【日々是好日なり】自然のリズムに合えば長生きする！

　高齢化社会とはいうものの当方の学生時代の友人は、１５人のうち、生き残っているのは、１０人。
　現在、７５歳、後期高齢者となった。
　当方を含めて、一応、都会暮らしの町の人、第三次産業の人びとの範疇である。　

　当方が移り住んだ町は、日本列島の典型的な田舎の町、第一次産業の農林漁業が主。
　町の公報では、今月の死亡者が２７名、
　２７名のうち、７５歳以下が５名、
　２７名のうち、９０歳以下が１４名、約半数である。
　ということは、半数は９０歳以上の長生きして亡くなっていることになる。
　１００歳以上も何人かいるが、これを含めて、半数が９０歳代でなくなっていると見てもいいだろう。
　
　第一次産業の特徴は、従事する人々の生活が、自然のリズムに合致していることである。
　太陽が昇りる夜明けとともに生活が始まり、太陽が沈むと同じくして仕事が終わる。
　従来は肉体的にきついこともあったが、機械化がすすみ、過度な身体の酷使もなくなっている。
　毎回、毎年の同じやり方の繰り返しではあるが、自然現象の変化に適応しなければならないので適度なストレスもある。
　一言でいえば、健全で健康な暮らしをしている人たちである。
　都会で第二次、第三次産業に従事する人たちよりも長生きするのは当然かな。