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「放射能」と「放射線」と「放射性物質」という用語に関して、原発事故後の言説で注意すること。

2016-10-24 09:55:15 | 福島第一原発と放射能

【 福島県民健康調査で甲状腺評価担当の部会長はなぜ辞任しようとしているのか 】
【 再稼働対応PR会見を優先し、2日前の雨水大量流入であわや原子炉危機は後日公表、北陸電力という憂鬱 】

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このブログを読んでいる人は常識ですが、タイトルの三つの用語は、認識をきちんと持った方がよいです。

まず「放射能」というのは、一般的な単語に近いイメージです。

この言葉は、大まかに話をするときに使うしかありません。

よくもわるくも、そういう使い方しかできない単語です。

「放射線」は外部被曝のみのイメージが圧倒的に強い用語です。

また医療利用などで用いられる感覚が強い用語です。

「放射線」という用語を中心的に使っている場合は、ほとんど線量比較という概念で話の枠組みが為される場合が多いです。

これは外部線量のことです。

被曝ということを問題にする場合の、内部被曝し、体内の中での影響という観点は、「放射線」を多用する論者からは、実は予め排除されている場合が多いです。

こういう用語の使用方法や認識の枠組みを確認することで、実はその用語を使用する論者や組織がどういうものであるのかをよりわかる可能性があります。

ことばを気にするというのはそういうことで、僕は大切な観点だろうと思います。

勿論、「放射性物質」という用語を多く使うのは、僕のような被曝影響、特に吸気や食などによる被曝を懸念する側になると思われます。

こうした違いは、当たり前の話なのですが、認識された方がよいと思います。

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【11/23(水・祝) 三田茂医師&木下黄太講演会IN徳島】

テーマ

・福島での甲状腺がん多発について

・懸念される新たな健康症状

・新しく起きている放射能に汚染された廃棄物8000ベクレル問題


2016年11月23日[水・祝]
開場/13:30 講演/14:00~16:30
こくちーず予約→http://kokucheese.com/event/index/428092/

参加費はこくちーず予約や前売りが半額となっていますので、予約をされるか前売りをご確認ください。
場 所  とくぎんトモニプラザ(青少年センター) 3F 大会議室 
     (徳島県徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852)

※小学生以下は参加費無料です。※保育はありません。
連絡先: info@tokushima-teijyu.net/  

前売チケット取扱店
平惣各店
(徳島市)Aaron’s・可否庵・O-ba'sh crust・オーバッシュカフェ
(吉野川市)オーベルジュ&スパ 美郷の湯・さくらカフェ
(阿波市)川人医院

主催:とくしま定住支援ネットワーク http://www.tokushima-teijyu.net/
協賛:さよなら原発徳島実行委員会・脱原発市民ネットワーク徳島
後援:徳島新聞社・四国放送株式会社


 


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