里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

実りの秋

2016-10-03 13:29:23 | 日記
 雨が続くなか、草藪の上に出たバラが咲き出しました。藪を取り除いて遣らねば、と思っている内に 雨続きで新しい葉を広げてくれていました。
 手を抜いていたので 花は小ぶりで色も淡いんですが 殺風景な藪に際立ちます。

 蛇草に埋まった落花生を抜き始めました。草に埋まっていた所為で カラスには遣られなかったんですが、ネズミにすっかり遣られてしまってました。蛇草を退かして 落花生の株を抜こうとすると、株の根元や枝から下がった針の先の地下は 見事なトンネル網に。株を抜いても 落花生の莢は、酷い株では1個も無し、有っても数える位でした。
 やっぱり 草を生やさないで カラス地策は別にやらねばダメでした。良い勉強になりました。3畝掘って これだけでした。

 隣でやっぱり草の中になっている さつま芋も 推して知るべし。食べる分くらいは 何とかなるでしょう、か?


 藪の中の 蜘蛛の巣も 雨の粒を溜めてます。秋が深くなるにつれ 色んな蜘蛛の巣が目に付くようになります。

 大きく張り巡らされたジョロウグモの巣の真ん中で 獲物をくるくる巻にしている 女郎蜘蛛が随分大きくなりました。家の周りに巣を掛けられたんでは 迷惑なんですが つい見とれてしまいます。 

 夏の終わりに威勢良く蔓延って 大きな木まで覆ってしまっていた 烏瓜が手仕舞に掛かってます。伸ばした蔓の先を 瘤様に膨らませて地面に潜り込む準備です。こいつが来年芽吹いて 新しく株を作るようです。
 蔓延って煩いので 芽が出ているのを見つけたら即引き抜くんです。が、見落とすのも有るし手が回らない内に伸び出すのもあるしで 此の頃には いつも何本かの庭木が 覆われてしまってます。こいつ等を家から完全に排除する事は 不可能です。 

 もう一つの手強い奴、イノコズチの実の付いた穂が硬くなってきました。こいつも こうなる前に抜く様にしてるんですが、だめです。
 実には針棘が 人や動物に貼り付く様に生えてます。これから 一寸藪に入ったら こいつが靴から靴紐 ズボン、上着に帽子、連れている犬にも貼りついてきます。こうやって 種をばら撒かされていますんで 何とか種が硬くなる前に退治しておきたいんですが、ね。
 これ位の株になったら もう手では抜けません。他にもこう言う手強い奴が 実を着けて待っているんで 秋は雑草の 種蒔き爺さんに成らない様 気を着けねば、  
コメント (1)
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