どこ吹く風

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ルチェルン Luzern

2006年07月28日 06時40分13秒 | モンブラン
 これまでLuzernはベルナーオーバーランドに入るための中継地としか認識していなかった。少しでも先に進もうという程度であった。
今回の計画を立てる際にスイス観光局のサイトを活用したが、それによると中央スイスの中心地として紹介されており、周辺にはティトリス山、リギ山、ピラトゥス山など標高はさほど高くないが独立峰の美しく歴史的にも有名な山が近くにあることが分かった。
http://www.myswiss.jp/index.html

 ホテルに着きスーツケースと3人入れば身動きが出来ないほどの小さな箱のエレベーターで部屋へ行く。乗るときは正面からで降りるときは横からと出入り口の方向が違うし、停まってもドアが開くのを暫らく待っても開かないので手動だと思い出して手でドアを開ける、その様を三人でワイワイ楽しんだ。
ホテルは駅の近くにあるので町へ出る利便性は抜群だ。7時ごろになっているが陽は高く5時ごろの感じで、夕食をとりながらの散歩へ出る。

 ルチェルンと言えばカルベ橋、屋根付きの橋で中ほどに石の塔があり、そこで折れ曲がっている。扁額がかかっている、半分は橋もろ共消失したが復元されている。窓には花が飾られて絵のような風景が街に溶け込んでいる。橋の袂ロイス川沿いにレストランが並んでいるので川岸の席に座る。ビール2杯とフレンチポテトを注文する、妻はサラダを注文したが出てきたのはソーダ水、何のことか意味が分からなかったが、サラダがソウダに聞こえたのだろう、三人で大笑い、ビール並みの価格のソーダ水だった。
結局夕食はポテトで済ました。

 歩きながら目の前にピラトゥス山がある、昨年は全く意識外だったが明後日は登る予定なので鷲のような、或いはコウモリのような姿で迫ってくる姿を期待感を持って眺めた。湖の向こう側にはリギ山もボンヤリ見える。
雨が落ちてきたのでホテルへ戻る。

体内時計は真夜中なのでシャワーを浴びてベッドにぶっ倒れるように入る。

写真は、カルベ橋とピラトゥス山

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