王戦での優勝を機にさらなる飛躍ができるよう日々精進していきたい」とのべ、広瀬・囲碁新人王は「お世話になった方々からお祝いの言葉をいただき身の引き締まる思いがした。初心、感謝を忘れず精進してまいりたい」と決意を語りました。

 超党派の将棋文化振興議員連盟副会長の市田忠義日本共産党副委員長(参院議員)も出席しました。
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