里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

茄子の仲間の花

2015-06-17 11:31:25 | 日記
 夏野菜には茄子の仲間が多く、家でも茄子、トマトが2種、ピーマンにシシトウガラシ、鷹の爪、それにじゃが芋が2種の6種類8品種を作っています。勝手に生えてくるホウズキや困ったさんの雑草も4~5種類は生えて来ますから、茄子の仲間は夏の畑では多い種です。
 種を蒔いて2ヶ月を過ぎて、茄子が1人前に育って花を着けてきました。小さい茄子も成ってます。株に最初に成る茄子は、株に早く育って貰うため、早くに摘み取ります。
 無駄花が無いと言われる茄子の花です。
 
 ピーマンも咲きました。茄子より2週間位前に種を蒔きました。我家では芽を出させるのが難しい野菜のひとつです。発芽させるのに温度が要るんです。蒔く時期がまだ寒い春先なんで、加温してない蒔き床でやっている我家では大変です。それでも今年は上手くいきました。
 この花も無駄花が少ないようです。花ははっきりした形です。
 
 トマトは大玉の種と中球の種類です。ピーマンと違って、良く芽を出してくれます。また育ちも早く、蒔いたのは茄子より遅い位だったのに、一人前のトマトが成ってます。花は柔らかい感じの黄色です。
 ここまで育ったら、もう水をやらないようにしたいんですが、露地に植えっ放しですから無理。味が薄くなっても、完熟させれば結構旨い、と負け惜しみを言ってます。 
  
 これはじゃが芋の花です。去年取り残した芋が育って、植えたのより遅れて今花が咲いてます。日本には花が愛でられて入ってきたとも言われてます。確かに可愛いきれいな花です。
 どうも茄子の仲間は栄養が良かったら無駄花無しで実を着けるみたいです。実を取る野菜には、一杯実が着いてほしいんですが、勝手に生えてくる雑草の方の仲間も種だらけでどんどん生えてきて困ってしまいます。それにじゃが芋も、この花にはトマトを小さくしたような実が着きます。放っておけば実って、落ちて芽を出します。じゃが芋を掘って次の作物を作っている時に、ズカズカ生えてきては大迷惑になります。
 今年のじゃが芋は、株が枯れてきました。掘る時期です。今年は一寸しか作らなかったんで、楽そうです。送ってあげていた方々がいなくなってしまって寂しくなりました。

 茄子の仲間ではありませんが、トウモロコシの花です。株の天辺に雄花、わきに雌花の髭が出てきました。
 この作物は虫、鳥、人、その上獣にも好まれるので、最後まで気が抜けません。虫は雄花の茎から入って、芯を食い、実にまで食い進む髄虫に、汁を吸ってしまうカメムシ類、雌花の髭を食ってしまうカブトムシ。鳥はカラス、獣はハクビシン、狸にアナグマ、人は人。いずれも一筋縄ではいきません。 なんとか半分は収穫したいもんです。村では、どうせ採れないから、と作らなくなった人もいます。 
 
 カメラを持ってきたんで、畑の一部を撮りました。
 古葱を再生した夏葱です。去年の葱から新しい芽が育ってます。親の古葱は栄養を使い切って新しい芽を産み育て、抜け殻になりました。新しい葱は柔らかくて、麺に汁に重宝してます。
 
 今年の苗の葱です。溝を掘って植えてます。育つに連れて土を寄せてやります。もう何本か夜盗虫に食い切られました。食われた苗の周りを穿って探しますが半分も捕まりません。虫に半分なら上出来です。
  
 色付いた梅が落ち始めました。色付き始めたのを採ってきました。南高梅が大きな実になりました。色が濃くなった梅からは甘い桃のような香りが漂ってきます。これで約3㌔あります。
 
 夏椿が終わってきました。樹の周りは落ちた花が敷いたようです。枝には未だ蕾がかなり有るので、もう暫く花が楽しめそうです。
 
 いよいよ梅雨本番、晴れ間を見ながら、芋を掘って、草刈にせいを出します。
コメント
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