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【国際競争力ランキング】香港や台湾、中国や韓国より下の日本⇒アベノミクス円安効果終了で27位まで下落。

2015-05-27 21:42:50 | その他

国際競争力のランキングが、日本はまた落ちています。

スイスのIMDによるもの。米国が1位です。

そしてアジアの中では、香港2位、シンガポール3位、台湾11位、マレーシア14位、中国22位、韓国25位の後塵を日本は拝しているということです。

アベノミクスの円安効果によって、昨年は輸出的な競争力が回復したからと、3ポイント、ランキングをあげていましたが、その効果も一年もっていないことが、国際的にはっきりとわかる状況ということです。

国際競争力ランキング、日本は、去年は21位⇒今年27位にまで下げていますから。6ポイントも下がって、過去最低ランクです。

IMDの国際競争力評価で、日本は1990年代前半まで全世界で1位でしたから、どこまで落ちるのかが注目される感覚です。少なくとも、国際経済の中で、これから何かを競っていく場としての日本は、世界感覚から見たら、厳しい場所であるという認識が、はっきりとあることだけは間違いありません。

なお、2014年のデータは下記のリンク先で参照できます。

このランキングを付けているスイスのIMD(経営開発国際研究所)は、国際的にもトップレベルのビジネススクールです。こうした機関が定義づけする国際競争力は、グローバル企業による展開に関して、より適切な国がどこなのかを指し示す指標でもあるようです。しかし、それでも日本は昔はトップだったのですから。

http://www.imd.org/uupload/IMD.WebSite/wcc/WCYResults/1/scoreboard_2014.pdf

こうした国際競争力のデータは一喜一憂するものではありませんが、そうした目で我々の国が見られている現実を示していることだけは、間違いありません。

メトロポリタン東京が被曝している国家としては、本質的には厳しい状態が続く中で、実質的な改善が、現在の安倍政権で何もなされていない状況が、国際競争力という他国からの視点でも浮き彫りにされているということだと、僕には思えます。

しかし、これだとまたまた更なる円安という、日本切り売りに突き進むしかなくなるかもしれませんね。

ロンドン為替市場で、7年10ヶ月ぶりに、1ドル=123円に、"偶然"なりましたし。

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