私はある人の予言をした。
その人とは、私の夢に本当によく出るAさんだ。
Aさんは、私の中学のクラスメートだった。
私達は卒業後、全く音信不通だったが、40歳をすぎた頃にクラス会があり、再会した。
その頃、Aさんは、自分の会社を立ち上げて間もない頃で、まだ、将来に対して不安があったと思う。
何せ、会社を立ち上げても、90%はうまくいかなくなると言われている。
そんな頃、将来について不安を口にしたAさんに、私は自信を持って言ったのだ。
Aさんなら絶対大丈夫、成功する、と。
なぜそんなに自信たっぷりに言えたのか、自分でも分からないが、私は、Aさんがそういう人だということを、なんだか昔から知っているのである。
なんていうのか、魂が知っているというような。
そして、その後20年以上過ぎ、私の予言通り、Aさんは成功し、会社も順調である。
この先の未来は分からないが、私は彼なら大丈夫だと予言する。
そして、Aさんは、クラス会があった頃、私に言った。
私の雰囲気が好きなのだと。
今まで生きてきて、自分の雰囲気が好きだと言われたのは、初めてであり、その後も誰からも言われてない。
顔でもない、性格でもない、スタイルでもない、雰囲気が好き。
その時は、雰囲気?
他に褒め言葉がないから?なんて思ったけど。
今思えば、何より嬉しい言葉だった。
雰囲気、つまりそれはその人の魂の事だ。
私とAさんは、お互いに昔から魂で結びつき、お互いの魂を知っているのではないか。
しかし、だからと言って、私達は実際に近づけばお互いに傷つけあい、一緒にはいられないのた。
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