今回の旅で訪れた所、Berner Oberland に St.Mortz 周辺のベルニナ山群および Zermattと言えばMatterhornの三ヶ所については一応書いた。
せっかく大金を掛けたスイス旅行について、もう少し書いておきたい。書くことによって記憶が定着するだろうことを期待している。また仮にもう一度行けるならその時の参考になるだろう。
今回は宿つまりホテルのことを中心に書く。
スイスでは11泊した。最初の夜はLuzernの小さな駅前ホテルで、まずエレベーターに驚いた。映画で見るヨーロッパの建物の内階段、四面の壁に沿ってグルグル回りながら登っていくあの階段。上から覗き込んで階段を下りていく人に叫ぶシーンに出てくるあの階段の内側に取り付けた小さな小さなエレベーターであった。1m四方ほどのスペースしかない。しかも乗り口と出口の位置が違う。正面から乗って、横から出て行く、その上エレベーターのドアは自分で開かなければならない。
目的の階で止まっても暫らくドアが開くのを待っていた、習慣とは面白いものだ。それと階の数え方が、5th floorの○号室と言われたら、日本の6階まで登ることになる。説明されてアタマでは分かったつもりでも、間違える事がしばしばあった。
これほど狭く手動式のエレベーターは初めての経験だった。
街のホテルはLuzern以外にAndermattとBrigに泊まった。Brigの駅前ホテルは当初二人で120フランと言われた。言葉も身振り手振りが60%以上なので、その金額でOKした。チェックアウトするとき受け付けた人とは別女性が、85フランで良いかと聞いてきた。意味が分からないまま頷いてカードで支払った。
どうもシーズンオフなので実勢価格は安いようだ、とは善意の解釈で、一見のツーリストからボルのは世界共通か。(笑)
一番安かった宿は、ポントレッジーナ Pontresina のユースホステルで、1泊2食付44.4フランであった。この年になって初めてユースホステルなるものに泊まった。2段ベットの8人部屋で、シーツをセットするのも宿泊者の役目、ユースホステルはそういうシキタリらしい。それに食事の片付けも各々がやる。スープが配られ食べ終わっても次の料理が出てこない。ず~っと待っていたら片付けに来た。本来は各自がスープ皿を所定の場所に片付けたら次の料理が出るのだ。周囲を見回してその事に気づいたので遅ればせながらそのようにした。
一番高いホテル、つまり高級ホテルはRifferuberg Hotelで、2食付とはいえ148.6フラン。マッターホルンが見える部屋だったので止む無しというところ。次という機会があっても山岳ホテルに泊まりたい。それほど高い場所のホテルは気持ちが良い。高いとは高度のことであって値段ではありません。
フェルストの山岳ホテルは2段ベットの相部屋で一人当たり88.5ふらんここも2食付いている。山の上だから食事がつかないと困ることになる。景色のよさは抜群。2段ベットであっても、この料金であっても又泊まってもいい。
ディアボレッチャ Diavolezza の94フラン、ここはベルニナ山群に抱かれ目の前の氷河、それに続く山稜ロケーションは言う事なし、感激のしっぱなし。個室でディナー付きなのでこの料金は安いくらいだ。これはあくまでも一般的な言い方であって個人的にはもっと安いにこしたことは無い。
サンモリッツSt.Mortzの郊外ムータスムラーユ Mouttas Muragi のホテルもサンモリッツおよび周囲の山々が一望に見渡せ素晴らしい場所位置している。68フランでディナー無し、眺めが良いのでその金額でもしょうがないが、ただレストランはコース料理なのでマトモに食べたら70フランほど掛かる。その金額でフルコースが食べられるのは安いが私の懐具合からすると分不相応のきらいがある。
スープとあと一品で済ませたが、初めからその気になって泊まれば最高の場所の一つであろう。このホテルのレストランはディナーを楽しむためにだけに登ってくる客が多いとのこと。
ホテルは山の上がいい。景色が違う。料金が麓に比べて若干高めであっても、モルゲンロートに日が沈むさまを山の上から眺めるとほんとうに別世界に来た実感が湧いてくる。山はできるだけ上から見るべきだ。早朝と夕闇迫る頃の山がまた素晴らしい。刻々と変わっていく山の色合いは麓で見るより感動が大きいだろう。山の上ならではの光景を目にすることができる。
写真は Luzern のホテルから向かいの建物を写す。
せっかく大金を掛けたスイス旅行について、もう少し書いておきたい。書くことによって記憶が定着するだろうことを期待している。また仮にもう一度行けるならその時の参考になるだろう。
今回は宿つまりホテルのことを中心に書く。
スイスでは11泊した。最初の夜はLuzernの小さな駅前ホテルで、まずエレベーターに驚いた。映画で見るヨーロッパの建物の内階段、四面の壁に沿ってグルグル回りながら登っていくあの階段。上から覗き込んで階段を下りていく人に叫ぶシーンに出てくるあの階段の内側に取り付けた小さな小さなエレベーターであった。1m四方ほどのスペースしかない。しかも乗り口と出口の位置が違う。正面から乗って、横から出て行く、その上エレベーターのドアは自分で開かなければならない。
目的の階で止まっても暫らくドアが開くのを待っていた、習慣とは面白いものだ。それと階の数え方が、5th floorの○号室と言われたら、日本の6階まで登ることになる。説明されてアタマでは分かったつもりでも、間違える事がしばしばあった。
これほど狭く手動式のエレベーターは初めての経験だった。
街のホテルはLuzern以外にAndermattとBrigに泊まった。Brigの駅前ホテルは当初二人で120フランと言われた。言葉も身振り手振りが60%以上なので、その金額でOKした。チェックアウトするとき受け付けた人とは別女性が、85フランで良いかと聞いてきた。意味が分からないまま頷いてカードで支払った。
どうもシーズンオフなので実勢価格は安いようだ、とは善意の解釈で、一見のツーリストからボルのは世界共通か。(笑)
一番安かった宿は、ポントレッジーナ Pontresina のユースホステルで、1泊2食付44.4フランであった。この年になって初めてユースホステルなるものに泊まった。2段ベットの8人部屋で、シーツをセットするのも宿泊者の役目、ユースホステルはそういうシキタリらしい。それに食事の片付けも各々がやる。スープが配られ食べ終わっても次の料理が出てこない。ず~っと待っていたら片付けに来た。本来は各自がスープ皿を所定の場所に片付けたら次の料理が出るのだ。周囲を見回してその事に気づいたので遅ればせながらそのようにした。
一番高いホテル、つまり高級ホテルはRifferuberg Hotelで、2食付とはいえ148.6フラン。マッターホルンが見える部屋だったので止む無しというところ。次という機会があっても山岳ホテルに泊まりたい。それほど高い場所のホテルは気持ちが良い。高いとは高度のことであって値段ではありません。
フェルストの山岳ホテルは2段ベットの相部屋で一人当たり88.5ふらんここも2食付いている。山の上だから食事がつかないと困ることになる。景色のよさは抜群。2段ベットであっても、この料金であっても又泊まってもいい。
ディアボレッチャ Diavolezza の94フラン、ここはベルニナ山群に抱かれ目の前の氷河、それに続く山稜ロケーションは言う事なし、感激のしっぱなし。個室でディナー付きなのでこの料金は安いくらいだ。これはあくまでも一般的な言い方であって個人的にはもっと安いにこしたことは無い。
サンモリッツSt.Mortzの郊外ムータスムラーユ Mouttas Muragi のホテルもサンモリッツおよび周囲の山々が一望に見渡せ素晴らしい場所位置している。68フランでディナー無し、眺めが良いのでその金額でもしょうがないが、ただレストランはコース料理なのでマトモに食べたら70フランほど掛かる。その金額でフルコースが食べられるのは安いが私の懐具合からすると分不相応のきらいがある。
スープとあと一品で済ませたが、初めからその気になって泊まれば最高の場所の一つであろう。このホテルのレストランはディナーを楽しむためにだけに登ってくる客が多いとのこと。
ホテルは山の上がいい。景色が違う。料金が麓に比べて若干高めであっても、モルゲンロートに日が沈むさまを山の上から眺めるとほんとうに別世界に来た実感が湧いてくる。山はできるだけ上から見るべきだ。早朝と夕闇迫る頃の山がまた素晴らしい。刻々と変わっていく山の色合いは麓で見るより感動が大きいだろう。山の上ならではの光景を目にすることができる。
写真は Luzern のホテルから向かいの建物を写す。