昨日は、実家に年始の挨拶に行ったのだが、一人暮らしの年老いた母に、
おたくの娘さんは美人だねぇ、と、○○さんから言われたんだけど、お前○○さんに会ったことあった?
と聞かれた。
私は、
この前、見積もりの時にみんなで一緒に会ったよ。
と答えると、母は怪訝そうな顔をした。
私は、お世辞だよ、と笑い飛ばしたが、母にとっては、私が美人であるはずがないと決め込んでいるらしい。
逆に私の妹達を美人だと母はずっと思っているらしい。
確かに若い頃の私はニキビだらけ、おまけにアトピー で、お世辞にも美人とは言えなかった。
でも、年取ったせいか、ニキビも全くなくなり、アトピー も治り、シミもあまりない。
小さなニキビ痕はたくさん残ってるけど、化粧をすれば目立たないような気がする。
美人ではないだろうが、普通だと思ってはいるが、自惚れか。
逆に、妹達2人は太って、若い頃の面影があまりない。
私は少食のせいか、若い頃と全く体型が変わらない。
まあ、蓼食う虫も好き好き、の通り、好みも色々あるので、私を美人と言ってくれる少数の人もいるかわりに、私をブスと思う人もいるわけだ。
まあ、母にとっては、父に似た私を美人とは認めたくないって事だ。
母に似た真ん中の妹が褒められると嬉しいのだろう。
母には小さい頃から無条件で愛された記憶が無い。
例えば、器量がいいからとか、頭がいいから、とかの条件付きだった。
それに母は、娘よりも自分の方が若くて綺麗だと言われるのが何よりも誇らしかった。
そんな母も、年老いて見る影もなくなった。
こんな、欠点だらけの母でもいなくなったらとても寂しい。
できるだけ長生きしてほしい。