「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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失敗した北朝鮮のミサイル、その発射で東京メトロが全線一時運転停止等を非難する人々への強い違和感。

2017-04-30 00:50:50 | 戦争

北朝鮮がミサイル発射し、結果的に失敗したことは、それによって、安全上大きなプラスもマイナスもない話と思います。どちらにしても、このミサイルは威嚇目的のものですから、そのミサイルが本当に性能が低いと考えることもできますし、そういうふうに見せかけている可能性も考えられます。

さて、このミサイル発射に対応して、東京メトロなどが一時運転を見合わせたそうです。

このことをおかしいかのように書いている人を多数見ますが、何にもおかしくないと僕は思います。

危機というのは、思わぬ形でおこるものです。

東京の地下鉄は、過去に地下鉄サリン事件というテロにも見舞われています。

そうした経験のある組織が、状況が不明な中、「ミサイル発射」ということを重く見て、電車を止めても何にもおかしくありません。

こんなことをおかしいと言っている人々は、本当に現実に危機が分かっているのかと強く疑問に感じます。

原発による放射能リスクを現実認識しないようにしたのと変わりません。

こうした軍事上のリスク、しかも原子爆弾や化学兵器リスクが存在している以上、こうした対応は今後あたりまえの話になるということです。

どうしてこんなことを、軍事リスクというものを、圧倒的多数の人々がわからないのか、理解出来ません。

そうした軍事リスクを高める政党や政権を、あなたたち国民の多数が支持しているのに。

いいですか、そうしたリスクを減らそうとしていないのだから、そして、その軍事的ハンドリングを有しているアメリカ大統領が、紛争になる可能性を明言しているのだから、危険は存在します。

その危険なエリアは一番は韓国であっても、二番目は日本。そして、そのうちでも首都東京のリスクが高いことは当たり前の話です。

こうした空襲警戒的な状態は、今後日本国内で日常茶飯事になると僕は思います。

いい加減に認識して下さい。

少なくとも、軍事リスクを軽減しない方向は、あなたたち自身の多数が選択したことです。

いずれにしても、こうしたことは、僕は詳しく自分のメールマガジンで書いています。

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最新号は、【 このゴールデンウィークに北朝鮮・アメリカによる戦争危機で、

貴女はどこまで警戒すべきなのかということ 】

空襲が来る前の日本にも普通の日常はありました。
空襲が始まっても、最初はきちんと認識できない人々もいました。
大昔でもそうなのだから、現実を認めることにダメすぎる現代日本人は、いよいよダメなのだろうと思いますが。
本当に酷すぎます。