「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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亜急性甲状腺炎と診断され、疑問を感じ始めた千葉の40代女性、建設現場監督の叔父は去年白血病死、茨城。

2013-07-02 02:07:13 | 福島第一原発と放射能

  人は何ををもって、身の回りの事象に気にし始めるのか。それが、この被曝を巡る話の根幹であると僕は思います。実はきちんと気にしなければならないのに、そうした意識を持ち続けられなくなっている、首都圏の人が多い現実を、僕は苦虫を潰したような感覚で、味わい続けさせられています。野呂さんとここ数日話していると「被災地に残る権利」なる文言を、原発に反対し、被曝に認識がありそうな人々まで、東京では平気で口にしている状況を再認識させられます。勿論、そんな文言が出てくること自体、実際の状態をさらに矮小化する試みだと僕は思えます。

 こうした中で、今まで放射能への懸念を強く持っていなかった人が、突然壁に突き当たる事象に遭遇して、新しい格闘が為されて、僕のブログに行きあたり、メールされていることもたまにあります。この状況は、まさにそうしたものです。

最近、体調がおかしくなり、調べ始めて、最近僕のブログを知り、今回相談をされた方の話です。

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初めてメール致します。
私は千葉県千葉市に住む40代半ばの主婦です。木下様のブログを拝見し、お話を聴いて頂きたいと思いました。

実は私は、ここ3週間以上(もうそろそろ1か月になると思います)微熱(37.4~38.0度)が続き、倦怠感、筋肉痛などがひどく、あまりにも治らないので近所の耳鼻科→大学病院を受診したところ「亜急性甲状腺炎」と一昨日診断されました。1日3回解熱剤と風邪薬を飲んでいますが、解熱剤が切れた瞬間かは熱がまた出る…を繰り返している常態です。
始めはただの風邪だと思っていましたが、処方された風邪薬を飲んでも改善せず、エコー検査、血液検査を受けたところ診断がつきました。
ただ、体調は今日も悪く…いったいいつになったらスッキリするのかわからないまま、布団の中でネット検索をしていたところ、木下様のブログに行き着きいたのでメールをしようと思いました。

私の症状が原発事故からの影響なのかわかりませんが、亜急性甲状腺炎にかかる前に風邪をひいて具合が悪かったわけではなかったので、「風邪のウィルスから始まったのでは…」とのお医者さんの見解に何か腑に落ちないものを感じました。
完治まで時間がかかるようですが、体調がすぐれないので、明日は甲状腺専門の内科を受診しようと思っています。

また、もう一つ気になっていたことがあるので聴いて頂けたらと思います。
私の叔父が昨年2月に急性白血病で亡くなりました。茨城県に住んでいました。
数ヶ月の間、体調が思わしくなく病院を転々とし2011年の12月28日に入院し、2012年の2月10日に亡くなりました。わずか1か月半でした。難治性の白血病とのことで私も主治医の先生から直接説明を聞き、余命も告げられましたが、ほんとうにあっという間でした。叔父は独身で建設の仕事に関わっていたようです。当時「白血病」「茨城県」と聞いてもしかしたら原発事故と関係があるのでは?…と思いましたが、急な病気で親族も慌てており、病気の叔父を必死に見守るだけで1か月半過ぎてしまい、ゆっくり考える時間もないまま叔父は死を迎え、その後、「何だったんだろう?」という訳のわからない気持ちのまま1年半を過ごしてきてしまいました。

実は私は23年前に従兄弟も白血病で亡くしています。なので今度は叔父が白血病ときいて、「白血病ってかかる人多いのかな?親族から二人目だよ?誰でもなるガンなのかな?」と思ったのです。

叔父のケースも原発事故の影響かはわかりません。けれど今回自分が、突然甲状腺を痛めたので「原発事故と関係あるのかなあ?」と疑いたくなりました。1年半前に亡くなった叔父のこと…「そんな白血病なんて誰でもなるか?…この時期に白血病…」と思ったあの腑に落ちない気持ちを思い出し、木下様に聴いて頂けたらと思いメールしました。

突然のメール、長文で申し訳ありませんでした。

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京都講演、夜の部は受付中。

【7/15(月・祝) 夜 バンダジェフスキー博士京都講演 with 木下黄太】

 

17:30受付開始。18:00スタート。 途中10分休憩。20:15頃終了予定。

 

場所:ひと・まち交流館 京都 大会議室 参加費1500円当日支払いの

 

詳細&参加申込⇒http://kokucheese.com/event/index/98253/

 

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【7/20(土)バンダジェフスキー博士東京講演 with 木下黄太】

 

開場13:40 開演14:30  場所:新宿文化センター 大ホール

 

e+お申込⇒PC用購入ページ

 

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002103383P0050001P006001P0030001

 

携帯用購入ページ

 

http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002103383P0050001P006001P0030001?uid=NULLGWDOCOMO

 

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*セミナー両会場とも、一般の方で関心のある方の参加も可能。大会場の講演会場と異なり、セミナーは、直接、バンダジェフスキー博士と話す機会があります(人数限定の為)。

 

【7/14(日)京都 専門家&医師向けセナー】

 

9:00開場。9:30~16:30終了。 17時半迄延長可能性。逐次通訳。開催場所は京都駅至近、キャンパスプラザ京都。

 

詳細・参加申込⇒http://kokucheese.com/event/index/96723/

 

【7/21(日)東京 専門家&医師向けセナー】

 

 9:10開場。9:30~16:30。逐次通訳。恵比寿駅5分の会場。

 

詳細・参加申込⇒http://kokucheese.com/event/index/97131/

 

 

 

*両会場とも、電話申込も可能です。 080-8051-3045    (11時~19時 木村) 

 

セミナーテキストは60ページあります。バンダジェフスキー博士入魂の力作です。

 

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僕が、随時更新作業を続けています。

 

バンダジェフスキー博士2013日本講演公式HPhttp://bandazhevsky.jimdo.com/

 

専門家セナーチラシ⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7/

 

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4 コメント

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バンダジェフスキー博士に質問 (海外の主婦)
2013-07-02 06:39:25
バンダジェフスキー博士に質問したいです。

今回の原発事故に被災した人々にとって(避難した人および汚染地にとどまらざるをえない人の両方)、医療や経済の面のみならず、様々な精神的サポートが必要とされていると思います。

博士のベラルーシでの体験をふまえ、どのような形での精神的サポートが最も有効、もしくは重要になってくるでしょうか?
返信する
クエン酸と粗塩と井戸水 (モデ)
2013-07-02 08:29:06
チェルノブイリ事故以来、実行しています私の食生活の、
その基本となる3つのポイントをもう一度、皆様にお薦めします。
それは「クエン酸と粗塩と井戸水」の摂取です。

1)クエン酸小さじ一杯分を水道水や生水に、また牛乳やオレンジジュースに少量入れて飲むこと。
合計で一日にクエン酸小さじ一杯分以上を摂取すること。
以下のブログを知りました。ざっと目を通してみてください。
リンク先を記載しますが、ただ皆様に理解を深めて頂きたいだけです、本の購入をお薦めしているのではありません。(頭にhを入力)
ttp://itiguuoterasu.blogzine.jp/blog/2012/05/post_15c0.html 

2)小さじ一杯分の粗塩を水で溶いて毎日飲む。
お腹が緩くなったりします。下痢症状です、それはデトックスですから歓迎です。以下は同じく参考資料としてご覧ください。
ttp://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/book/cabinet/7667/76678318.jpg

ttp://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808010000/

3)井戸水は良く使われていること、または市役所による検査をパスしている処が好ましいです。
原発近郊や海岸部、また阿武隈川近辺などの井戸は要注意です。

4)そして頻繁にうがいを励行する。
口中と可能な限り喉の奥をゴロゴロすすぐ。
一日の入浴回数を増やす。洗髪を丁寧に何度もすれば「めまい」などを軽減するのではないかと思っております。
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モデ様へ (Unknown)
2013-07-02 18:52:23
>一日の入浴回数を増やす。洗髪を丁寧に何度もすれば「めまい」などを軽減するのではないか

と書かれていらっしゃいますが、関東・南東北では水道水からセシウムが検出されている都市もあるわけで、
シャワーを浴びて皮膚炎や目の痛みがひどくなったという声が、こちらのコメント欄でもあったと思います。

私も関東で初期被曝し、様々な体調不良に悩まされた一人ですが、それを話したところ玄米菜食を勧めてきた人がいました。
しかし、玄米の殻には、白米以上に汚染物質がたまります。それ以外にも、日本食の根源とも言える昆布、かつお、きのこ、お茶等も一部汚染されてしまいました。肥料も汚染され、全国に出回り、有機農法・自然食品はかえって危険なものとなってしまっている…。

これが日本の現状なのです。

生きるための根源とも言える空気、水、食べ物を汚染して、何が経済でしょうか。日本人がここまで愚かな民族とは思いませんでした。

返信する
この国を変えたい (モデ)
2013-07-03 12:48:21
*どんどん選択肢が狭くなって来たと思います。
住んでいる地域による違いや「個人差」もあります。
「シャワーを浴びて皮膚炎や目の痛みがひどくなった」方たちは温泉や水質の良い大浴場かお風呂屋さんをなるべく利用することをお薦めします。水道水の汚染が不可避となって来た今、自分で確かめつつ実行するしかありません。
野菜、根菜をはじめ食材で洗える物は必ず42~3度の給湯器のお湯で何度も良く洗い、次に水で良く洗う。そして調理すること。食材によって異なりますが、40%から80%の汚染を排除できると言われています。

きのこ類、山菜、野草は食べない方が良いと思います。
酒、ビールなどのアルコール類も缶ジュース他の飲料も原材料の水に今や汚染を感じます。私はチーズや牛乳を飲むのを暫く止めていましたら爪が薄くなりました。北海道牛乳にクエン酸を入れて再び飲んでいます。
また時々、胸やけのような胃が少し痛むような経験をするようになって来ました。粗塩水を飲むとすぐに解消します。ビックリです。
しかも粗塩水は元気が出ます。
体力と免疫力を養うために食べなくてはなりません。
個々人の工夫が必要と思われます。
先日、散歩道の途中で身体がふと重くなり軽いめまいを感じたので
ガイガーカウンタを取り出して計ると 0.23μsv/h が出ました。
引き返して帰宅しました。この値ぐらいからハッキリ違和感を感じます。
じわじわと追いつめられている気がします。

私は今の国家体制を直ちに廃止撤廃して、例えば江戸時代の鎖国のレベルに戻るべきと考えます。そして基本原則と倫理観のある善政を布き、大小の共同体が多数できて自発的な相互扶助を国是とするとき、日本民族の本来の精神が蘇り、解放され、優れた能力を発揮するだろうと思うのです。
同時に自然界を汚していることへの謝罪と罪の意識なくして未来はないと思います。
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