私のお姑は、ご近所の方々から「神様のようなお姑さんね」と言われてきた人だ。
いつもにこやかに、道行く人に挨拶し、町内の仕事も快く引き受ける。
外向きは、嫁の私とも親子のように付き合ってると、ご近所に言いふらしてる。
旦那(私にとってはお舅)には逆らわず、なんでもハイハイと従う。
ほんと、ご近所さんからは、理想のお姑さん、神様のようなお姑さんと慕われてきた。
でも、家の中では、孫(私の子)の教育に干渉し、嫁である私が家のしきたりに逆らうことを許さず、旦那(私にとってはお舅)の理不尽な要求に従うだけのお姑でしかなかった。
そしてその結果、お舅は自分の理不尽な要求や行いを、正しい事だと思い込み、反省することなく、86歳まで生きてきた。
なので、お舅を改心させ、成長するチャンスを奪ってきてしまった。
本当に神様のような人なら、ただ旦那(私のお舅)の要求するままに従うなんて、絶対にしないはずなのに、ご近所さん達からは、神様のように映るらしい。
不思議なものである。
相手に尽くすこと、相手の意のままに行動すること = 愛 だと、勘違いしている人がいかに多い事か。
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