呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米大吟醸 わしが國 朝日

2021-02-21 | お酒
今回は久しぶりの宮城県のお酒。
純米大吟醸 わしが國 朝日です。 





わしが國は宮城県の株式会社 山和酒造店さんのお酒です。

ラベルには記載がありませんが今回のお酒は原料の米に
『朝日米』を使用しているそうです。
元々酒造米では無いようですね。
そういえば稀にササニシキ等の普通の白米を原料にお酒に
している場合等ありますね。
通常白米として食べる米は旨味分が多く、人が食べるのには
良いですがいざ日本酒を作ろうとするとその旨味が雑味に
なってしまうという話を聞きました。
今は技術も進歩して色々挑戦出来るようですね。


開封
わずかですが吟醸香があります。大分軽めです。
色はぎりぎり黄色っぽさが分かる程度のほぼ透明です。

では頂きます。
口に含んだ瞬間は一瞬甘いのですがすぐ後に酸味が
追いかけてきます。その酸味自体は強くないのですが
しばらく口腔内に残る感じがしますね。
後口に僅かな苦みがありますが存在を感じられる程度
で邪魔になりません。
粘度はほぼ無く口当たりが大変軽いお酒です。

初日のおつまみは某コンビニの揚げ鶏。
どこの店の物もそうですがかなりジャンクな食べ物
ですよね。結構ギトギトに近い脂ですがお酒が潰され
る感は無いです。脂っぽさをサラリと流してくれるので
ほんのり甘めのお酒ですが濃い肉料理でも行ける感じです。

次いで久しぶりの海鮮丼。
の前に定番?のガリで飲んでみます。
このお酒も大変ガリとの相性が良いです。
ショウガの香りが引き立ちますね。
甘いお酒で寿司はちょっと と思った時はガリが思いの外
良く働いてくれます。
さて本体の海鮮丼の方ですがこれも悪くないです。
ほんのりとお酒の甘味を感じられますが海鮮を潰す程では
無し。しっかりと生臭さを消して裏方に徹してくれますので
食中酒に良いようです。


さて二日目
ちょっと苦みの主張が出てきた感がありますがほんのりです。
二日目は特につまみの用意がなかったのでそのまま
グビグビと飲んで終了。



少し甘めのお酒でしたが食中酒にも使えますので出番は多い
かと思います。欲を言えばせっかくの大吟醸なのでもう少し
香ると良かったような気もしますが食中酒ならばこのくらいが
良いのかな?
派手さは無いですが良いお酒でした。
コメント
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