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自粛解除5日後、茨城沖のクロダイが80Bq/kg検出で自粛再開という二転三転で分かるロシアンルーレット。

2016-10-13 21:17:10 | 福島第一原発と放射能

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残席は2席

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開場15:30  講演15:45~18:00 
大井町線九品仏駅すぐ 九品仏地区会館 定員40席
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東北や関東の海で、近海の魚を食することは、そもそもロシアンルーレットの世界でしかありません。

貴女が食べている魚にセシウム含有が少なくても、同じ網で取られた別の魚を食べている隣人はセシウムだらけかもしれません。

セシウムが少なくても、ストロンチウムが代わりに入っている可能性も否定はできません。

こうしたリスクは広く大きくとるのが普通の感覚で、こうした漁獲の自粛というのは、まずはそうした消費者の安全性を確保するという観点で行うしかありません。

残念ながら、そうした漁獲(生産)自粛が、検査個体の数値によって、コロコロ入れ替わっている実例が関東の海域でも起きています。

福島沖だけではありません。

10/6に茨城県は、クロダイに関して自粛を解除していました。

この前日に公にしたクロダイのセシウム検査数値が、下限値以下か、1.7Bq/kg程度しかなかったこと、これ以外にも、数回さかのぼっても、同様の数値しか出ていません。

安全だと思いたい心境になる状態であるのは、心理としては理解しますが、容認する感覚はありません。

こうして自粛が解除された5日後、今度は別のクロダイの数値が公表されました。

日立市沖で9/30に漁獲されたもの。

セシウム134が11.5Bq/kg、セシウム137が68.8Bq/kg、併せて80Bq/kgのセシウムとなっています。

100Bq/kgの国基準以下ですが、これで自粛基準に引っかかるために、クロダイはまだ漁獲するのが自粛扱いとなりました。

クロダイは、福島沖から北になる宮城沖に移動する可能性があり、原発事故後に宮城沖で高い数値の個体が発見されたこともあります。

南側になる茨城沖では、そこまでの数値は出ていませんが、事故後からセシウム検出は続いていて、今回も個体によってはわかりやすい数値まで汚染されていたということになるかと思います。

しかし、今月になってからの二転三転を見ていると、国や地方自治体が考える汚染リスク回避を丸呑みして、十分な防御などは難しいことが、改めて浮き彫りとなります。

入っているのか入っていないのかは、その個体ごとに違うのに、確率が低いという蓋然性のみで「安全」として食する構図が演出されています。

まさにこれは、食べる消費者のことは考えず、漁獲する側、そして水産関係者及び、行政側のみの感覚に依拠した構図ということになります。

これをどうして「安全」の選択だとして、食する人がいるのか僕には到底理解不能です。

それはまさに、危険なロシアンルーレットに思えてなりません。

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タイで、プミポン・アドゥンヤデート国王が逝去されました。88歳。タイ国民に愛されていただけでなく、タイの統合を維持する要でしたから、タイの政情がどうなるのかは大変に気がかりなところです。

おかしなテロの類がまた起きる可能性も増すリスクもあると思います。警戒は必要です。


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