里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

蝋梅が咲きました

2015-12-11 21:54:06 | 日記
 師走に入りましたが、未だ本格的な霜は来てません。お正月を寿ぐ花が今年は早々と咲いてきました。暖冬と言われてきましたが、大当たりのようです。
 蝋梅が咲き出しました。未だ青い葉の付け根に、透き通った黄色の花です。樹を背に、採って来た野菜を下していたら、良い香りに包まれました。いつもの年より早い開花です、温かい日が続く所為でしょう。
 ここに来た時に植えて10年以上になり、随分育ちました。
 
 前の土手の水仙も咲きました。去年は正月に間に合わない位だったのに、随分早く咲いたもんです。早速切って、夏に亡くなったIさんに見てもらうようにと上げました。
 
 冬中に藪を飾ってくれる朱い実の色が冴えてきました。家の庭には南天、万両に千両、百両に十両と目出度いのが揃ってます。千両は随分前から、もう半世紀位も、鉢で一緒に移り住んで来た生き残りの強者でした。里山で居場所を見つけてやれました。
 庭に下してやったら大株になりました。枝の天辺に沢山朱い実を漬けます。お正月には切って持って帰り、町の友にもお裾分けします。
 
 どう言う訳か庭の朱い実の中でも一番先に鵯が啄んでしまい、正月までにはすっかり無くなります。それで正月の花で切るまではネットを掛けて、鵯共に食うのを待ってもらうことにしてます。
 
 万両は生える力が強いようで、あっちこっち所構わず出てます。小鳥が蒔いたんだと思います。こっちは千両と違い、朱い実が枝から釣り下がります。家では 藪を刈り払う時、つい他の雑木や笹、草と一緒に刈ってしまうので大きな株にはなりませんが、一杯生えて来るんで何処かには今頃になると居るんです。今度は刈り払わないで大きくしてみようと思います。宝くじで当たるかな、
 
 今年は蜜柑や柚子が生り年で、沢山の実で枝が垂れ下がってます。蜜柑は半分倒れてます。
 柚子もあんまり成っていたんでびっくりです。今までは葉っぱと同じ緑で判らなかったんですが、黄色くなって見えるようになったら鈴生りだったんです。
 柚子も熟すと甘くなるようで鳥共が啄みます。それで種を蒔いてくれるので、そこらじゅうに芽生えてきます。大抵は刈り払ってしまうんですが、庭の際の方に残ったのが樹になります。今は古くからある2本の他に、数本の若木が実を着け始めてます。棘が凄いので、つい残してしまったのが育ったんです。冬至には一杯採って風呂に浮かべて温まることにします。
 
 栗の木がやっと黄葉と言うか葉が枯れてきました。12月まで緑の葉っぱでいるのはどうなんでしょうか。来年の成り方に響くかもしれません。冬は冬でいてもらわないと、ずっとこの日本のこの辺りで生きて来たあらゆるものがおかしく成ります。でも寒いよりは良いかな。
 
コメント
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