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「2014年に品川・鮫洲界隈、どれだけ身近な知り合いが亡くなったのか」という報告。セシウム自家用米の罠。

2015-07-10 03:08:38 | 福島第一原発と放射能

被曝を懸念している品川在住の女性から、身近な死が、去年・今年前半と多くなっているのではないかという話が寄せられました。少なくともその界隈のかたがたにとっては、いつもの年よりも多くの人が亡くなり、その傾向は今年も続いているという感覚だそうです。

場所は、品川区鮫洲界隈。

都民にとっては、運転免許場があるところという認識かもしれません。湾岸に隣接するエリアです。

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2014年・鮫洲界隈での発病&訃報

以下、死因は不明も有ります。

亡くなった方々。

★パン屋のおじさん <60代・男性>
★床屋のおじいちゃん <80代・男性>
★八百屋のおばあちゃん <年齢不詳・女性>
★タバコ屋のおばさん <年齢不詳・女性>
★タバコ屋の近くのおばあちゃん <年齢不詳・女性>
★タバコ屋の近くのおばあちゃん <80代・女性>
★すし屋近所のおじさん <65歳・男性>
★ガン→雑貨屋のおばさん <70代・女性>
★ご近所のおじいさん <70歳・男性>
★元中華屋の店主 <77歳・男性>

一定以上の疾病に関してわかった方。

☆心臓手術<81歳・男性>
☆帯状疱疹が目に迄至って視力低下<46歳・女性>

2015年・鮫洲&大井町界隈での発病&訃報

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特に対策を取っていなかった、福島市の兼業農家で2014年に栽培した米が、基準を超える170Bq/kgから220Bq/kgのセシウムを検出したと報じられています。これらは、自家用米で市場に出回らないから大丈夫という但し書きつきで。

この当該の米は流通しないことで大丈夫なのは、報道どおりに信用するといたします。

しかし、一般論的に、この報道からわかる教訓は、いくつかあります。

【1】 対策しないと福島の米は基準値を超える汚染があたりまえになるということ。

【2】自家用で、県に作付けしないと言っていれば、実はノーチェック。

【3】今回は兼業農家側は自主的に簡易検査機に持ち込んだから、偶然に判明。

これらのポイントを踏まえると、対策も取らずに、県に作るといわずに、作った米を検査せずに、自主流通米として闇で売っている福島米はないのかということです。

あるに決まっていますね。考えるまでもなく。

今回は、偶然に発覚しただけであって、そうした、汚染が普通にあるような闇米的な自主流通米が福島から他県に販売されていても何にもおかしくはないということも、この事例の教訓から容易に類推可能です。

そう考えると、いろんな加工に使われる米の産地は本当に気になると思いました。こうした米はその産地を隠すためにも、さらにより安価な米を欲しがる用途から考えても、加工用にまわされる可能性が最も高いと思いますし。

東大の早野教授がベルトコンベアで検査する映像をバンダジェフスキー博士に見せて、「福島の米は大丈夫」と必死で話す様子を横で見ていた僕は、「そんなベルトコンベアに載せない米が一定量あったら、どちらにしても、こんな話は直ちに崩壊するなあ」といずれにしても思っていたのですが、今回はそうした疑いが強まることを示唆する話だなあと思いました。

まあ、理系の研究者と称する方たちは、こうした現実の金の流れで、社会では思わぬことがいろいろとおきることは、認識できない方たちが多数と思います。原発推進側も反対側も。だから、政府は文系廃止みたいな妄想を現実化させたいのでしょうね。官僚と政治家は、奴隷が欲しいだけだから。

なおベルトコンベア検査機にもちこまれたから発覚したじゃないかという類の反論は受け付けません。そんなものに、わざわざ通しに来る確率が、実は勝手に栽培する人たちには圧倒的に少ないですから。

もちろん早野教授ご自慢の機械で、本当に様々な核種リスクをかなり回避可能とは、僕はまるで思いません。

福島米など、僕は食べるつもりは全くありません。食べることをどんな人にも薦めないと、断言します。

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