読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

暑き夏の日々

2007年08月25日 | 水彩画

◇旧町民の森
 一昨年の合併でその後どんな名称になったか。旧「町民の森」は大津川が行政界になっていることから我が家にも近い。隣接して野球場・テニスコート・プールがあって、子供らがまだ小さい頃は夏休みにこのプールを良く利用させて貰ったし、テニスに夢中になっている頃は駐車場の空きスペースを使わせて貰って、暗くなるまで遊んでいたことがある。
 そもそもは「塚崎神明社」という伊勢神宮の流れを引く由緒ある神社の境内。その木立ちを利用し、憩いの場として整備された自然公園で簡単な水場や四阿屋もあるが、この辺の人は周りに自然だけはふんだんにあるせいか都会ほどの利用者がいない。夏暑いときは時折こ森を訪れ、杉の木・落葉樹の下にシートを敷いてまどろんだりしたものである。目の下にサッカー場があって、子供や素人チームの試合や練習光景も見られた。
 この所ご無沙汰していたが、先日あまりの暑さに思い立って訪れた。公園内は合併後ろくに整備されていないのかやや寂びれ、案の定人もいない。木立ちは一段と鬱蒼として、サッカー場も全体は見えなくなった。しかし木の下は涼しく、いくつもの金鳥蚊取りで結界をつくり、最近手に入れたエアーシートを膨らまし、そこに寝そべって持って行ったビールを呑み、読みさしの厚い本を枕に(時折読んで)、まどろんでいると、心はいつの間にか別世界を漂いだして、遠くに飛んでいく。わざわざ遠いリゾート地に出かけなくとも充分くつろげて明日の英気が養われるのだ。
  久しぶりに木立ちを描きました。木漏れ陽の鮮やかさがなかなか出せません。
         

◇たくましい朝顔
 日よけと鑑賞の目的で二階のベランダまで延ばした鉢植えの朝顔からは、毎年
種が庭にこぼれて、思い思いの形で伸びた朝顔が自由に花を咲かせています。
 ハイビスカスと共生する朝顔と、昨年手に入れた老爺柿にまとわりついた朝顔です。
         

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2 コメント

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私も行ったことがあります (ムジナ)
2007-08-31 14:38:23
 ごんべえさんご無沙汰しております。
私も、かって日中の暑いさなかにマラソンをしていたころ、暑さにたまらなくなりよくこの森に入り休みました。そして冷たい水を飲み英気を養いました。

 ところで、ごんべえさんの木立の絵を見ると本当に涼しそうで、またこの森に行って見たくなりました。
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旧町民の森 (ごんべえ)
2007-09-04 13:26:41
久々のムジナさんのご訪問有難うございます。
まだ暑いですね。
木陰が懐かしくなります。
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