「劣悪な環境で成し遂げた奇跡のような快挙は、在日同胞に誇りと勇気を与えた」とし、「野球を通じて韓日両国がもっと近づくことができればと思う」とも述べた。

2024-08-25 20:22:29 | 岸田の日韓協力は「軍事協力」だった。
 

尹大統領、京都国際高校の甲子園優勝

「野球通じて韓日がもっと近づいてほしい」

登録:2024-08-24 06:13 修正:2024-08-24 07:35
 
 
韓国系民族学校の京都国際高校の選手たちが23日、兵庫県西宮の阪神甲子園球場で行われた日本の全国高校野球選手権大会(甲子園)決勝戦の関東大一高校との試合で、2対1の勝利を収めた後、優勝メダルを首にかけて行進している/聯合ニュース

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は23日、韓国系民族学校の京都国際高等学校の全国高校野球選手権大会(甲子園)優勝を祝い、「野球を通じて韓日両国がもっと近づくことができればと思う」と述べた。

 尹大統領は同日、フェイスブックに「『東の海を渡りし/大和の地は/偉大な祖先/古の夢の場…』京都国際高校の韓国語の校歌が甲子園球場に響き渡った」とし、「京都国際高校の甲子園優勝に心からお祝いする」と書いた。

 尹大統領はさらに、「劣悪な環境で成し遂げた奇跡のような快挙は、在日同胞に誇りと勇気を与えた」とし、「野球を通じて韓日両国がもっと近づくことができればと思う」とも述べた。

 大統領室は「京都国際高校は、在日同胞たちが設立して学校を運営していく過程で廃校の危機を迎えたこともあったが、韓国政府、在日同胞と一部の先覚者の日本人たちの支援で現在まで続いている」とし、「未来の韓日両国間の教育交流と協力の基盤になりうる事例」だと強調した。

 京都国際高校は同日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた第106回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)で、2対1で関東第一高校を破り、初優勝を果たした。

チャン・ナレ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 講演会はオンラインで全国中継します。手話通訳があります。字幕付きのチャンネルを別途用意します。多くの人の視聴を心から呼びかけます。

2024-04-05 21:10:29 | 岸田の日韓協力は「軍事協力」だった。

2024年4月5日(金)

東アジアの平和構築への提言

17日 志位議長が講演

写真

 日本共産党は17日午後5時半から、講演会「東アジアの平和構築への提言――ASEANと協力して」を開きます。このテーマでの日本共産党の考えを包括的に明らかにし、国民的・市民的な対話と運動を呼びかけるもので、志位和夫議長が衆議院第1議員会館の国際会議室で講演します。

 傍聴を希望する方には、国際会議室隣の多目的ホールを用意します。参加を希望される方は、左のQRコードを読み込み、申し込みフォームに必要事項を記入してください。5日正午から受け付けます。120人になり次第締め切ります。

 講演会はオンラインで全国中継します。手話通訳があります。字幕付きのチャンネルを別途用意します。多くの人の視聴を心から呼びかけます。

QRコード

▲QRコード

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

築地本願寺の中尾史峰宗務長が、現在も世界を巻き込む争いによって、「尊い命が失われ、痛みと悲しみに沈んでいる方は少なくない」と指摘。武力による争いには安らぎはないと世界に伝え、・・・

2023-09-19 22:00:29 | 岸田の日韓協力は「軍事協力」だった。

2023年9月19日(火)

二度と戦争起こさない

西本願寺 千鳥ケ淵戦没者追悼

写真

(写真)全戦没者追悼法要で、焼香し手を合わせる参列者=18日、東京・千鳥ケ淵戦没者墓苑

 浄土真宗本願寺派(西本願寺)は18日、千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)で「第43回千鳥ケ淵全戦没者追悼法要」を行いました。「平和の鐘」を突いて恒久平和の願いを新たにし、焼香した参列者が手を合わせていました。

 追悼法要は、悲惨な戦争を再び繰り返さないという平和への決意を確認するため、満州事変の発端になった柳条湖事件(1931年)が起きた日に毎年開いています。国会議員らが参列し、日本共産党の吉良よし子参院議員、土井洋彦宗教委員会責任者が参列しました。

 築地本願寺の中尾史峰宗務長が、現在も世界を巻き込む争いによって、「尊い命が失われ、痛みと悲しみに沈んでいる方は少なくない」と指摘。武力による争いには安らぎはないと世界に伝え、「安寧に生きられる社会を未来に切り開くために、行動し続けていく」と語りました。

 青緑色の式章を首から下げた女性(52)=福島県=は、日本が大軍拡を進める中で、近隣諸国との緊張も高まっているとして、「少しずつ戦前のようになってきた。追悼法要を通して、二度と戦争を起こさない思いを新たにしました」と話しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓日関係が国交正常化以降初めて、北朝鮮を封鎖し中国を圧迫するために軍事的協力をする「準同盟」に格上げされるものとみられるからだ。

2023-08-02 11:23:06 | 岸田の日韓協力は「軍事協力」だった。
 

歴史は忘却し、「軍事協力」に力を入れる韓日…

「根本的変化」の岐路に立つ

登録:2023-08-02 10:24
 
韓米日、18日にキャンプデービッドで首脳会談開催
 
 
尹錫悦大統領が昨年11月13日、カンボジアのプノンペンのホテルで開かれた韓米日首脳会議で、米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相と記念写真を撮っている/聯合ニュース

 今月18日に予定されている米大統領の別荘キャンプデービッドでの会談が行われれば、バイデン大統領が29日に言及したように、韓日関係は以前とは異なる「根本的変化」(fundamental change)を迎えるものとみられる。韓日関係が国交正常化以降初めて、北朝鮮を封鎖し中国を圧迫するために軍事的協力をする「準同盟」に格上げされるものとみられるからだ。この過程で、歴史問題の正義に基づいた解決を求める声は埋もれるものと懸念される。

 35年間にわたる日本の植民地支配を経た韓国が、日本と国交正常化会談を始めたのは、朝鮮半島が戦火に包まれていた1951年10月だった。第2次世界大戦直後に起きた朝鮮戦争で、米国は北朝鮮・中国・ソ連が手を組んだ共産主義陣営と対峙することになった。米国は韓日関係を早く正常化させ、これに対抗しようとした。

 だが、両国間の「歴史における問題」を払拭するのは容易ではなかった。韓日は1965年6月まで13年8カ月にも及ぶ長い交渉の末、関係正常化に合意した。両国は、植民地支配が合法だったのか不法だったのかという歴史を巡る根本的な問題は棚上げしたまま、日本が無償3億ドル、有償2億ドルという請求権資金を通じて韓国の経済発展を支援することで合意した。

 しかし、日本の軍事的拡張に対する韓国の根強い不信と、軍隊の保有と交戦権を否定した日本の平和憲法によって、両国関係は根本的に「経済協力」の枠組みから抜け出せなかった。軍事協力は韓米相互防衛条約(1954)と日米安保条約(1952)を通じて、米国を媒介に行われた。米国にとって韓米日3カ国軍事協力は、半世紀以上かけて引き延ばされた課題だった。

 1989年末に冷戦が終わり、変化が始まった。日本軍「慰安婦」などの被害者の声があふれ始めたのだ。日本は慰安婦問題に対する軍の関与と動員過程の強制性を認めた河野談話(1993)と、植民地支配と侵略に対する謝罪と反省を盛り込んだ村山談話(1995)を発表した。日本のこのような反省的な歴史認識の上で、韓日は互いを対等なパートナーとして認める1998年の「韓日パートナーシップ宣言」に合意することができた。その後、両国間の本格的な文化交流が始まり、日本では韓流ブームが起きた。

 
 
韓日パートナーシップ宣言の主人公である金大中大統領と日本の小渕恵三首相が、1999年11月にフィリピンで会い、首脳会談に先立って握手を交わしている=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓日間の「良い時代」は2010年代に入って急変した。北朝鮮核問題の深刻化、中国の浮上、安倍晋三元首相(1954~2022)の政権交代に象徴される日本の右傾化など、「不吉な変化」が続いた。安倍元首相は歴史・安保の両面で戦後日本の姿を変えた。2015年8月、安倍元首相は談話を通じて「子どもたちや孫たちに謝罪の宿命を負わせ続けてはならない」と宣言した。安保面では2015年4月、日米防衛協力のための指針の改正を通じて日米同盟を「グローバル同盟」に格上げした。岸田文雄首相は2022年12月、安保3文書を改正し、中国・北朝鮮に対する予防的先制攻撃を意味する「敵基地攻撃能力」を確保することにした。日本の平和憲法を支えていた専守防衛の原則は決定的に損なわれた。

 2022年5月に政権に就いた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、3月6日、日本企業が強制動員被害者に賠償しなければならないという2018年10月の最高裁判決を無力化する「譲歩案」を発表した。歴史問題の「後退」だった。その前に行われた三一節(独立運動記念日)の祝辞では、「深刻な北朝鮮の核の脅威など安保危機を克服するための韓米日3カ国協力がいつにも増して重要になった」と述べた。韓国の歴代政権が70年間ためらってきた3カ国同盟に進む第一歩を踏み出すことにしたのだ。

 英紙「フィナンシャルタイムズ」は1日、米国が18日の首脳会談に向け、韓日が攻撃を受けた場合相互の協議を義務付ける「歴史的共同声明」を推進していると報じた。3カ国首脳間のホットライン開設も推進されるという。このまま結論が出るとしたら、この会談は韓国が歴史を忘却し、韓米日3カ国軍事協力の方向に決定的な舵を切った「変曲点」と記録されるものとみられる。

キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする