malのあっちこっちブログ

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レストラン マノア・・・ランチ

2014-04-07 16:47:46 | グルメ
レストランとビストロ

みなさん、この違いご存知ですか?

アタシはつい最近まで全く知りませんでした。



日本食や中華ならともかく、洋食の場合、イタリア語やフランス語、英語などで付けたいように付けているんぢゃあないのか・・・と

アタシは勝手に思い込んでおりました。

厳密な区別はアタシも知りませんが、まず量的にはビストロの方が多いようですな。

また、コースと言うものもビストロには無いようです。

要は、一品物の洋食屋さんをビストロと呼び、コース料理がメインの洋食屋さんをレストランと呼ぶ。

こんな区別でいいのかな・・・?



っで、最近、、京都のLANNIONから教えていただいたお店に行ってきました。

ランチタイムだったのですが、コースでいただいてきました。


前菜のプレート



ホワイトアスパラの前菜なんですが、どうやって食べたらいいのか・・・って考えちゃいました。

こういうお店って、メインのお肉や魚も楽しいのですが、前菜とかサラダとかスープに目を見張ることが多々あります。

今回もアスパラの両側にある白い大根の皮のようなものが美味しいのですよ、勿論、大根ぢゃあありませんが、何かはアタシも分かりません。



これ、食べかけなんですが、パンに添えられたバターなんです。



分厚い、文鎮の代用品にもなるガラスにバターが乗っているんです。

ガラスは特別に冷やしてはありませんでしたので、恐らくバターに何かを混ぜて溶けにくくしているのでしょうね。

おしゃれな盛り付けでした。



そして



お魚

ここの盛り付けは、見てお分かりでしょうけど、何故かお皿の片側にだけ盛り付けます。

最初にこのお皿が出てきたとき、開いている空間を指して「ここには何か来るんですか?」ってマジで聞いてしましました。




メインの



ほろほろ鳥、なんですが、、このお肉旨いんですよ。

また、付け合せの野菜が美味しい。

拘りの野菜を引っ張っているのでしょうね。。。



デザートは



圧巻の演出

シュークリーム様の物にチョコレートの板状のものが立っていてカカオパウダーがかかっていたプレートに、ホットチョコレートを回しかけます。

それで板状のチョコレートが溶けた状態の写真なんですよ。

アップ



濃厚そうでしょ?

でも、そうでもないのです。




このお店、オープン厨房にシェフ以下4名、ホールに男女2名。

そのうちの男性が大きな声で本日の料理の説明をしてくれます。

キッチンは無駄のない配置(食材・調味料)でほとんど声が聞こえない中で静かに調理し、盛り付けて提供されます。

席数は多分、満席で13~15席、対してスタッフが6名ですから行き届いたサービスが受けられます。




アタシはここ数年、自分で調理をするようになってから、ほとんで外食と言うものをしなくなりました。

そんな中で京都のLANNIONはお気に入りで、この2年くらいで3度ほどお邪魔しています。

勿論、東京でも相方が仕入れた情報で出かけはしますが、中々めぐり合うお店が無いのが現実です。



この間など、やはり相方の情報で奥沢のとある店に予約して出かけたのですが、店に入り席に着いた時から、何故かシェフがホールの男性に小言を言い始めました。

よっぽど腹に据えかねた何かがあったんでしょうが、腹を空かせて座っているアタシたちはどうなるのよ!

小言が止むどころか、だんだんエスカレートしてきたので、こりゃアカンって感じで早々に退散しました。

まあ店もいろいろ、人生もいろいろですがね・・・・・




そこいくと、このマノアなんかはマンションの一階にお店が入っているのですが、通りから10mほど奥まったところに入り口があるため

人の出入りが見渡せます。

アタシ達が入り口に向かって歩いてゆくと2、3m手前でドアが開き「○○さんですか?」と出迎えられました。

しょっぱなからいい気分にさせられるのです。

そして、帰り際もシェフがキッチンから出てきて入り口であいさつされます。

料理もさりながら、サービスも行き届いて料金も納得、絶対にまた来ようって気にさせるレストランでした。