以前に一条工務店の方が10年目点検に来られましたが、多分建てた時に云われていた件なのだろうとは想定していましたが、やっぱりそれでした。
白アリ対策、外壁塗装、等々
10年間、ずっと用意はしていたのでとりあえず実施する事でお願いしました。
先日早速白アリ対策が実施されました。
床下へは階段下倉庫から入れます。
一人の作業員は、厳重な格好で塗る薬剤を持って入って行きました。
床下はベタ基礎で、全面コンクリートですが、コンクリートを流し込んで固まるまでに雨が降ってプールにならない様に水抜き穴があります。
その後塞いで青い塗料の防蟻薬剤を塗ってはありますが、10年くらいで塗り直すのがベストだそうです。
更に「そうなの?」って思ったのが、玄関のタイル下の土壌内を通して侵入するケースがあってその防止という事で、タイル目地に穴を開けて薬剤を流し込むのだと・・・
50cmくらい長いドリルの刃を使て50cm全部貫通させます。
途中で、ドリルの刃が折れるんじゃないかとドキドキして見てましたが、流石プロは難なく完了させました。
屋内部4か所、外を2か所実施。
上手に開けるものです。
その後、車に積まれたコンプレッサーからパイプで送られてくる圧縮された液体の薬剤を一か所辺り3Lも注入するらしく、手元の装置には流量計が付いています。
最後は目地をモルタルで塞いで、乾くと全く分からない状態になります。
しかし、10年前に家を建てた時に木材の腐蝕を確かめるために廃材を頂いて鳥の餌台の支柱に使ってありますが、10年経った現在でも一条工務店が1F部分に使用している防腐防蟻処理(安全な薬剤を木材の中に加圧注入したもの)されたその支柱にしている木材は土中部も全く腐ったりシロアリに喰われたりしていません。
でも、普通の木材で作って塗装しておいた上の餌台部分はもう朽ちて崩壊寸前です。
これだけの違いが一目瞭然。
薬剤など追加塗布しなくても良いんじゃ??って思えるくらいです。
でも、基礎部の柱などは食われなくても例えばフローリング材や床柱のような飾り柱など防蟻防腐処理されていない木材部まで這いあがって食われる可能性もありますからやっておいて損は無さそうです。
白アリ被害って見たこと無い人には信じがたいでしょうけど、旧家屋を解体する際にバスルームからキッチンに掛けての外壁部の中板などは事如くスカスカでしたから、バカにしてはいけません。
見えないから安心と云うのはちょっと変ですよね。
今でも他の住宅メーカーの様に木材の表面に薬剤を塗る方式ですと5年から10年で薬剤の効果が無くなって食われ始まると云いますからご自分の家の木材がどんな防腐防蟻処理されているのか確認された方が良いですね。
一条の様に加圧注入された木材の場合だと確か75年以上持つと云われています。
あとは、5月末からシナジオという一条オリジナル特殊塗料での外壁塗装が入ります。