里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

蕗が藪になって来ました

2021-04-15 15:22:32 | 春後半

 前の土手を回り込んんだら 良い香りに包まれました。躑躅です。

 上がって来る道の土手上に Kさんが丹精して仕立てた大きな饅頭型の躑躅が連なってますが、家のは何にもしてない自然のままです。が 花は依怙贔屓無しに咲いてくれてます。

 

 家に入ると 前も後も藪になってますが、前の北側と南側の藪は蕗の大きな葉に占められた状態です。

 一月前は蕗の薹の花盛りでしたが もうこんなに若い葉を広げてます。

 

 最初に出る葉は小さく2番目のはまだ少し茎は細く葉も小さめですが、3番目にはもう太さも長さも採るには十分な茎になります。伽羅蕗にするには 太いし軟らか過ぎるんですが この軟らかいのが良いんで 一束採ってきました。

 軟らかいんで このまま鰊なんかと煮たりしてもらいます。皮を剥かなくても良いんで 香りの良い使い勝手も良い食材です。

 来週には 刈払い機に頑張って貰って 全部刈り払い  さっぱりさせます。

 モチノキの根元に一叢ある 都忘れが咲き始めました。隣には 桔梗が萌え伸び上がって来ました。もう春は後半に入ったみたいです。

 

 家の周りはすっかり緑が深くなってきました。

 

 筍は若竹になりかけてます。今朝も肩まで伸びた 奴を倒して廻り 草臥れました。

 金柑が珍しい事に、一杯成って残ってます。いつもなら 鳥と獣に食い尽くされるんですが、ハクビシンなんかに何か有ったんでしょうか?食われては業腹ですが、全く食われないと何か心配、

  

 入り口の道の傍に転がして置いた 大きな榎の幹を切った奴に 木耳が生えてます。大きく厚い茸で 冬の間からからに乾いていたんですが、温かい雨で 生き返ったみたいです。

  

 食べられる筈ですが 何となく手が出ないでいます。今度採って試してみようと思ってます。

 畑では 雄雉が絡み合い跳び付き けたたましく諍ってました。ガラやメジロ、鶸なんかが盛んに囀ってます。野の者たちは 季節の少しぐらいの早い遅いに煩わされずに 確り生きる力を持ってるようです。


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