malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

北海道への旅・・・旭川へ

2015-09-14 09:43:45 | 
霧多布でのんびり過ごした二日間、もっとゆっくりしていたかったが予報では明日から二日間は道南を除いて崩れると言う・・・

悩んだ末、旭川に寄りたい場所もあったことから旭川経由で道南に行くことにした。

当初、今回の旅では道南は計画していなかったのだが、こういう天気の変わり方では行き当たりばったりの計画にならざるを得ないなぁ・・・

そんなことで霧多布に2ヶ月住み込んでいる鳥取の男性に「来年会おう!」と言い残して早朝出発した。



クッチャロ湖の学生ライダ―が言っていた虹別のアップダウンの直線路で



写真を撮り、屈斜路湖に向かう


このころから天候は下り坂。

ついでだからと和琴温泉の露天に入る。

相方は、この日のために用意してあった「湯あみ用着衣」を纏い堂々たる入浴ぶり。

今は少し湖から遠くなってしまったが、20数年前は露天と湖の境は石組で露天の温度を下げるときは石組み越しに湖の水を掻きこんだっけ、、、

しかし、良い湯だったなぁ・・・



丸瀬布に入る頃は本格的な雨、此処の道の駅でトマトと木工細工を買った。

しかし、北海道のトマトは旨過ぎる。。。



この日、旭川駅近くのオスパーコート宮前と言う宿泊施設付きの風呂に泊まる。

DK付きの6畳間で2100円/人、入浴自由。

この日は山頭火のラーメンで締めとなった。。。。。

北海道への旅・・・納沙布岬

2015-09-13 11:45:28 | 
知床の天候がどうも芳しくない。

折角行くのだから雨ばかりではなく晴れの知床もなくては・・・。歩いたり、露天に入ったり、できれば登ったり。。。

残りの日数が少なくなって、今回の知床は断念することにした。



早めの昼食のうに丼で腹ごなしをしたこの日、納沙布岬に出かけた。



岬の南を走る道道から岬を回って北側の国道で戻るコースを取った。



この日、知識としては知っていた北方四島を実際にみて相方はしばし無言だった。



この沖合わずか3kmに貝殻等の灯台があり、それがロシアに占領されているのを不自然と思わない日本人はいない。



水晶島だろうか島影さえ見える。

この理不尽な現実を日本人は知る必要があると思った。




岬を後にして北側を戻ってくると原生花園があったので入ろうかと思ったのだが



馬が入り口を占拠していて、ちょっと入りにくい。

おまけに



東屋さえも、、、、、コレって馬用???



国道を挟んで海側にこの時期しか咲いていない花を見つけて



行ってみることにした。





ピンク・黄色・白と

    

  

納沙布岬の花たち

北海道への旅・・・昆布漁とウニ

2015-09-11 19:42:32 | 
朝の4時過ぎ、この日は昆布漁の解禁日、合図とともに浜中湾側からと

  

琵琶瀬湾側から



一斉に霧多布岬から琵琶瀬湾にかけての漁場に、我先にと漁船が出航する。




8時半頃、やはり合図と共にその漁は終わりまた一斉にそれぞれの港に戻る。

  



この後、一家一族総出で昆布の天日干しをし、その日の午後には片付ける。

見ていても大変な仕事だ。

雨の日や、風の吹く日は漁には出られないし、採取する時間も期間も決めて資源を守っているのがよくわかる。

あれば根こそぎとっちゃおうなんて考えていない。




昨日、キャンプ場に入った時に管理人が地元のウニ業者を紹介してくれたので、5時半に買い求めに行ってみた。

加工場のカギは開いているのだが人の気配がない。しばし待つも同じ。。きっと漁に出ているに違いないと、一旦キャンプ場に戻って昼飯に食べることにした。


9時に電話すと相手が出たので、これから向かうと伝え手に入れた。



馬糞うに、一杯1500円



三杯買ったら、昨日も声かけてくれて、今朝も無駄足で悪かったと3500円にしてくれた。

で、作った手製のうに丼がコレ!



粒のそろった大型の馬糞うに

お一人様1750円+108円(飯)



しかし、こうしてみると大間のぬいどう食堂のうに丼がいかに安くて絶品かがしみじみ理解できた。

簡単には行けないけどねぇ・・・・・

北海道への旅・・・霧多布岬キャンプ場

2015-09-11 07:44:35 | 
北海道上陸して以来、ホントに久々の晴れ、朝からカヌーを堪能し、片付け、積み込みをしてから東へ向かって出発

別保で道の駅に入って腹ごしらえ

アタシは



生姜焼き

相方は



ハンバーグスパゲッティ・・・マイナス1kgとプラス2.5kgの差



晴れに浮かれて海沿いを霧多布に向かう。

行けるところまで行って、適当な場所でテントを張ろうと予定なし

晴れてさえいてくれれば、こんな旅ができる。



やがて霧多布の湿地帯に入る



時期は遅かったが、 



それでも野の花はいくらか残っていてくれた


あちらこちらで写真を撮りながら

  




晴れた北海道の海を見ながら霧多布岬の先端なんとなく行ってみると、そこに小さなキャンプ場があった。

海を臨む高台の傾斜地に小さな広場を囲むように小さなバンガローが立ち並びテントが2、3張り

余りの気持ちよさに、此処を今日のテン場と決めた

  

村営で料金は無料、生ごみ用の袋が小で120円

灯台とは反対側にある公営の風呂の牛乳のサービス券つき


周辺には



放牧された馬がいたり

カモメが

  

餌欲しさに遊びに来たり・・・



此処からは



ゴメ島までの海岸線や



岬側の海が一望

西に落ちる夕日、乾燥した空気、気温21度、晴れ



北海道に来て初めて「避暑」と言う実感が味わえた

北海道への旅・・・釧路川をカヌーで

2015-09-10 09:14:25 | 
皆様、今回の大雨に関して該当地域の方々にはお見舞い申し上げます。
アタシの住んでいる市町村も避難準備地域に指定され避難所も指示されました。
明かにこの地域は、はるか昔に丘陵地域だったために斜面を削って造成されたところも多いのだと想像しています。
今日は可燃物のゴミ収集日なので先ほど覗いてみたのですが、何事もないように日常風景が見られました。
同じ市町村でも、そういう危険個所と大丈夫なところが混在するのでしょうね。
その上、今日は水道工事のためこの後断水します。
日ごろから飲料水は充分にあるのですが、トイレはねぇ・・・
一応バスタブには水を張りましたがね
何にしても、危機管理意識は忘れないようにしましょうね。



今回の旅の一つの目的、それがカヌーでの川下りだった。

このキャンプ場はそれができるので選んだ。

何と言っても



カヌーでキャンプ場に戻ってこれるのはここしかないらしい。



朝8時、カヌーをけん引して塘路湖に入る



やがて、本流に



すぐに



カワセミが出迎えてくれた

    

カワセミがこれほどまじかに見られて、しかも写真に撮れるなんて思ってもいなかった

やがて



今度はヤマゲラが居た



頭部の赤い模様が鮮やかだ

初めて見る、感動した

予想以上に広い川をゆったり下る

  

しかし、思った以上に流れは早い



もともと海底にあった釧路湿原を流れる川は、川底が砂地のため起伏がなく穏やかに流れているように見えるが、その流れは想像以上に強い



手つかずの自然の中で



鹿や





この日は見られなかったがヒグマやタンチョウツルなど生き物がたくさん生息しているらしい



目の良いガイドが



オジロワシの巣を見つけて教えてくれた


実際にオジロワシのつがいもいた

  



見事な飛行編隊を組む鴨?雁?



スズメバチの巣だって





2時間半後、狭い水路を抜けると

  

キャンプ場のある湖に戻ってきた



一面にヒシが生い茂っていた



この固い実が好物のヒシサシと言う鳥が居るらしい

昔、忍者が使ったと言うマキビシとはこの実を乾燥させたものらしい

いまアタシの手元にあるヒシの実は、ほぼ凶器に近い



やがて向こうに



テントサイトが見えてきた

着いて、降りて、1分で自分のテント、、、この環境は良いネ!

北海道への旅・・・釧路湿原へ

2015-09-09 08:51:18 | 
標茶を南下すると、まもなく釧路湿原に入る。



シラルトロ沼とかエトロ沼とか塘路湖などと言う沼や湖が湿原内には沢山ある。




この日は

  

湿原内に点在する展望台に立ち寄りながら



湿原を見て回る。



しかし、あいにくの雨が降ったりやんだり

  

晴れていればこの雄大な景観も一味もふた味も違っているだろうに・・・


北海道への旅・・・神の池

2015-09-08 16:07:11 | 
朝起きてみると、テントからタープの中まで思いっきりビチョビチョ。

毎年この地に来ていると言う人の話では、ここは夜の入口あたりで毎日かなりの湿気を含んだガスが発生し、全てのものを濡らすのだそうな。

だから豊かな牧草があるのだろう。そのためリピーターは夜一切のものをしまいこんで濡れないようにして寝るのだとか。

なるほど、その場所ごとに対応しなければならない条件があるってわけだ。

雲の向こうに陽が登り始めると流石に空気はいくらか乾燥をし始める、今日の予報は雨、いろいろ悩んで摩周湖ユースホステルに宿をとった。


先程の人に標茶駅近くのテレーノ気仙と言うホテルの風呂がいいと情報を得たので午前中から向かう。


なるほど、柔らかなお湯で中々良い湯だ。

早朝5時から入浴受付しているということは地元のお年寄りも入りに来るのだろうか。

この日も大きな声で話しているジモティの爺ちゃんが居ましたよ。


昼になったので、線路脇のあげ富と言うラーメン屋で

  

味噌ラーメンとミニカレーに醤油ラーメンを食べた。



今日はこの地で停滞、この天気じゃあ、摩周湖も阿寒湖もアカンべと決めて、道の駅摩周湖から神の池に向かう。



この池、近年話題になっていると聞く。



確かにアタシが居た二十数年前には聞いたこともなかった。

駐車場から5分足らずで周囲数十メートルの小さな池に着く。



なんでも、ここの水は摩周湖と繋がっているとか・・・



透明で青く澄んだ美しい水



池の中心辺りには湧き出ている砂地があり、そこに群がるように魚たちが居た。


北海道への旅・・・屈斜路湖

2015-09-07 15:38:20 | 
クッチャロ湖を早朝出発して、オホーツク側の海岸線を南下する。



しかし、空はどんよりしたまま。



テンションも上がらないままサロマ湖畔に到着、9時を少し回ったばかりなので道の駅に立ち寄る。

  

愛ランド湧別と言う道の駅だったのだが、まだ準備もできてなくて興味を湧くものもなかったので、ここから内陸に向きを変えた。



北見に近づくとだんだん晴れ間が出てくる。

市内に入った頃、完全に晴れ上がった。

イオンで食料を補充し、寿司でも食うかとトリトン寿司を見つけたので行ってみると1時間待ち、運悪くDUGATTI(ドゥガティ)のバイク集団10人の後になってしまった。

それでも買い物をしたり、ガソリンを補充したり、久しぶりの日光を浴びたりしながら待つことしばしがっちり頂いた。

途中、地元のホームセンターで待望のバチバチも手に入れることができた。



ここから弟子屈に向かう。

美幌峠は快晴、白樺が美しい。

展望台から見える屈斜路湖も美しかった。

  

雲の動きも早く

  

せかされるような気分にはなるが、それでも晴れた屈斜路湖が見えて良かった。

    



しっかり堪能して今日のキャンプ場に向かう。

北海道への旅・・・ノシャップ岬~稚内

2015-09-04 09:43:56 | 
雨に追われてノシャップ岬まで来た。



利尻や礼文と結ぶ連絡フェリーは稚内港から出ているのだが、ここには小さな漁港があった。






岬の花壇に



ハマナスが咲いていて、別に珍しくはないのだが



この実と言うのか種と言うのか、これはアタシには珍しいものに見えた。




そのまま稚内に向かう。

北海道へ来ると、北方四島が現実のものとしてひしひしと感じられるのだが

  

街のいたるところにロシア語の表記があった。



この街のとあるレストランに「スラッピージョー」なるハンバーガーを食べさせてくれる店があるとのことで、開店の11時まで待っていたのだが2分前になっても始まるのか始まらないのか表情がはっきりしなかったので尋ねてみると、

「11時から、、、」だそうな。

2分だぜ、2分。

ちょっと気分を害したアタシは、そのまま食べずに行こうかとも一瞬考えたが、食い意地が張っているのとこの先どういうものが食べられるのか不安もあったので5分待って入ったら2組目だった。



で、これ



手前がスラッピージョー。

ハンバーガーの上にトマトソースのグラタンソースが乗っているようなものなのだが、正直飽きる。

食べちゃったけど、高齢者は控えめにネ!

北海道への旅・・・サロベツ原生花園

2015-09-03 17:03:19 | 
朱鞠内湖を見たいと思って40号線から275号線に入ったのだが湖は見えない。

すこし戻ると展望台があったので、そこで車を止めると京都から来ている老夫婦と合った。





世間話をしていると、なんでも幌加内の蕎麦が日本一うまいと言う。

ここ朱鞠内湖も幌加内町なのだが、中心部へはここから2~30km戻らなくてはならない。

諦めて北上する。

サロベツ原野の脇を通って、今日の宿泊予定地兜沼キャンプ場に向かう。



宿を決めてから、すこし戻った豊富町まで風呂に入りに行くついでにサロベツ原生花園に寄った。



見渡す限りの原野に


かすかに



サワギキョウや



クサレダマが残って咲いていたが、一か月遅かった。



それでも晴れあがった早秋の原野を



渡る風が心地よく



糠平湖での湿気を吹き飛ばしてくれた。