読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

クリスマス定番のシュトーレンを作る

2015年12月11日 | ものづくり

本格的シュトーレンに挑戦

  

  三女の家族にX’masパーテイーに招かれたので、手土産にはシュトーレンをと難物に挑
 戦してみることにした。娘婿はドイツ育ちで、いつも本格的な詰め物をした鶏のローストを用
 意してくれる。それはそれは手が掛かる料理であるがとても太刀打ちできないのでスイーツ
 で。
  それに負けないほどのものを作ってやるぞと意気込んで作ったものの、出来上がったもの
 は不安をまとった怪しげな代物。切ってみないと成功かどうかわからない。1~2週間寝か
 せてから召し上がるのが作法のようなので、当日まで出来栄えの程は分からない。
  作業工程にさほど難しいところはないものの、とにかく時間がかかる(延べ5時間くらい?)。

  下の画像は仕上がったシュトーレン。粉砂糖をまとっているので素顔・中身は分からない。

  

 <発酵種を作る>
  ・強力粉40g 
  ・ドライイースト2.5g
  ・牛乳40cc
   混ぜ合わせて 30℃で60分 寝かせる。

  

  *後述のナッツを刻んでおく。

  

  *後述の有塩バターを常温で柔らかくしておく。

  

  
 <生地作り>
  ・有塩バター45g
  ・グラニュー糖30g  
  ・牛乳30cc
  ・薄力粉70g
  ・強力粉40g
  ・ドライフルーツ洋酒漬け 200g
  ・ナッツ(アーモンド・クルミなど)50g
  
  グラニュー糖と有塩バターをよく練って、牛乳→薄力粉→強力粉→発酵種
  の順によくまぜる。次いでドライフルーツ洋酒漬け、ナッツを混ぜて良く捏ねる。

  
   材料の粉など

  
   3日前につくったドライフルーツの洋酒(これはブランデー・ナポレオンX・O)
   漬け(ナッツも入っていたので一緒に入れてしまった)

  

  フロアタイム30℃ 60分。

 <マジパンつくり>
  生地のフロアタイムの間マジパンを作る。

  ・粉糖 30g
  ・アーモンドプードル(パウダー) 30g
  ・卵白 5g~
  
  粉糖とアーモンドパウダーと合わせて卵白を少しずつ加えながら程よい固さに練り上げる。
  直径 1.5cm 長さ15cmの棒状にまとめる。

  
   材料の粉糖とアーモンドプードル、卵白

  
   成形したマジパン

 <成形>
  
  ・フロアタイムを終えた生地を18cm×22cmの楕円状に伸ばし、その上に
   左右1/3程度の位置にマジパンを乗せる。
  ・マジパンを生地でくるむ。
  ・裏返しして、マジパンが入っている一方だけ綿棒で少しつぶす(キリストの
   産着をイメージするとのこと)。

   
    フロアタイムを終えた生地

  
   マジパンを載せる。

  
   マジパンを包み、裏返しして・・・

  
   最終発酵に入る

 <最終発酵>
   成形した生地を30℃で60分間発酵させる。

  

  <焼き上げ>
  最終発酵が済んだ生地を200度で40分間焼く。
  途中30分ほど経ったら焼き加減を見て、焼きすぎる気配があったらアルミホイル
  で包む。

  
    焼き入り30分の状態

   
     アルミフォイルで包む

  
 <仕上げ>
   無塩バター100gを溶かし、刷毛で満遍なく生地に塗る。
   粉糖を惜しげなく振る。しっとりしたらまた掛ける。

   

   出来上がりました。

   食べるのは2週間あとにしましょう。
  
   * レシピはクリスマスレシピコンテストスイーツ部門賞受賞の以下のURLを参考に
     させていただきました。   
     
     http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11403724521.html  

                                          (以上この項終わり) 
  

コメント
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