読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

晩春の麦を描く

2010年05月22日 | 水彩画
鑑賞用の麦
  小生と同じく、5坪ほどの菜園で作物を育てている友人がいて、ジャガイモやト
 マトに加えて鑑賞用の麦を作った。その麦を「活け花用にどうぞ」と戴いた。
  鑑賞用麦を活けたのは初めてであるが、折角の時期のものでもあり、絵の題
 材にし描いてみた。 

  最初緑だけだと締まらないので、補色関係にある赤系のポピーを加えて描い
 みようと思ったが、「麦とポピー」というのもちょっとわざとらしい気がしてやめた。
  
  鑑賞用とはいえ麦は麦。ちゃんと一粒ずつ整列していて、それぞれひげが出て
 いて、丁寧に描いたら気が遠くなるので、それらしく色の濃淡でごまかした。

  いつものことながら悩みは背景色。晩春ないしは初夏の植物なので、柔らかい
 緑を損なわないように淡い青緑色にした。

  麦の穂は伸び伸びとしているが、意外と脆弱なもので、すぐに折れてしまう。2
 本ほどセロテープで補強したがそれは描いてはいない。

   
    ホルベインF8

    
(この項終わり)
   
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (せせらぎ)
2010-05-23 15:47:07
ごんべえさん上手いものですね・・・。
この絵を見ていて、子供のころの懐かしい田舎の麦畑を思い出しました、最近は麦畑を見ることも少なくなってきました・・・。
麦の穂 (ごんべえ)
2010-05-26 16:12:25
せせらぎさんコメントありがとう。
旅行中で今拝見しました。
麦の絵を書いたのは初めてです。

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