母数が少ないから、何か明確に言えるほどの話は難しいですが、この原因がストレスだけと考えるのは、僕には強い違和感があります。
報道内容によれば、震災後3ヶ月以内に妊娠して、その後に福島で生まれた赤ちゃんで、1500グラムより小さい「極低出生体重児」が、2倍から3倍に増えていたということです。
このことについて、「ストレスが原因」との見立てを日本医科大などの研究チームは行っているようです。
母集団が2倍から3倍に増えていても、20人くらいの状態ですから、いずれにしても確定的なことは、なかなかわからないとは思います。
勿論ストレスも相当あったと思いますから、そうした影響も否定する話ではありません。
しかし、特に事故直後の放射能拡散は、福島では甚大なものです。
こうした環境に晒されている女性が、その時期に妊娠して出産していた結果である側面も考慮に入れるべきだと思います。
6年が経過して、こういう話が断片的に伝わってきていることには、注意を向けるべきと思います。
なお、オリハ・ホリシナ博士による、『チェルノブイリの長い影』には、こういう著述があります。
「さらに、比較的汚染の少ない区域の居住者とは対照的に、放射線量が高い区域の居住グループでは、体重がけた外れに大きく生まれた子供が多かったほか、異常に低い体重で生まれた子供も多かった。これは、子宮内での発育中にホルモンのバランスが崩れていたことを示す兆候であった。」
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