ある人は彼のことを偉大だと言う。
ある人は彼のことをペテン氏だと言う。
ある人は彼のことを詐欺師だと言う。
ある人は彼のことをインチキだと言う。
ある人は彼のことを愛のある人だと言う。
ある人は彼のことをひいきばかりしていると言う。
ある人は彼のことを善良で優しい人だと言う。
ある人は彼のことを金の亡者だと言う。
このように、人それぞれによって、彼の評価は変わってくる。
一体彼の本当の姿はどれなのだろう。
人は自分のレベルで人を見る。
その人にとってはその人の見方が真実となる。
ある人が彼をペテン氏だと思うなら、それがある人にとっての真実なのだ。
世の中のすべての人が、彼のことを偉大だと思うことなど決してない。
また、すべての人から愛されるなどと言うことも決してない。
彼を愛する人も憎む人もいるのが現実だ。
これは自分の事も同じだ。
自分を良く思ってくれる人もいれば嫌う人もいるのだ。
周りの人にとっては、それが真実なのだ。
しかし、本当の自分は自分だけが知っている。
それが一番大切な事なのだと思う。
人から嫌われようと非難されようと、自分だけが本当の自分を知っているなら、それで十分だし、ぶれることはない。
ある人から嫌われたからといって、どんどん自分のレベルを下げることはないのである。
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