どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ロープウェイ

2006年09月08日 15時31分29秒 | モンブラン
スイスで様々な乗り物に乗った。汽車、電車、登山電車、ロープウェイ、ケーブルカー、リフト、船などである。その違いはよく分からない、汽車は蒸気機関車で電車は電気モーターで動くものなのか、ではディゼルカーが曳く列車はどう言うのか。登山電車はガイドブックに登山電車と書かれているのでそう呼んでもいいだろう。ケーブルカーはケーブルに引っぱられて登り降りするものと理解している。軌道の上を走るだけでなくて空中を移動するものにもケーブルカーと呼んでいる所もある。
ロープウェイとリフトの違いは規模・大きさなのか、ベンチ状になったらリフトで箱になるとロープウェイだろうか。ではゴンドラとロープウェイはどうなる・・
分からないので、その時の気分次第で適当に書いた。

 スイスは麓から山の上まで登山電車やケーブルカー・ロープウェイが設置されて坐ったままピーク付近まで登れる。それでも登り足りないと思える所はエレベーターでさらに高いところまで運んでくれる。全く至れり尽くせりだ。自然保護の観点からは問題もあるだろうが、全く気にする様子は無い。
 トリュンメルバッハでは滝のすぐ近くに出るトンネルが掘られている。深くて狭い岩の隙間を大量の水が落ちて行くさまはスゴイ、しかしここまでして一般大衆に見せなければならないのかチョット疑問も生じる、やる事が荒い。

 尾根筋、稜線に張り巡らされたリフトの鉄塔もそうだ。素晴らしい大地の中を滑るのは気持ちが好いだろう、しかしである自然をあのように切り刻み痛めつけていいのだろうか。
お蔭で楽しながらピークまで行けたけれど、それはそれとして疑問もある。

 その他に犬橇にも乗った。これも観光用だろうがもう二度と経験できないことをした。雪を蹴散らしながら進んでいったが大声を出したくなるほど愉快だった。広がった雪原、それだけでもめったに目にしない光景なのにそれに犬橇まで乗れて、グレッシャー3000はわざわざ足を延ばした甲斐があった。
 シオンのミニ列車、遊園地にある車が引っぱる列車だが、それで市内観光ができる所は少ないだろう。道行く人に見られているようで乗っていて気恥ずかしさもあるが、でもワクワク気分で楽しめた。

 良し悪しは別にしてスイスは交通機関が山の上まで通じているのでタイヘン便利である。足腰が弱った人から、ただ歩くのがメンドウという怠惰人間まで充分楽しめるところだ。ただしそれなりに金が掛かる、ひとピークごとに2千、3千円とカネは飛んで消えていく。そのピークたるやさすが山国スイスで山から下りてくると隣のピーク、向かいの山が待っている。今回は登れる山はほぼ全て登った。ロープウェイ巡りをしているように登ったので、交通費があの先日掲載した金額になった。

 でも展望は山によって違うので、多くのピークから山々を眺められて良かった。
この次行く機会があったら又乗って登るだろう。

写真は、急勾配を昇り降りするピラトス山の登山電車、電車の左側にはトンネルがある。

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