どこ吹く風

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西安交通大学語学研修旅行

2010年05月22日 11時21分06秒 | 旅への想い
 昨年は新型インフルエンザの影響で取り止めになった西安交通大学での語学研修だが、今年は行けそうだ。日中友好協会の会長さんは着々と準備を進めているようだ。

 この西安交大での語学研修は、元々会長の個人的な短期留学から友好協会の事業に発展させたものである。第1回目が07年に行なわれて私も縁があって参加した。昨年も期待していたのに潰れてしまいとても残念な想いをした。
あの時西安での同学の方々との忘年会でも早々に来年は絶対に実現してもらいたいと私は要望した。そして機会がある毎に研修旅行の話をしてきた。

 その甲斐あって未だ正式発表は出来ないけど、最後の詰めの折衝をしている段階まできているとのこと。たぶん研修終了後の敦煌への旅行で手間取っているのだろう。3年前は九塞溝へ行った。今度は敦煌だとあの頃から要望が強かった地域である。九塞溝はある人を介して旅行社に任せたけど、今回の敦煌は大学が手配するとの事である。会長さんは相当圧力を掛けたナ。(笑)

 中国との架け橋の役目を一生懸命になさっているのでその方面も考慮したのだろう。私たちとしては総費用が30万円で語学研修から敦煌への観光旅行までできるのだからありがたいものである。
 前回参加するとき”漢語を勉強してこの次は案内役をするから。”と大義名分をかざした。この大義名分というのが大事である、日頃から信用が無い私でも勉強しに行くのだと言うと、それらしく感じるらしくOKしてくれた。

 もちろん約束どおり二人で九塞溝どころかラサまで行った。研修の成果というよりも漢語は話せない、聞けない状態でもなるナントカなるという度胸が付いたというのが本音である。

 今年もこれまで以上に勉強するから西安へ行くゾと宣言してある。この西安行きだけは私の自前の資金で行きます。それが強気に出られる由縁でもある。
今年の日程は、旧盆が終わった直後の8月26日出発となっている。オキナワの場合正月以上に身を束縛されるお盆なのでこの日を念頭においてモノゴトを考えなければならない。また上海へは日木の週2便しかない、その上10月1日の国慶節の大型連休を避けなければならないという条件下では出発日が絞られる。

 8月26日か29日しかない。今回は敦煌だけでなく漢中へも1泊旅行が計画されているようだし、帰りの上海では万博も見学するように要望しているということも聞いた。
勉強以外も盛り沢山の計画が組まれているのでひと月という期間はあっという間に過ぎてしまうだろう。

たのしみだ、そろそろ漢語の勉強に身を入れねば・・・・

写真は、学内の白居易の居所跡にある白楽天像です。晴れた日は学生の布団干し場となっていた。汗の臭いを含んだ湿気で白楽天もたまらないだろう。


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