「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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長井健司殺害抗議署名五万人提出の余波及びお礼

2008-06-25 10:06:07 | 署名などの報告(会の活動報告)
 きのう午後二時、
五万人分の署名をミャンマー大使館に
出しました。
またしても郵便受けにいれろという、不誠実な対応に
あきれかえります。

ミャンマー大使館は電話対応もろくにしないですし
(電話自体がつながりにくい)、基本的な事務処理も
機能していないという感じです。

午前中の外務省は南東アジア1課長や邦人保護課長と
一時間近い、熱のこもった話が続きました。
五万人分の署名の意味は重く受け止めて
今後も継続してミャンマー側と交渉するという
姿勢は示していただきました。
しかしなかなか突破口が難しいという
実情も伝わってきました。

提出した
五万人の署名を頂き、
本当にありがとうございました。
実は、現在仮の推計ですが、
およそ六万三千人の署名が集まっています。
十万人を目標としていますので、
ことし9/27までに
三万七千人の署名を必要としています。
引き続きご協力をお願いいたします。

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長井さん殺害事件の署名活動です。
署名の用紙のPDFファイル設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-3306-5181

肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日13時から21時で対応)
FAX 03-3306-5181

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インターネット上でこのまま署名できます。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。
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NHK、日テレ、テレ朝、共同、時事、毎日、産経などで
報じていただいています。
このなかでNHKのニュース原稿だけ
ぼくらが知らない情報が掲載されていましたので
気になるので引用しておきます。

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ジャーナリストの長井健司さんが去年、ミャンマーで銃撃され死亡した事件について、遺族とジャーナリストのグループが、5万人の抗議の署名を集めて東京のミャンマー大使館に届け、真相の究明と長井さんが撮影したビデオテープの返却を訴えました。

長井健司さんは去年9月、ミャンマーで反政府デモを取材中、治安当局の銃撃を受けて死亡し、持っていたビデオカメラとテープは、ミャンマー側からまだ返されていません。24日は、長井さんの妹の小川典子さんとジャーナリストなどでつくるグループのメンバーが、外務省に続いて東京・品川区にあるミャンマー大使館を訪れました。メンバーらは、事件の真相究明とカメラなどの返却を求める5万人分の署名を手渡そうとしましたが、インターホンを通して大使館から断られたため、入り口の郵便受けに署名を投かんしました。長井さんのカメラとテープについて、ミャンマー側は外務省の問い合わせに対し「対応を検討している」という回答を繰り返しているということです。長井さんの友人で大使館を訪れた岸野亮哉さんは「門前払いされるとは、怒りを通り越して悲しい気持ちです。署名を受け取ったうえで、ほんとうのことをきちんと説明してほしい」と話していました。
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金沢ではまず金沢駅での公開イベントがあります。

7月6日(日)15:30~17:00
○金沢駅東口もてなしドーム
長井さんについてのライブ&ミニトーク。

入場無料。予約不要。
ライブ出演:北陸グレースマスクワイヤ
トークゲスト:島田裕巳、木下黄太

金沢駅内通路にある公共空間にある
もてなしドームという場所でおこないます。
通行人数の多いオープンスペース(雨はかかりません)での
はじめてのイベントになります。
金沢を中心に活動している
ゴスペルの聖歌隊である
北陸グレースマスクワイヤのライブがあります。
長井さんについてのミニトークもおこないます。


同日別会場でトークイン金沢。
映像も上映いたします。

7月6日(日)
18:15開場
18:30~20:00
○石川県教育会館@第一会議室

トークイン金沢
「長井健司の映像から見る最前線と日本」

講師 島田裕巳 宗教学者 著述家
進行 木下黄太 当会代表 ジャーナリスト 

80人限定です。資料代として500円いただきます。
できれば予約ください。
予約電話 03-3746-0065 (平日13時から21時)
 
金沢市香林坊1丁目2-40
076-222-1241

7月7日(月)
18時開場 18:30から20:30まで
○ウイング・ウイング高岡研修室501
高岡駅前の建物です

トークイン高岡
「長井健司の最前線映像と国際社会」

講師 島田裕巳 長井さん署名呼びかけ人。
宗教学者、著述家、中央大学法学部兼任講師。
『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書)
進行 木下黄太

施設の都合で40人限定です。
できるかぎりご予約ください。
予約電話 03-3746-0065 (平日13時から21時)
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7/8(火)トークイン大阪をおこないます。
時間は調整中ですが夕刻以降になります。
大体午後六時ごろの開場予定です。

大阪では昨年10月の街頭署名以降
長井さんをとりまくイベントができていませんでした。
ようやく大阪の心斎橋近辺で
イベントをおこなうことになります。
詳細後日アップします。

トークイン大阪
「長井健司の最前線と現代日本」

○中央区民センター第3会議室

大阪市中央区久太郎町1-2-27
電話:06-6267-0201
最寄駅
地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」すぐ



7/9(水)湘南の藤沢駅前で第2回のトークイン湘南をおこないます。
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トークイン湘南第2回
「最前線の意味と長井健司」
日時 7/9(水) 午後七時より午後八時半

開催場所
「湘南アカデミア」 7階教室 
藤沢市鵠沼石上1-1-1江ノ電第2ビル7階
JR藤沢駅前すぐ
TEL 0466-26-3028
(会場に関しての問合せは江ノ電沿線新聞社まで)


講師 木下黄太
ジャーナリスト、当会代表。
中央大学法学部兼任講師。
参加費五百円 先着50名限定
予約: TEL 03-3746-0065 
Eメールshonan_nagai@yahoo.co.jp
※なるべくご予約ください。
お問い合わせも受け付けております。
主催:「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/

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広島でもトークインの開催が決定

トークイン広島「長井健司の映像からみた戦争と最前線」
ミャンマーで殺害された長井健司の映像上映と
そこから見えてきた戦争や最前線についてのトークイベント。
講師は著名文化人の島田裕巳氏(宗教学者)。

キャパ150人。なるべく予約を。 
予約電話 03-3746-0065 (平日13時から21時)

開催日時7/13(日)
17:30開場        
18:00開演から19:30過ぎ終了予定
参加費 500円

開催場所西区民文化センターのスタジオ
広島市西区横川新町6-1 TEL 082-234-1960 
JR横川駅南口より約200m
路面電車 横川電停より約200m
横川一丁目電停より約240m
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博多での開催が決定いたしました。

トークイン福岡
「長井健司の最前線映像と日本の問題」

長井健司の映像上映(20分程度)もおこないます。

講師 島田裕巳(著述家、宗教学者)
進行 木下黄太(ジャーナリスト、当会代表)

日時
     2008/7/15(火) 18:30開場
            19:00スタート
            20:30過ぎ終了予定

○大博多ホール
福岡市博多区博多駅前2丁目20-1大博多ビル12F
tel 092-474-6672

■JR博多駅(徒歩5分) 
■地下鉄祇園駅 P2出口前
■西鉄バス 博多駅前1丁目・祇園町

キャパシティ 400人 予約は不要です
参加費は500円いただきます。



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1 コメント

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6/24ミャンマー大使館 (エス)
2008-06-26 00:21:48
エスです。

ミャンマー大使館(品川)に長井さん殺害の抗議と
五万人分の署名を届けに行ってきました。

僕は署名を受け取らないミャンマー大使館に対し、何も出来ませんでした。
カメラに撮られるのが好きじゃないのと、会の体裁を考えると大使館の門をガンガン叩いて
抗議する様な事はできませんでした(やるなら日本の外務省でその様に感情を
むき出しにした方が効果がありそうですが、時にはその様な事をするべきではないかとも思いました。
会の体裁もあるので恐らくはやらないとは思いますが、僕はその様な節もあるので、
気をつけなければとも思います・・・)。
長井さんだったら多分確実に、ガンガン叩いて抗議してるんだろうなぁと思っていました。

長井さんの妹さんもいらしていて、マスコミに取材されていました。
本当はつらくて仕方がないはずですし、カメラにだって撮られたくないはずなのに、
今治(愛媛)から出て来て、活動されて本当に頭が下がります。

優しい目とか穏やかな物腰、温かい感じが本当に長井さんにそっくりでした。
とにかくかわいらしい感じの方です。
その妹さんと直接お話しさせて頂けたので、そのお話を。

ご両親も何とかお元気でいらっしゃるそうです。
「僕や他のメンバー、また活動に参加されていない一般の人々の中にも、
長井さんに勇気付けられて本当に感謝している人がたくさん居る。ということを
分かって欲しい、この事をご両親にも伝えて欲しい」と伝えると、
「ああ、それは良かったです。両親も喜ぶと思います。ありがとうございます」
とおっしゃっていました。
まさか、妹さんとこんなにお話できるとは思わなかったので、
直にこの事を伝えられて、とてもうれしかったです。

本当にニコニコとされていて、物腰が柔らかくて、
この活動に携わっている人達に対して、
終始お礼を述べている姿がとても印象的でした。
こちらがお礼を言いたい位ですのに・・・。

妹さんやご両親、遺族の方々の為にも、全国の皆さん、とにかく頑張りましょう!
そして、このブログをご覧になっている方々、とにかくご協力下さい!

よろしくお願いします。

P.S.
辛い立場である筈の遺族の方々が頑張っている姿を見て、
ふと、文句を言うだけの人の事が頭に浮かんできて悶々と考えていました。
何もしていなかったり、遠くから見ていて何かあった時だけ”それ見ろアイツは”
とか、”大の大人なんだから・・・”とか、そういうのってやっぱり、ズルイな、
と思いました。

大人って何だろう?

”何か問題が起こっても、体裁を考えて静かにしていること、事なかれ主義でいることが大人である”
というのが、最近の日本の風潮のような気がする、というかそうなってしまっている。

体裁を考えるのも大事な事かもしれないけれど、”何が良い事で、何が悪い事なのか?”
そこの所をもっと深く考える必要があるのではないかと思う。
(それぞれ価値観や考え方があるだろうけど、”本当の意味での大人”というのを
 良く考えるべきではないかと思う。もちろん、理想だけでは生きていけないだろうけど、
 ここのところは長井さんが強く考えていたところではないかとも思います。)

この会の活動にしてみてもそう。

今回の事件は明らかに許される行為ではない、だから、皆で抗議しよう。となって、
第三者に助けを求めた時、他の第三者が何かチャチを入れてくる。面白半分で。
その第三者に対して、大人なんだからニコニコしていろというのは、おかしな話。
悪い事をした子供に対して、”他人に迷惑がかかるからやめなさい”ではなく、
”怒られるからやめなさい”というのと一緒。
”結局何が悪いことなのか、何故やめさせる必要があるのか、わかっていない”という点で。

今回の事件はあってはならないことをされた訳だから、
抗議しなければならないこと。
静かにしていてはいけない。事なかれ主義ではいけない。
訴えなければ・・・。

ちょっと話がそれますが、僕はやっぱり日本が好きだから、良い国であって欲しいと思います。
最近は暗い話題ばかりで、みんな自分のことに精一杯。周りの事を考える余裕もなくなっています。
しかし日本人はお互いに思いやりを持つ事ができる人達、そこに気がつくべき時ではないか?
”この活動というか長井さんを通じて、そういったところも伝えられたら・・・”


強くそう思っています。
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