「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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犬の被曝リスク、6才、5才、1才犬で相次ぐ膵炎と骨折、神奈川東部他。ベルギーの原発、火災で運転停止。

2014-12-01 14:54:12 | 福島第一原発と放射能

【 2014年12月総選挙はどういう構造でおこなわれようとしているのか? アベノミクス解散の実状分析 】
【 都内の同じ組織内で相次ぐ若手の異変、甲状腺手術、長期休職、40代の訃報、読者からの手紙 】

木下黄太メールマガジン最新の第43号内容。

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まず、首都圏から連絡が来る方から、断片的な情報からお伝えします。

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東京に親兄弟が住む友人が(本人は海外)去年の秋から身内を4人亡くしました。今月はお母様と叔父様。

それと知り合いの所に生まれた赤ちゃんが元気なんですが・・内臓に問題があり手術になるそうです。

私事ですが犬が今年の春から足指の疲労骨折・急性膵炎に罹りました。

夫は10月末に急に鼻血が出て数日前に鼻の中にできた腫瘍摘出(良性と思われる)しました。

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この方とお話しましたが、友人の身内の方が相次いでなくなっているお話は、全員が高齢者。影響は否定できないのですが、高齢の方の死亡は、特異な条件が重ならないと、言える事はほとんどありません。

しかし、むしろ犬のことが気にかかります。

この方は、神奈川の東部なのですが、犬は6才、人でいうとまだ40才程度の年齢です。

実はお電話していると他の犬のことも伺いました。

首都圏の知人が飼っている犬が相次いで膵炎になっていて、5才と1才の犬なのですと。

あたりまえのことなのですが、犬の被曝リスクは年々、高まっています。犬は人よりも、地面と接触しながら生きています。そうするとどうしても、放射性物質との接触頻度は高まります。歩いている箇所のみならず、さまざまなものをなめたりもするでしょうから。外と中で飼育の違い、散歩に関しての対応でリスクは高まると理解しています。

2012年には、甲状腺機能低下がおきた飼い犬の報告も、三浦半島からありました。

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今回お話しようと思ったのは、うちのイヌが「甲状腺機能低下」と診断されたからです。
イヌに出るということは、人間にも出る可能性が高いのでは、と懸念されたので、思いきって書くことにしました。
  
イヌは、外イヌ、11歳半、オス。
食事は、市販のドッグフードを与えず、小魚も震災前の物、スイート系もやらず、つまり添加物をとらぬよう気をつけています。
9月から毛が薄くなり、1月からごっそりと脱け、いつも行く獣医は原因がわからず、
1週間前新しいペットクリニックへ行ったところ、見た瞬間「甲状腺だわね」と。
血液検査の結果 T3ー0.4ng/ml T4ー2.3μg/dl FT4ー1.0ng/dl
木曜夜から、薬(チラージン)を服用。1日2回。死ぬまで。服用を続ければ毛も生える、腫瘍・ガンにはなりにくい、ということですが。
 
確かにイヌに多い病気で、11歳半というシニア犬でもあります。
しかし、それまでなんともなかったのに、事故から半年の9月から、それも「甲状腺」というのが引っ掛かります。
イヌは側溝、草むらが好き、雨に濡れます。爆発時、それ以降も外にいます。
似たような条件のイヌが周囲にいないので、知っている限りではうちのイヌだけです。
 
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【1/25(日)午前 三田茂医師&木下黄太講演会in熊本】 

2015年1月25日(日)  9:30開場 9:45開演 

場所/市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)大会議室 
熊本市中央区桜町1番3号 

熊本交通センター(バスターミナル)から徒歩2分、もしくは市電の花畑町電停から徒歩すぐ。

参加費/大人予約&前売り 1000円 当日は1500円 中学生以下無料 

詳細&申込先⇒http://kokucheese.com/event/index/241118/(現在受付中)
 
主催/できるしこの会 

東電原発事故からもうすぐ4年。 
初期被曝と低線量被曝が影響する私達の健康被害を考える。 
原発事故以降、おもに首都圏の大人や子ども合わせて血液検査や甲状腺エコー検査を行ってきた三田医院の三田医師と、元報道番組ディレクターである木下黄太氏が熊本で語る。一千数百人以上の子どもの甲状腺検査や血液検査などの対応を積極的にされていた三田茂医師は、都内での診療は限界と判断し、岡山へ移転されました。何に限界を感じ、岡山へ移転されたのか。医師の見た現場のリアルと、実際には報道されないがリアルな健康被害を、対談と参加者からの質問に答える形で講演して頂ける事になりました。 
流通する汚染物から熊本を守りきる為に市民が持つべき意識とは。

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ベルギーの原子力発電所は、現在7基程度しか、稼動していません。

また、福島第一原発事故以降の原発稼動計画の見直しがおこなわれていて、このうちティアンジュ(Tihange)1号機のみ10年間の運転延長を決定していました。

しかし、いろんなトラブルが起きていて、実際に稼動している号機は少ない状態です。

今回、火災がおきているのも、このティアンジュ原発。

今回は、火災の影響で、ティアンジュ原発3号機が運転停止したということです。

ヨーロッパでもエネルギー資源が極めて少なく、原発依存度が高いベルギーですが、炉の老朽化も進んでいて、原発依存という体制が、相当に無理があることを、更に思い知らされる事例となりそうです。

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

 

#17 河川の高温化

原子力発電所からの温排水は魚から酸素を奪う。
原子力発電所はエネルギーを浪費している――原発はとりわけ(発電以上に)33℃までの
温排水によって、まずは河川を温める。これは魚に 2 重のダメージを与える。
まず 1 つ目に、温かい河川の水は、冷たい水に比べて酸素の含有量が尐ない。2 つ目に、
温かい水ではより多くの植物や小動物、プランクトンが死滅し、この有機物の腐敗の過程で
酸素をさらに消費する。そうして魚のための酸素が不足する。


そういえば、この高温排水を使って、原発周りで、養殖の魚を育てていましたよ。浜岡原発まわりにありますね。本質的には、全くダメでしょう。



 

 
 
 

 


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