「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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福島などの安売り果物を買っていた、子供の多い30代同僚女性(東京東部)が2011年脳腫瘍で亡くなっていた。

2016-01-25 23:33:33 | 福島第一原発と放射能

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残席5席程度、今週末に博多中心部での開催。

【1/30(土)木下黄太お話会in福岡】

13:15 受付開始 13:30 開演

開催場所 福岡市立 中央市民センター 2階 第2会議室 (赤坂2-5-8)

申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/364664/

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ちょっといろんなことが語られるまでに時間がかかることは、よくあります。

僕が良く知っていて、体調不良が去年からおきていて、治療を続けている40代の避難女性がいます。

東京からの避難者。

彼女の近況を知ることなども含めて、電話しました。

ご本人は、想定どおり、回復傾向にあって、すこしほっとしました。

大変な病気なのですが、まさに早期発見早期治療と、適切な医療機関受診が現在のところは、功を奏している様子です。

勿論油断はなりませんが、それでも良い知らせには違いありません。

ここで、脳腫瘍の話がたまたま出ました。

すると彼女が少し微妙な反応を返してきます。

何が、気になるのかと尋ねると、実は。。。と言い出しました。

「被曝影響には早すぎる話だから、今までお伝えしていなかったことがあります。

私の同僚、年も同じで、2011年当時は30代後半の女性がいます。

この女性は、何人かお子さんもいらっしゃって、何かと大変な様子でした。

原発事故以降、食べ物のことなどを気にしていた私は、彼女にどうしているのかと話しました。

すると、子供が多くて食費も掛かるし安いから東北や福島のものを買ってしまうと、普通に話すんです。

ついつい、買ってしまうというニュアンスで。

勿論、私は危険は伝えてはいるのですが。

彼女は、果物が好きで、イチゴなんかをそういうふうによく買っていたような気がします。」

こういう人は、一定数は首都圏にいたと思いますし、今もいると思います。

その彼女がどうなったのか。

「私も2011年に、原発事故以降に体調が悪くなったので、会社を長期間休みました。

そして復帰すると、彼女がいなくなっていました。

脳腫瘍になっていると。

ほどなくして、亡くなりました。2011年後半の話です。

いくらなんでも、被曝影響と考えたら早すぎる気がしたので、今まで話さなかったのですが。」

「彼女が住んでいたのは都内東部。汚染が酷い場所です。

葬儀などに伺ったとき、線量計で計測しましたが、私の自宅周りよりもあきらかに高い数値が出ていたことはまちがいありません。

やっぱり高いんだなと、少し怯えたことを思い出しています。」

被曝影響だけで、このような結果になるかどうかはわかりません。

しかし、いろんな疾患を体内で抱えている人には、被曝は、更なるマイナスになることは間違いありません。

それは、加速的な要因として、警戒する必要があると思っています。

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