福島の牛の話から考え、わらという問題から考えると、福島県内の他の家畜、さらに農作物にも、水産物にも、おそらくどこに高濃度の放射性物質があるのか、実は皆目検討がつかないとおもいます。もちろん、福島県内のみならず、宮城の南側、山形の一部、栃木の那須エリア、茨城県の一部なども同じレベルの危険は有ると思いますが、少なくとも福島県内だけでも早急に手を打つべきです。どのエリアが汚染されていて、どのエリアが汚染されていないのかは、数百メートルおきに、メッシュして土壌調査で確定していかないと、本当に方法がありません。そんなことを早急には達成不可能ですから、とりあえずは、福島県内でとれる、畜産、農作物、水産物をすべて出荷停止にし、農家や漁師に国が全面補償すればよいと思います。国民の健康を大きく損ねる可能性があるものを実態としては、九割はチェックせずに流通させている現実の方が恐ろしいです。暫定基準というのがこれを守れば大丈夫な意味のある基準として、うけとめられていない中で、その暫定基準さえ、全く守られていない食品が流通する現実をまず早期に食い止めるべきです。内部被曝で、子供たちの健康を害して、国を瀕死の状況に追いやるのが、目的ならどうしようもありませんが、そういう目的でないのなら、「直ちに」福島県内の畜産、農作物、水産物を全面出荷停止し、補償する方が望ましいと思います。
福島県内は、未曾有の状態に置かれています。放射能の放出は、海中、地下水にはかなりの形で継続しています。もちろん、大気中にも続いています。福島県内をこれまでと同じスタイルで、継続させるのは、不可能に近いです。こうしたなかで高校野球を毎時2マイクロシーベルトでおこなうという愚行も続いています。大人がフェイクを続けていく限り、子供たちから次々と倒れていきます。それに加担した大人たちは全員が犯罪者です。将来的には、傷害致死の共犯にさえなる可能性があります。こういうことを平気で行っているのをいい加減に自覚してください。
ブログのタイトルなども変更しましたが「放射能防御プロジェクト」というグループ名で、土壌調査は発表します。任意団体として、活動を始めます。当面連絡先は、一番下の私へのアドレスになります。
今月下旬に首都圏の土壌調査結果を発表します。西の調査は、徳島、淡路島、鳥取など山陰のみ募集しています。
「放射能防御プロジェクト」沖縄は、一足先に活動が始まっています。汚泥肥料をくいとめるための、署名活動もおこなわれています。
http://houshanobogyookinawa.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html
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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。
①企業名
②商品名
③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)
④主要な原材料
⑤原材料の産地
⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。
⑦放射能対応の有無、具体的な対応
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様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
なお、連絡事項ですが、膝を骨折し、ギブスのため、三週間は身動きがとれません。このため、七月下旬まで、できることがかなり限定していますので、ご了解下さい。
きのう、チェルノブイリ関連でドイツ女医のインタビューを載せましたが、もちろんきちんとした内容だという認識で載せています。この関連で、低線量被曝について、脳神経の異常やIQの低下がおこることを、動物実験で示した論文が下記のとおり、あります。レベルのある、放射線の専門医からのご指摘で、掲載します。http://nar.oxfordjournals.org/content/33/9/3002.full-text-lowres.pdf
最近は2chでも有意義な情報がなくなってきているので、ネットだけでも情報をまとめるのはそれなりに時間がかかっていると思います。日本語の論文などを簡単に調べたい人は「サイニィ」というサイトに加入すると良いですよ。
コメントも、反論があるから意義があると思ってます。木下さんは「なにを言いたいか、もはやわからない。」との事ですが、私はわかります。木下さんの良い所は「自分はわからないけど、わからないから内容が適切であれば承認しておこう」というスタンスです。
ちなみに、こんな記事をAFP通信が配信しています。記者というのは自分の見た事を伝えるのが仕事であり、その判断というのは本来受け手が考えるべきものだと思います。ただ、この理由を精査して考えてみるのが記者なのかも知れません。明るい希望もみえるかもしれませんしね!(特にこういった危険を強調するブログなどに平行してあると、双方共に効果的だと思います)
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2793107/7001681
こちら西日本です。
昨日、市教育委員会と県給食会に電話しました。子どもが昨日、原発事故周辺地のデザートが給食で出たといったことからです。
今月に入って2度目です。
子どもが言わないとわからなかったと思います。
県給食会食材受注の担当者は納得していただいたものの、その地の食材を使う方向が強くなっているとのことです。
(大きく言えませんがとのことです)
国、厚労省、そんな言葉がでましたが、はっきりどこからと言われません。
県ではまとめて発注するそうなので、避けてほしいとお願いしました。
あとは厚労省にかけあいます。
ほんと、給食には表示がないうえ、使うように言われているとは、驚きました。これからも、給食会にはチェックをいれるつもりです。なにを食べさせられているかわからないからです。菌などの検査は念入りに行われているようです。
全国規模だと思います。静かに給食につかわれているなんて。牛肉から何十倍のセシウムが出て、検査をすり抜けてますよね。
輸送費もかかるのに、国はなにを考えているのか。今なら国に給食のことも訴えやすいと思う。
大人なら、支援で食べる選択の余地はあります。
「人は皆『自分だけは死なない』と思っている」(山村武彦著、宝島社)の読後感。
以下に。
「皆でいるから大丈夫だ」との見出しがついた第1章に載っている1枚の写真はまるで「今の日本」を見ているようだ。
それは韓国で起きた史上最悪の地下鉄火災の際に撮られた写真で、煙が充満しつつある車両の中で、何も起こっていないかのように押し黙ったまま座ってる乗客の姿が写っている。
放火によって炎上した地下鉄車両1079号の反対ホームに進入してきた1080号は1079号の火が燃え移り、火災発生の車両よりも多くの犠牲者を出した。
この写真は1080号の車両で今まさに煙に包まれようとしている乗客たちの姿だ。
「小さな事故なので少々お待ちください」という車内アナウンスがあり、それを信じてじっと耐えていたものと思われる。しかし、すでに車掌はその時点で車外に逃れていたのだった。
危機が迫ると人間はパニックになるというのが大方の常識だが、実は集団の中で人間はすぐに避難行動を取らない。
「本当の危険が迫れば皆が一斉に逃げ出すに違いない」「皆が動かないなら大丈夫だろう」との心理が働く。「まさか」「まさか」の呪縛。これを「心理的バイアス」という。3・11大地震でも社内の人間はすぐには逃げ出さなかった。まさか地震でビルがどうにかなるなんて誰も思わない。互いを牽制する心理が働く。
乗務員の「小さな事故です」のアナウンス聞けば、専門家の指示を鵜呑みにする「エキスパート・エラー」の心理が働く。「専門家が言ってるのだから大丈夫」と。
人は過去に経験したことのない予期せぬ出来事に対しては周囲の多数派の行動に左右される。
どうしていいかわからないときは周囲の人と同じ行動を取る、それが安全だと考える。これを多数派同調バイアスという。さらに、「こんなことが現実で起こるはずがない」という、現実を受け入れない「正常性バイアス」も働く。
韓国の被災者は「みんながじっとしているので自分もじっとしていた」「まさか火災だと思わなかった」と語ったという。
第二章「まさか!の落とし穴」では、川治温泉ホテル火災を例に、「まさかこんな昼間に」「まさかこんな立派なホテルで」という、都合のいい情報だけを受け入れ、都合の悪い情報を自動的にカットする集団心理を解き明かす。
この本を読むと、3・11以降の日本人、特に、福島の人々が原発事故が収束していないのにも関わらず、今も日常生活を送ることができる心理バイアスがよくわかる。
パニックを回避するには持っている情報をすべて公開すること、それがもっとも正しいパニック回避の方法だと主張する著者。それは長年災害現場を取材してきた著者の経験と知識によるもの。
「ただちに健康に影響はない」と繰り返し、パニック回避を理由に重大な放射能漏れを隠した政府。放射能漏れは続き、日本がゆるやかに汚染され続けているのに自分だけは安全だと思っている日本人。
この本に書かれた多数派同調バイアス、安全バイアスの呪縛は解けないままだ。
お代わりする子がたくさん居ます。子供は給食に毒が入っているなんて、これっぽっちも疑いません。
そういう給食に、わざと汚染地域の食材を使わせようという政府の意図が、ただただ恐ろしく感じます。
関東在住ですが、スーパーの野菜の広告に「福島産」の文字が増えてきました。ちゃんと書いてあるだけマシでしょうが、売れないと思いますのでそのスーパーの惣菜に化けるのかしら?と、毎日眺めております。
沖縄大学学長を中心としたボランティア団体が主催しています。被災地の小学5年生~中学3年生の子供たちに沖縄での夏休み、自然の中での生活体験ができます。費用は2万円(他は村など沖縄の自治体が負担)。
ネットでの申し込み締め切りは日曜日(明日)なのでお早目に!
もし完全に仕分けする方法が確立されたとしても、70代からですね、食べてもらうのは。
週刊現代経済の死角
スーパーホットスポットを次々発見 放射能汚染に新事実、この数値を見よ!
全国1000ヵ所を独自調査 〈後編〉
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11933?page=5
「多くの人は爆発が直接の原因で放射能が拡がったと思っているが、それは違います。イメージで言うと、爆発などで施設のどこかに穴などの不具合が生じ、ある時シューッと漏れ出す、という感じだと思う。
その証拠に、最悪の放出が始まった3月15日の夕方には、爆発的事象は起きていないのです」
これが何を意味するか。今後、爆発がなくても再び大量放出される危険性は十分にあるということだ。表面的に原発が落ち着いたからといって、けっして安心できないのである。
有機栽培で小麦を栽培、石臼で挽いてパン・チャパティーなど焼く。市販のものと別ものです。蜜柑・雑柑なども同じ、腐らない(キズがあれば腐る)。この国は既に食べ物以前になっている。
雑穀(粟・稗・黍・アマランサス・はと麦)10種試験栽培中、…クラインガルデン(市民農園)が選択枝の一つでしょう。
高根山農園
「排ガス用のフィルターがついていないタイプの既存施設でも汚染がれきの焼却に問題がないことが報告された。ほぼ全ての焼却場で処理が可能になるという。」
信じられません。バグフィルターの有効性自体、疑問視されているのに!。後々、重大な問題になるのは目に見えています。一人一人が声をあげて、子供たちの未来をまもりたいですね。
http://savechild.net/archives/5277.html