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初期被曝を東北と東京で経験後に都合で東葛へ引越、体調不良で西へ移住女性が足裏紫斑と小さい甲状腺腫瘍。

2015-05-22 09:58:08 | 福島第一原発と放射能

最近、寄せられている健康症状に関する被曝相談です。あきらかに被曝がある程度はあるとみられる方の話です。

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私は、震災当時、南東北(福島県ではないが、東京レベルの汚染地)に居住していました。

当時は放射能に対しての知識が全くなく、スーパーの列に数時間並んだり、公園に水を汲みに行ったりしていました。

その後、3月19日に東京西部に行き、4月から転勤に向けて千葉県の東葛地域に物件探しに出歩いていました。

当時は鼻の中が赤く腫れ上がり、激しい痛みもありました。

そして、いちど東北に戻り、千葉県の東葛地域に引越(ホットスポットな自治体)。
鼻の中の出来物、目の痛みが治まらず、子供たちの体調にも異変を感じ、夏休みの1ヶ月西で静養。

すると症状が軽くなり、東葛地域に戻るとまた悪くなったので、9月末に西日本の遠隔地に移住。

その後、一度もここから出ていません。
食材にはなるべく気を付け、外食は数ヶ月に1度程度に留めています。

半年から1年に1度のスパンで、甲状腺エコーと血液検査をしてますが、
一年前から2ミリの白く抜ける腫瘍があり、血液は異常なしと言われています。

足の裏の紫斑は、2年前に踵に激痛を感じ、皮膚科に行くと髪の毛が入り込んでいるとのことでメスで切り取り出したものの、
その数ヶ月後から何となく違和感を感じていて、その付近に直径5ミリ程度の紫斑があるので、
取り残しではないかと皮膚科を再診したところ、何でも無さそうだから様子をみるように、と言われていました。

しかし、1年半経っても改善しないのはおかしいのでは…と当時の皮膚科と別の皮膚科を受診しましたが
どちらも、「毛細血管の拡張のように見える」「しかし通常は傷みはないはずだ」とのことでした。

激しい傷みではなく、時にピリピリと痛んだり、ぼわーんとした違和感がある、という程度です。

気になるなら、大きな病院で病理検査をしても良いけど、我慢できる程度なら様子を見れば?との見解なので、そのままにしています。

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甲状腺の腫瘍に関しては、それがどういう状態なのかは、よくわかりませんが、どこかでは細胞診するしかありませんし、その場合は、病院選択が大切になります。まだ小さいため、次の段階とは思いますが。

なお細胞診は、病院によってどのレベルの医師がいるのかが違いますから。

こういうことは、お住まいの県に適切な病院がない場合も想定されます。その場合は、そうした医療が弱い県ならば、他県の有力病院に行くことも考えるしかありません。

また、そのジャンルに適切な専門医が存在するのかは、確認してください。

紫斑に関しても、適切な診断をする医師かどうかは、能力によっては開きがあると思います。痛みがあるのに、検査をしない感覚は、僕には、その地域の病院医師の能力を疑う話です。

まあ、この地域は、病院は一般的にレベルは低いですが。。。

個別には、学会などの所属医師、専門医認定を受けている医師の存在があるところかどうかの確認は不可欠と思います。

また、甲状腺のエコーは、こうした被曝が、3/15は東京西部、3/20頃は南東北、さらに慢性被曝が東葛である人で、腫瘍があると診断されているなら、半年に一回は不可欠と思います。

ただし、その腫瘍という診断が、適切かどうかの確認もしたほうが良いとは思います。

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