犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】お参り

2023年10月17日 | 日々是好日なり

 昔お世話になった方の墓掃除に出かけ、お参りし、般若心経を唱えてきた。
 近くに、須須神社があるので参拝し、大祓詞を唱え、罪穢れを払ってきた(^^;)
 
 高齢になると俗世間のこだわりが薄れてきて、神社仏閣の空間に足が向く。
 わが国では、人が亡くなると、身体を滅びるが、霊魂は留まって後に残る子々孫々を見守る存在になると考える。
 何代か過ぎると、山の神に習合して集落の人々を見守る存在になる。

 神社の御祭神は、集落の人々、大きくは日本列島すべての人々を見守る、
 寺院は個人のお墓も管理して、その仏さまは、個人の祖神さまを導いてくれると考えると、
 神道は団体のツアーガイド、仏教は個々人のツアーガイドといったところだろうか。

 いずれにしても、神社、寺院でお参りすることで、俗世間から離れて、神社、寺院の神聖なる空間で、祖先とのつながりを確認して、心を鎮める。


※須須神社
 奥能登の島北端に位置。狼煙ちかく。
 第十代崇神天皇(約2000年前)の御代能登半島最東北端の山伏山(鈴ケ嶽)の頂上に創建され、天平勝宝年間に現在の地に遷座。 
 奥宮鎮座地の山伏山(標高172メートル)は山容優美にして海上からの景観は、鈴をさかさにしたような典型的な神奈備の霊山で、
 原始時代から北海航行の目標、漁だめの森、御神体山として崇拝された。
 祭神は、高座宮(たかくらぐう)・金分宮(きんぶんぐう)の両社に御夫婦の大神を祀り、
 寺家高座宮の主神高倉彦神(たかくらひこのかみ)と山伏山山頂の奥宮に祀られている美穂須須美命(みほすすみのみこと)。
 加えて、天津日高彦穂瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命。
 須須神社と称し「三崎権現」「須須大明神」と尊崇され、東北鬼門日本海の守護神として、あまねく信仰され、災難除けの御神徳あらたかな御社である。

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