百済の古都で11月3日にウオーキング大会 日本から250人参加
2018/10/31 15:01
2018/10/31 15:01
【ソウル聯合ニュース】百済の古都として知られる韓国西部の忠清南道・扶余で11月3日に「第2回ウオーキングフェスタin百済」が開催される。
「第2回ウオーキングフェスタin百済」のポスター=(聯合ニュース)
韓国観光公社、文化体育観光部、忠清南道、扶余郡の共催。日本人参加者約250人を含む2000人余りが参加する予定だ。
参加者は扶余のグドゥレナル(渡船場)跡、2015年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された百済歴史遺跡地区に含まれる官北里遺跡と扶蘇山城、韓国最古の人工池である宮南池などを歩く。
2日には定林寺址で前夜祭として伝統音楽会が開かれる。
ウオーキングフェスタは、日本人観光客に定期的に百済ゆかりの地を訪れてもらおうと昨年初めて開催された。日本人参加者にも好評だったことから2回目を開催することになった。
今年1~9月に韓国を訪問した日本人観光客は209万人余りで、前年同期比21.7%増加。低迷していた訪韓日本人観光客市場が活気を取り戻しつつある。
観光公社日本チームの河尚錫(ハ・サンソク)チーム長は「ウオーキングフェスタは百済の歴史を題材に、韓日の国民が友好を深め日本人の訪韓のきっかけをつくることに意義がある。今後も各地域の優秀な(観光)商品の発掘や商品化を通じて日本人観光客が地方を訪れる契機となるようにする計画だ」と話している。
hjc@yna.co.kr