「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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2/23夜迄にイスラム国関連講演申込が70名を超えない場合⇒開催中止、僕のブログ運用も大幅に変更します。

2015-02-18 11:50:55 | その他

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 木下黄太メールマガジン毎週金曜配信。

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 最新号内容

 【最初の検査では問題がなかった子ども達が、甲状腺がん疑い8人(うち1人確定)という福島の状況、医師2人の分析】 

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僕は意味のある情報提供をしたいと考えていますが、世の中の人々は実は外電と呼ばれている、外国で起きている事象に本質的に反応していないことは、よく知っています。

テレビの世界でも外国に関してのニュースに関心があるケースは少なく、視聴率は下がります。

外国の戦争などは、取材経費が掛かる割には、実は反響は少なく、そうしたことは報道機関にとっては、いつも悩みの種です。

見ている側は気がついていないと思いますが、見られている側は、そのことをとてもよく知っています。

それでも必要があると考えて、お金をつぎ込み、対応しているマスコミの状態もあります。

こういう努力はメディアが継続しない限り何にもなりません。メディアのことを中傷だけすれば済むと思っている馬鹿がこの世の中には多数いますが、その馬鹿よりは努力していた実態もあります。

そしてその戦場取材をメインで行うことをマスコミの社員にさせないので(社員死亡によるマイナスを会社は回避したいので)、フリーランスに発注する状況があります。

戦場取材をおこなうフリーランスとマスコミの持ちつ持たれつ関係はここからおきています。

実はこうしたことには、一般の方には、確かに本質的に関係ありません。

ですから、2007年に長井健司さんが殺害され、そのビデオカメラ返却運動を僕が立ち上げ、かなりの新聞やテレビで大きく報じられたにもかかわらず、全国でボランティア講演をおこなっても、観客が集まった地域のほうが圧倒的に少なく、大阪では一人しか参加者がいなかったことも経験しています(いまテレビ新聞が被曝問題を掲載しないのに、講演に人が集まるのとは大違いです)。

こういうことを僕は他の人よりもよくよく知っています。だから、戦場の話で、あなたたちと関係のないことなら、いちいち僕は押し付けがましく、情報提供などしません。

よいですか、これは、そういう関係のないところでおきているだけの話ではありません。

このイスラム国を巡る状況は、インターネットで情報が拡散し伝播し、いろんなことでリスクが増大しています。

いきなりあまり関係ない国で、発砲事件や爆破事件が発生するリスクが起きているのです。

しかも、これまで無関係の日本人が、この前から、ターゲットとして名指しされている状態になりました。

よいですか、危険地でない海外の都市部でのリスクに限りません。

そうした情報影響を受けている人間がいるなら、日本国内の都市部でも危険は強まっているということです。

日本国内でもリスク想定をしないとならなくなっているから、開催するということです。

実は大野さん以外に、当日は他にも来場したいというサプライズゲストがいたりします。

そういうことを伝えておかないと、本当にまずい事態が東京でもおきる可能性を感じているから、その方達は、伝えようとしているのです。

放射能リスク以外で、あなたたちの命に関わる可能性があるリスクが顕在化しているから、僕はこうした会を催そうとしています。

放射能リスクは、通常は即座には死はもたらしません。「直ちに」という枝野発言は、だから為されました。それでも、健康リスクは存在し、時間経過と共に、死をもたらす場合もあります。放射能はそうした危険な存在だから、警告を続けています。汚染地にはいつも身近に存在しています。

テロリスクは、常時身辺にはありません。しかし、その頻度は多くなくても、これまで国内でほぼノーリスクだったものが、有意にリスクが存在する状態になりました。そして遭遇した場合は、「直ちに」死んだり、傷つきます。

だから、伝えようとしているのです。

ただし、被曝問題と異なり、あなたたちがこうしたテーマをきちんと考えることを忌避していることもわかりましたし、面倒くさいから対応したくない状態も、僕には、よくよく認識しました。

しかし、僕もこんな感覚では、あなた達とこれまでどおりの付き合いは出来ません。

そこでこう致します。

△来週月曜日23日の夜までに参加申込みが70人を超えない場合は、こうした被曝・放射能・原発関連ではない、別のイベントは、首都圏では二度と僕は開催いたしません。

しかし、このイベントが開催できない場合には、以下のようにいたします。

△ブログ記事は現在、被曝や放射能関連に関しての記事がほぼ毎日でしたが、毎日そういう記事であることをやめます。

△具体的には、放射能や原発や被曝のことはメールマガジンでお伝えし、このブログは、メイン記述は他の事に致します。被曝・放射能・原発関連のブログ記事は、週1回~2回程度に頻度を下げます。


それで読者から離れる方は、どんどん離れて下さい。僕はそういう読者を必要としていません。

こちらがリスクを考えて、これは認識しておいたほうが良いと思って、しかも有益な情報を提供できると考えているにもかかわらず、そうしたことに関心を向けない読者は僕には不快極まりないです。そういう人と、書き手と読者としての関係を続けるのも嫌です。

昔、「おまえは情報提供を続けろ、こっちはそれが必要なだけだ」などという嫌がらせ投稿をしてきていたネット住民の女もいたことを思い出します。そういうことと変わりないです。被曝関連でおいしく情報をつまみ食いしたいだけの読者は不要です。そういう人を極力排除することは徹底したいと考えます。

メールマガジン読者と違って、こちらからの情報発信に対価を払わない人たちとの関係を、僕が見直すきっかけに今回のイベント開催はなっているということです。

僕の方で大切と感じて、より入りやすい形で、提供しようとしている内容さえ、受け止めない読者など、果たして必要なのかと僕は強く感じています。

(注)なお、今回のイベントは首都圏に、いまだにいる方に対して開催しているもので、放射能汚染がより少ない地域の方に、汚染地に来て聞いてほしい訳ではありません。他地域でこのようなイベントを聞きたい方や開催したい方は、メールで別にお問い合わせ下さい。

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3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

被曝問題などでも徹底した姿勢を崩さない、ラジカルなジャーナリストの木下黄太。 

さまざまな話題で、現実を直視するシリアスな専門家を招いて、リアルなトークセッショッンを開催。 

今回は、イスラム国とその対応を巡って、我々に起きつつある脅威を伝えます。  

イラク問題のエキスパート、イラク戦争の際に、 CIAも顔負けの綿密な情報分析をテレビで披露したことで有名な、大野元裕氏。 

イラク大使館の専門調査員をつとめ、中東調査会の研究員、そして現在は民主党の参議院議員。 
イスラム 過激派に関して日本有数の識見があり、尚且つ政治家でもある大野氏と徹底トークをいたします。   

 

 

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                 木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 

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三田医師とのジョイント講演、5月に沖縄と札幌で開催予定が、ほぼ、固まっています。他にも仙台や首都圏、避難者の多い大都市圏での開催は模索していますので、開催希望や招聘希望のある方は、僕にメールでお問い合わせ下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。そして現在、相当数の予約が入っています。

 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。お早く予約下さい。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#95 相容れない関係

原子力と再生可能エネルギーは共存できない。先頃、電力大手 E.ON と EdF はイギリス政府に対し次のように迫った。「ロンドンがこれ 以上再生可能エネルギーを推進するつもりなら、私たちは新たな原子力発電所に投資しな い」。なぜなら高額な原子力発電所は、稼働率を上げ常時電気を売りさばいてはじめて採 算がとれるのだから。 再生可能エネルギーとの組み合わせに適しているのは、素早く、簡単に出力調整できる 発電所だけである。太陽光、風力、水力による環境に優しい電力の不足を補充するのが、 その唯一の役割となるからだ。しかし原子力発電所は、技術上、まったく調整が利かない。 したがって原子力と再生可能エネルギーは決して 1 つのチームにはなりえず、つねに敵 同士となる。原子力発電所を建設すれば、再生可能エネルギーの拡大を妨げる。あるいは、 これまでに述べたように、逆もまたしかり。




 


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