今日、知り合いの方から、何十年も前から、土地を貸しているが、契約書がないので、どうしたらいいか。という相談がありました。
話を聞くと、貸地に土地の借主の建物が建っているとのことでした・・・・・これは、借地借家法による借地権が存在します。
借地権という権利は、「土地を借りて使用できる権利」のことです。
土地の権利には所有権と借地権とがあり、借地権の場合は土地所有者(地主)が別にいて、土地を使用する権利のことをいいます。
他人の土地に自分の家を建てて住み、地主に地代を支払っている場合に、その人はその土地を使用できる権利として「借地権」を持つことができます。
土地を返してもらうには、大変な労力と金銭が必要になってきます。
ですから、相談者には、契約書の作成も重要ですが、借地権と底地を整理することを、最優先としてやったほうがいいですよ。とアドバイスしました。
お知り合いの弁護士さんに、相談することが、一番です、ともアドバイスしました。