偶然

自分は、偶然この場所、この親の元に生まれて、偶然クラスメイトとなった人に恋をし、偶然出会った人と結婚し、偶然見つけた会社で仕事をし、あと一瞬の差で大事故になる所を偶然にも免れて、生きているのだろうか？
偶然、なんでも、偶然で片付けられる便利な言葉だ。
でも、この世には偶然なんて無いのだと思う。
全ては起こるべくして起こっているのだろう。
これが、カルマの法則だ。
自分の身に起こる事は、全て必然的に起こっている。
事故にあうのも、すんでのところで事故を免れるのも、自分が過去世から積み重ねてきたカルマのせいなのだ。
そして、また、今世で自分は色々なカルマを積み重ねているのだ。
そのような、カルマの法則を司っているものが、神様なのだろう。
思い返せば、私は死にかけた事があった。
だけど、助けられた。
また、あと一瞬で大事故になるところだったのに、ならなかった事もあった。
これがカルマの法則なのだ。
そして、なんてありがたいんだろうと神様に感謝する。
それから、今世の私の苦労も、偶然などではなく、私のカルマの結果なのだと思う。
だとしても、ただ受け止めるだけではなく、それをどうやったら改善させられるか、最大限努力する事が大切だと思う。