「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

【ふくしま心のケア】一番多い相談「身体症状」は1413件⇒1661件⇒1826件と明確に増加。大阪市長選投票日。

2015-11-22 11:35:00 | 福島第一原発と放射能

被曝に関して関心が有り、ガレキ受け入れに反対したあなたは、大阪で何があったのかを今一度思い起こして下さい。

そして、被曝回避にプラスになるのは誰なのか、少なくとも、ガレキ受け入れのときにおきたことを思い出して投票しましょう。

大阪人がどこまで理性があるのかという事が試されている機会と思います。

大阪市長選、そして大阪府知事選。投票は午後八時までは可能です。

有権者が、一人でも多く投票することに期待しています。

=======================================================

 

【 国立がんセンターのがん予防・検診研究センター長が唱える「福島の甲状腺がんは過剰診断」をどう考えるのか 】

 

僕の情報発信をきちんと読みたい方は、メルマガを購読してください。発信している内容密度も、情報量もあきらかに違います。

 

毎週金曜配信「木下黄太メールマガジン」 (月4回)

 

被曝関連の健康症状等、重要情報はメルマガでのみ配信、ぜひ購読を⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

=======================================================

 

「ふくしま心のケアセンター」による平成24~26年度の相談実績がメディアに報じられているようなので、元データを確認しました。

http://kokoro-fukushima.org/wp/wp-content/uploads/2015/10/katsudohoukoku_27_2.pdf

およそ2万件程度の相談のうち、体の不調を訴える「身体症状」が4900件と最多です。

年度単位の変化を見てみると、1413件⇒1661件⇒1826件と毎年、あきらかに増加しています。

次に多かったのは「気分・情動に関する症状」が859件⇒1382件⇒1663件。ここも増えています。

被曝エリアで、あたりまえのことがおきているだけな気が僕はします。

身体症状だけでなく、精神的なことも被曝後にいろんな形で起きることは、チェルノブイリでは常識です。

このまとめでは、相談に至る背景が何になるかも調べているようです。

これは本人が明言した、もしくは相談により推測された、相談する背景となる「生活上の出来事」が何かという事。

複数回答のようですが、「健康上の問題」はあわせて8561件と「居住環境の変化」があわせて8447件と拮抗しています。

拮抗しているのですが、これは年度単位で確認すると興味深い傾向がありました。

「健康上の問題」が背景で相談しているのは、 1331件⇒3282件⇒3949件と明らかに増加しています。

「居住環境の変化」が背景で相談しているのは、3058件⇒2808件⇒2581件とこちらは減少傾向です。

これをふつうに見れば見るほど、、家族で何か体に不安な現象がおきることが年々多くなっていて、このために相談件数が増えていると考えるしかないような気がします。移住による問題は当初は起きていても、それが徐々に薄まりつつある状態とも考えられると思います。

はっきり言って、こういう生の数字を見ると、問題の在り処がどこにあるのかが、実はよくわかります。

ところで、是非、この話を報じているメディアの記事をグーグルやヤフーの検索で確認して下さい。僕の書いていることと、同じ数字を引用しながら、どのくらい報じている中身が違ってくるのでしょうか。

ある意味で、面白いくらいの状態だと思いますよ。

=======================================================

僕のブログは、著作権法や表現の自由で許される通常の範囲を超えて、引用することは、勿論できません。

更に、だっげらいよんの4コマ漫画の引用掲載は、著者了解がない限り、許される話ではありません。

社会常識です。こんな話は。

 文字が過剰に大きく、名前も名乗らない、内容の論旨が意味不明なメールが僕に届き、その人間が書いていると自称するブログがあり、そこを確認したところ、メールに書いてある内容とは別に、だっげらいよん漫画を勝手に盗用して掲載していました。信じられません。インターネットでおかしいことをする輩は多すぎますが、また一人発見しました。こういう輩は一見被曝回避側に見えても、社会通念がほとんど通じないことが多い輩です。こういう連中の対応は時間の無駄ですし、被曝回避をまともに考える人達にとって、邪魔でしかありません。

本当に気分が悪いです。

漫画の無断掲載に関しては、著者と相談し、法的な対応も含めて検討します。

----------------------------------------------------------------------------------------------

「だっげらいよん」著者サイトはこちらです。当然無断掲載はできません。⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/