前夜発の最終電車で土樽に入った。
水上だと最終電車は2406頃着くのだが、土樽となると20時台になってしまう。
確かに水上以降、アタシ達の車両には数人だけだった。
その内の若者二人が土合で降りた、谷川に行くのだろう。
土樽で降りたのはアタシ達だけ。
久し振りに貸切で寝ることになった。
今回は剱に向けての最終訓練。目標は12時前に茂倉に着いたら天神平まで一気に行こうと決めていた。
29日、4時起床、5時出発。
湯檜曽川は雪解け水で轟々たる水量だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3c/31a32183d375b0e9788c620dc5e75586.jpg)
茂倉新道の取りつきは雪があったが、ほどなく夏道となった。が、900mを過ぎた辺りの
ブナ林から1100m辺りまでは完全に雪、美しいブナ林をサクサク行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/35/83f23fcefea29b0cd73854acd2ec4aca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a7/6813c2ce1fed92853a967ac257ebda9b.jpg)
やがてブナ林が終わると同時に雪と夏道のミックスとなる。
歩ける場所歩けない場所があり思いのほか時間がかかる。
夏道上から滑った雪は斜面の藪と灌木に引っかかり根こそぎ引っ張る力で
至る所で地割れが起きていた。
登山道の崩落のプロセスをまじかに見た思いがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ce/084f93843a5102eb710964497875ac55.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2b/49a3e3a36fd1ef2ab150c7d5e5c10439.jpg)
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斜面の崩壊した雪のブロック
逃げ場のない夏道上でスノーブリッジ状の雪の塊を突き崩しているとき、崩壊した
1m大の塊とまともに押し相撲することになり、押し負けた。
可能性のある危険には、その対応が必要と感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/dd/1ef83e0d5ee94436a10255429fc88950.jpg)
目指す茂倉岳避難小屋を目標にひたすら歩くうちに茂倉岳に到着、11時56分。
避難小屋は屋根すら見えない雪の中だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/a6/5ba9b609abcaf8d457f564fa9080c185.jpg)
小屋は右手前の雪の中だった
一週間前とは比べ物にならないほど雪が落ちた谷川周辺は湿雪が滑って歩きにくい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/31/0f9742e3aebe8563a0434652d26e9627.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1e/dd2a56b7608b905e85d141094078d669.jpg)
一ノ倉とオキの間で二人が持っていた2.2Lの水が100ccほどになったため、
綺麗な雪をかきだしてペットボトルに詰める。
15時前、肩の小屋着。28日に開けたばかりという小屋にはジュースとビールしかないと言う。
ビールが飲みたかったが、ここは我慢してジュースをがぶ飲みする。
前夜の電車で一緒だった若者がそこにいてかき氷を出してくれた。
小屋の親父も頑張ったからと水を一本サービスしてくれた。
15時半、小屋出発。しかし、小屋直下の下りでビビったPで思いのほか時間がかかる。
水をふんだんに含んだこの時期の雪は良く滑る。
途中でロープウェイは諦めたが、雪に慣れたPのペースが上がる。
ゲレンデ上部に17時15分着。ロープウェイは動いている。
駆け降りて乗り場に駆け込んだときロープウェイは止まっていた。
すまなそうに謝る係員に大丈夫と言って、自販機の飲料をがぶ飲みする。
乗れないロープウェイを横目に見ながら田尻コースを快調に下山、三つある橋の内、最後の沈下橋?まで来たとき目を疑った。
橋の上を雪解け水が轟々と流れている。
裸足で渡ることを考えたが、不安そうなPを見て、戻ってすぐ上の橋から左岸に渡った。
小さな支沢の渡渉で不安がるPを説得し渡る。渡った瞬間、あれ簡単だったねという顔をされた。
今年最初の沢始めを冬靴で無事終了、コースに戻る。
此処が今回の核心とは、まったく予想できなかった。
ベースプラザ到着19時。長かった一日が終わった。
参考までに、アタシは3kg体重が減したが、Pは1kgだった。ナゼ???
水上だと最終電車は2406頃着くのだが、土樽となると20時台になってしまう。
確かに水上以降、アタシ達の車両には数人だけだった。
その内の若者二人が土合で降りた、谷川に行くのだろう。
土樽で降りたのはアタシ達だけ。
久し振りに貸切で寝ることになった。
今回は剱に向けての最終訓練。目標は12時前に茂倉に着いたら天神平まで一気に行こうと決めていた。
29日、4時起床、5時出発。
湯檜曽川は雪解け水で轟々たる水量だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3c/31a32183d375b0e9788c620dc5e75586.jpg)
茂倉新道の取りつきは雪があったが、ほどなく夏道となった。が、900mを過ぎた辺りの
ブナ林から1100m辺りまでは完全に雪、美しいブナ林をサクサク行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/35/83f23fcefea29b0cd73854acd2ec4aca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a7/6813c2ce1fed92853a967ac257ebda9b.jpg)
やがてブナ林が終わると同時に雪と夏道のミックスとなる。
歩ける場所歩けない場所があり思いのほか時間がかかる。
夏道上から滑った雪は斜面の藪と灌木に引っかかり根こそぎ引っ張る力で
至る所で地割れが起きていた。
登山道の崩落のプロセスをまじかに見た思いがする。
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斜面の崩壊した雪のブロック
逃げ場のない夏道上でスノーブリッジ状の雪の塊を突き崩しているとき、崩壊した
1m大の塊とまともに押し相撲することになり、押し負けた。
可能性のある危険には、その対応が必要と感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/dd/1ef83e0d5ee94436a10255429fc88950.jpg)
目指す茂倉岳避難小屋を目標にひたすら歩くうちに茂倉岳に到着、11時56分。
避難小屋は屋根すら見えない雪の中だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/a6/5ba9b609abcaf8d457f564fa9080c185.jpg)
小屋は右手前の雪の中だった
一週間前とは比べ物にならないほど雪が落ちた谷川周辺は湿雪が滑って歩きにくい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/31/0f9742e3aebe8563a0434652d26e9627.jpg)
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一ノ倉とオキの間で二人が持っていた2.2Lの水が100ccほどになったため、
綺麗な雪をかきだしてペットボトルに詰める。
15時前、肩の小屋着。28日に開けたばかりという小屋にはジュースとビールしかないと言う。
ビールが飲みたかったが、ここは我慢してジュースをがぶ飲みする。
前夜の電車で一緒だった若者がそこにいてかき氷を出してくれた。
小屋の親父も頑張ったからと水を一本サービスしてくれた。
15時半、小屋出発。しかし、小屋直下の下りでビビったPで思いのほか時間がかかる。
水をふんだんに含んだこの時期の雪は良く滑る。
途中でロープウェイは諦めたが、雪に慣れたPのペースが上がる。
ゲレンデ上部に17時15分着。ロープウェイは動いている。
駆け降りて乗り場に駆け込んだときロープウェイは止まっていた。
すまなそうに謝る係員に大丈夫と言って、自販機の飲料をがぶ飲みする。
乗れないロープウェイを横目に見ながら田尻コースを快調に下山、三つある橋の内、最後の沈下橋?まで来たとき目を疑った。
橋の上を雪解け水が轟々と流れている。
裸足で渡ることを考えたが、不安そうなPを見て、戻ってすぐ上の橋から左岸に渡った。
小さな支沢の渡渉で不安がるPを説得し渡る。渡った瞬間、あれ簡単だったねという顔をされた。
今年最初の沢始めを冬靴で無事終了、コースに戻る。
此処が今回の核心とは、まったく予想できなかった。
ベースプラザ到着19時。長かった一日が終わった。
参考までに、アタシは3kg体重が減したが、Pは1kgだった。ナゼ???
いざっていうときの為にも 体力温存の為にも体重を簡単に減らしてはいけませんよぉ~~
万が一遭難しても 体力さえあれば 生き残れますからね!!
頑張って体重維持にはげみましょう~~~(なんてね:笑)
そうっすね。
遭難しないためにも、出来れば、あと3~4kg減らしたいっす。
食べたいものを食べて減量する、これが極意ッスよ。