「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

不安な社会情勢に乗じて、カルト団体と「広告塔」が取り込もうとするのは、被曝や放射能を懸念する貴女。

2014-08-18 00:00:00 | 福島第一原発と放射能

被曝回避をする、あなたを取り込もうとするカルトへの懸念は、今後も具体的にメールマガジンでも書いてゆきます。 

最新号の内容は下記のとおりです。  

【 「官邸前金曜行動が被曝回避派を排除した理由」 木下黄太 真夏の大放談(3) 】

 重要情報はメルマガでのみ配信。購読申込⇒http://www.hoshanobogyo.com 

 =========================================================

カルト団体のことを甘く甘く考えている人間がいます。僕はそういう人のことは相当に軽蔑すると感じてください。

カルト団体は甘い言葉や耳ざわりのよいことは言います。

しかし、かれらにとってそれは釣り餌にしか過ぎません。

その釣り餌は、カルト団体という名札を付けていることは、ほとんどありません。

カルト団体と分りにくくするために、良く感じられる名前を付けていることが多いです。

また、「広告塔」を使います。

「広告塔」は、タレントや政治家、著名人などの場合もありますし、客観的に見えやすい医者という職業の人を使う場合もあります。

最近、インターネット、特にFacebookとツイッターを利用して、こうしたカルト団体と連携している「広告塔」が活動しているケースが目立ってきました。

特に、地球人はUFOでおとずれた宇宙人の末裔などいうアメリカ人SF作家の妄想を信仰している団体と連携し、反ワクチン、反薬品などばかり主張している医師などは典型例と思います。

この団体は、薬に関して、特に精神医学での薬の使用に反対し、「市民」「人権」などのワードを団体名につけている下部組織を動かしていて、こうした医師がそこと連携しています。

この医師の発言内容はおかしなことが多いです。

特に被曝関連で見ていると、効くのか効かないのか、おそらくわからないし、多分ほぼ効く可能性がないようなものを喧伝する情報発信が多いです。

まともな医師ならそんな発信はしません。例えば、みなさんもご存知の三田医師が常に話している話にそんな内容は全くありません。特効薬など、存在しないことは、放射能のことを調べるとほぼ常識です。

バンダジェフスキー博士なら笑い飛ばすレベルです。近代医学の知見を全て無視するような発言を、きちんと臨床行為をおこなっている医師たちは口にしません。

薬品にも、ワクチンにも、マイナスの部分も副作用も存在します。子宮頸がんワクチンのように、かなりまずいものもあります。ですが、だから全てのワクチンを否定するとか、全ての薬品を否定するのは、あきらかに異常な判断です。

そんなことで、これまであなたやあなたの家族が健康を保てた可能性などありえません。こうしたおかしい妄想を喧伝する医者などは、全く信頼するレベルではありません。こんなことは、幾ら原発事故がおきて、社会的問題がかなり発生していても、関係ありません。

むしろそうした不安定な社会状況に乗じて、こうしたカルト団体とも親和性のある人々は、勢いを増すのです。それが、現在は、Facebookやツイッターを通して、シンクロする人々が増えているという、状況です。「キチガイ」の方が伝播しやすい状態だからだと思います。

カルト問題を甘く考えている人は話にならないです。

そして、どんな社会になっても、カルト問題は発生します。

しかも、カルト団体の被害は、決定的な形で出る場合も多いです。

これはそういう被害者をあきらかに出している団体です。僕は、知り合いの国立大学教授から、一番の教え子がこの団体に取られて、その対応を相談され、いろいろ協議しましたが、一般社会には戻せませんでした。優秀な人材が、何の意味もなく、朽ちていきました。

カルト団体はそういうものです。しかも、大概は、いろんな上納システムが存在します。

そういう団体と連携し、協力している人間を、まともな社会では「有識者」などと呼びません。欧米では徹底的に駆逐されます。駆除に近い。

Facebook上でこういう輩と、僕や紀藤弁護士を同列視して発言した人間がいますが、ここまで愚かな投稿を読ませられると、本当に許せないという思いが更に強くなります。

僕はこれまでのいろんなカルト団体の取材を通して、身包みを剥がれ全財産を失った人間、家族が離散し亡くなった人、身内が殺された人、仲間を殺すことを強制させられた人間などとも直接に相対してきています。

その僕からすると、被曝問題や放射能回避に関して、何か見解を出しているかのように見えるだけの「広告塔」は、許せない存在です。カルトの本質を知れば知るほど。

そして、そこにシンクロしていることを平気で表明する輩は、相当にレベルが低く、不快です。

何も本質を踏まえないおろかな人間と思います。

そして、神奈川では、こうした「広告塔」と、なんと「反ワクチン」で連携する、ある環境ジャーナリストがいます。

ガレキ問題、特に富山などで、僕が疑問を感じる行動を繰り返していた、この女性ジャーナリストと「広告塔」は、結合して、神奈川県庁に行っています。

こうした問題に関しても、横須賀講演でも番外的に話すような気がしています。

奈落の底は、実はもっと落ちていくものです。

貴女の期待など、無意味と僕は断言します。

==========================================================

 

横須賀で初開催!     

 

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

  場所:横須賀文化会館 中ホール

   http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

======================================================

まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

========================================================




 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。