呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七賢 本醸造無濾過生原酒 蔵出し2022

2022-03-20 | お酒
今回の一本は何度か飲んでいる七賢。
その中でも2020年に一度飲みました年一の蔵出しを
購入出来ましたのでこれを飲みます。

七賢 本醸造無濾過生原酒 蔵出し2022です。





七賢は山梨県の山梨銘醸株式会社さんのお酒です。
https://www.sake-shichiken.co.jp/


開封
とても良い吟醸香があります。
2020年版を一度飲んでおりますので大体の
傾向は分かっています。
これは結構甘いとみました。
色はガラスの酒器に注いでギリギリ分かる
程度の黄色見です。

では頂きます。
ほら甘…そうでも無いな。
一瞬口腔内に広がる香りは強い甘味なのですが
思いの外苦みが強く甘いより辛いというイメージが
先行します。
甘さの感じ方が2020年版と同じく上あご辺りに
だけ広がりますね。

鼻から香りを抜くと強めの吟醸香で結構刺激が
あります。少し鼻がツンツンしますね。


初日のおつまみは煮物。
がんもどきと厚揚げでちょっと甘めの味付けです。
甘めのお酒にどうでるか気になるところ。
と試してみるとお酒が強い。
強い香りに圧倒されます。

今回のこのお酒、前の2020年版と同じくアルコール
度が19度ある強いお酒です。
味はサラリとして重い感じはないのですが、香りの
強さがアルコール度のそれを物語っています。

次いでのおつまみはスルメイカ。
前のイカそうめんでは無く足です。硬いです。
うーん、悪くは無いですがお酒が強いですね。
イカの風味が消えます。あんまり良いイカじゃ
無かったのかも?
お酒の甘味も強くなる感じがあるのでこのつまみ
には甘くない辛口が良いかな。


さて二日目
風味は直前に飲んでいた物に振られますね。
今回はヤッホーさんのインドの青鬼と結構苦めの
ビールを飲んでいたせいか日本酒の甘味が強いです。

二日目のおつまみはまたイカ!
ピリ辛醤油味の一枚ものの乾物です。
うーん、お酒の甘さとピリ辛があんまり合いませんね。
イカ自体の味が今一つなところに辛い味付けを被せて
いるようです。
ピリ辛では無くかなり辛いです。イカが台無し。
安物じゃダメですね。


他に飲むお酒があったのですが急遽2022年版の
蔵出しが手に入ったので飲んでみました。
甘い香りは強いものの味はそこまで甘くなかった
のがちょっと肩透かしかなと。
それでもとてもクオリティの高いいつもの七賢を
堪能できました。

これで1100円(四合)なんですよね。
コストパフォーマンスが異常に高すぎです。
コロナ禍でお酒の提供も厳しくなって酒屋さんや
酒造さんも結構なダメージがきてるはず。
1500円以上とかつけても良い味なんですけどね。
色々難しいのかな。

3月後半であればまだギリギリ買えるお店がある
かもしれません。19度という高いアルコール度が
ちょっと危険ではありますが美味しくお買い得な
お酒なので、見つけたら買ってみると良い一本です。

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