読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

ぬか味噌漬け再開

2009年06月26日 | その他

ぬか床作り
  ぬか味噌漬けは独特の風味・味わいで、酒にはもちろん食事にも欠かせな
 いものと、何度もぬか床を作って、その都度違った風味のぬか味噌漬けを食
 べていた。会心の出来のとき(茄子・胡瓜・人参・大根など)は酒も進んだもの
 だが、一日一回の「天地替え」をちょっと怠るとすぐに咎めが来て、ぬか床全
 体がだめになった。
  なんといっても一日2回(冬場なら1回でもいい。)ぬか床をかき回し、空気を
 満遍なく行き渡らせて酵素の働きを助けないといけない。これがぬか味噌漬け
 の命だ。うまく使えば親子二代に亘るぬか床もできるというが、自分でやって
 みるとなかなか難しいことだと思う。
  いまどき「糟糠の妻」なんて言っても「・・・?なにそれ」ってなもんでいまや死
 語といっても良い。

  そんなこんなでこの十年ほどぬか床から遠ざかっていたが、最近主夫として
 の活躍が期待され出したのを機会にぬか床作りに再挑戦した。
  成果の程は? 一週間ほど後に明らかになる。乞うご期待。

 <レシピ>
 1.糠を1キロ買ってくる。(近所の米屋さんで1.8キロ100円で売っていた。)
 2.水1Lを沸騰させ、塩200gを入れて溶けたところで完全に冷ます。
 3.糠1キロが入るタッパーなど容器(出来れば陶製の)を用意する。
 4.容器に糠を入れ、2.の冷ました塩水を何度かに分けて注ぎ、掻き回す。
   ビール100ccを加える。(酵母菌の元としてパンを1枚ちぎって入れることも
   ある。)残ったビールはその場ですぐ飲む。
   乳酸菌がぬか床にどう効くのか分からないがヨーグルトをスプーン1杯入れた。
 5.味付けに「ダシ昆布20センチほど」、「鷹の爪2本」をいれる。
 6.ぬか床が酵母になじむまで「捨て漬け」をする。大根葉、キャベツなど。
 7.亀の置き場所は台所のなるべく冷たいところを選ぶ。夏場は一日2回は
   掻き回し、糠全体を天地替えする。

      
   ①陶器製の容器が残っていた  ②水1リットルを沸騰させ      ③塩200グラムを入れる


      
  ④糠は1キログラム(残りは予備) ⑤完全に冷ました塩水を何度かに分けて糠に混ぜる
                        ビール100ccを加えて発酵を助ける
                        ぬか床は「味噌」の硬さに出来上がる。 

      
  ⑥今回は念を入れてカスピ海
   ヨーグルトもスプーン1杯入れた   ⑦更に出し昆布と鷹の爪を    ⑧「捨て漬け」用の大根葉・
                                            キャベツの葉を
漬ける

  
  ⑨一応完成 台所の冷所に置く 捨て漬けを何度か繰り返し、味が「糠漬け」らしくなったら完成。

  
(以上この項終わり)

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3 コメント

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糠糖の夫? (魚沼の民)
2009-06-26 20:12:33
拙宅は梅雨が始まる頃に「糠床」を起こします。
秋口に冬眠させて夏季のみ活躍する「糠味噌」
多分、10年ほど続いているけど2回ほど都会に
分家させた記憶がありますがいずれも不精な家庭では長続きしません。長期旅行では塩で覆ったり、短期ならばラップで空気を遮断、冷蔵庫で休ませたりしますが、旅行好きな妻がいると留守を守る主夫はけっこう大変ですが「糠床」に手を入れるのは嫌いではありません、なぜなら畑で採れた胡瓜の糠漬けで一杯が夏の最高なごちそうだから・・・・
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糟糠の夫 (ごんべえ)
2009-06-26 21:50:34
なるほど。
そのうち「糟糠の夫」なる言葉が市民権を得て、糟糠の夫を持った妻だけが、おいしいぬ
か漬けの恩恵に与るという時代が訪れるのかもしれない。嗚呼。
返信する
Unknown (jasmine)
2009-06-27 10:34:56
定番ものはもちろん、セロリなどの
ぬか漬けも食べてみたいです!
返信する

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